八尾出身の友人が「小さい頃はやーごんぼと言っていた」と教えてくれたときは、「やー」は八尾の「や」だと早飲み込みしていたが、正しくはその形状が「矢」みたいなので「矢ーごんぼ」という言い方があったようだ。
何年か前に大型スーパーで「若ごぼうはありますか」と尋ねたら置いていなくて、新ごぼうに案内されたので、「関西で商売するなら葉ごぼうともいう若ごぼうを置くよう上司に伝えておいて」と言ったことがあるが、私の一声だけとは言わないが、数年後から八尾の若ごぼうが並ぶようになった。
早春の山菜や野菜は揮発性に似た香りが特徴だが、レシピなどには「アクを抜くよう」書かれている。しかしアクが消えたら只の野菜だから私はアク抜きはあまり好まない。
そういう独特の香りや苦みは多くの場合抗酸化成分(ポリフェノール)の素でもある。
健康に特化した雑誌があったり、それを特集したテレビ番組が・・、納豆だ、カカオだ、きな粉だ、アマニ油だ・・・などと宣伝されるたびにスーパーの戸棚が空っぽになったりするが、何か一品で健康回復もないだろう。それよりも、昔からの旬の食材を美味しく戴くに限るように思っている。
今夜も悪玉コレステロールが少し減ったような気がしている。そして七十五日寿命が延びたはず。
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