月に一度は奈良公園近くに行くのだが、そんなときは河島英五のご家族経営のカフェで昼食をとることが多い。
そこには、英五のギター、バイク、ゴールデンディスクなどが飾られているが、彼が急逝してから20数年経っているから、スタッフはきっと英五を知らないだろう。
写真の「壁画」は英五が描いたものだが、元々は彼の妻が法善寺横丁で開いていたカフェの壁に直接描いたものだった。
その店が、英五の死後の翌年、周辺一帯の大火災で被災したのだが、考古学、文化財学などで有名な奈良大学の西山要一教授(当時:文化財保存科学)らが遺物の修復技術で復活させてここにある。
インバウンドの皆さん方は振り向きもされないが、私はいくたびにいくつかの「壁画」を楽しんで元気をもらっている。
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