友人の「ひげ親父」から、堺の百舌鳥八幡の秋(月見)祭のメールと写真が届きました。
曰く
「今年は土師町の「黒房」の宮出しをたっぷり楽しみました。やっぱり河内モンは「だんじり」より太鼓台ですなー。」
京都山城、奈良、大阪河内、平野、堺泉州、淡路、播磨、四国、長崎等西日本各地に広がる蒲団太鼓・・。
このルーツは、中世に繁栄した堺にあるらしいが、屋根に蒲団を重ねるのを思いついたのはどうしてなのでしょう。あの座布団の上に神様が座っていらっしゃるとの説もあるが、雑誌「堺泉州」に数回大特集があったが詳細は判らない。
近頃はマスメディアが「泉州の秋祭はだんじり」と、例によってステレオタイプの報道をするのでそのように勘違いされておられる方もおられますが、魂が揺さぶられる太鼓台の魅力は筆舌に尽くし難いので、どうか現場にお運びを・・・。
独特の唄を歌いながら
ベーラショ ベーラショ ベラショショ と声を合わせて ドン ドン ドデドン と練り歩く太鼓台に痺れること間違いなし。
開口神社(大寺さん)の蒲団太鼓では、寄付を頂いたお家の前で、 ドコドコドン(これは太鼓の音)
ヤーエ(声) ドコドコドン
ヤーエ ヨンヤマカソコジャイナ ヨーンヤセー という御祓い(?)をしていたが、この言葉も不思議不思議?
追伸 重さ数トンの太鼓台。担ぎ手が減ったり、筋肉労働者が減ったりで、宮入等のほかは車を付けて引っ張ったりすることも多くなったが、残念ではあるが誰も責められない。