ほんとうかどうかは知らないが、きっとほんとうのことなのだろう。私はそういう感覚が好きである。
昔、毎日放送テレビの夕方のニュース番組の中に「憤懣本舗」というのがあった。
確かに「自転車が歩道をスピードを上げて走っている」などという投書を追いかけるのは悪いことではないが、世の中の巨悪には一切触れず、隣の小悪をつるし上げる雰囲気を私は好きでなかった。
それが近頃のラジオを聞いていると、例えば「マナーの悪い年寄りがいた」的な投書を募るコーナーがけっこうあったり、その種の証拠動画をネットで拡散して罵倒するようなSNSも少なくない。
事案は確かによくないことでも、「そこまで言うか」というのが私の感想だ。
PRESIDENT Onlineに面白い記事があった。ごく一部だけ紹介すとこうだ。
【勤勉な日本人が、なぜ貧しくなったのか。労働生産性はG7最下位、ジェンダー平等も最低水準にとどまる。フランスで暮らす作家・林巧さんは「毎日利用しているパリの地下鉄やバスで目にする『車内風景』に、その答えのヒントがある」という。現地からリポートする――。
さて、パリのメトロに毎日乗っていて、車内の空気に馴染んで思うのは、パリには自由がある、あるいは禁止と強制がない、ということだ。みんな自分の好きなスタイルで乗り込み、それぞれ好きなことをやっている。乗り合わせた他人がどんな格好をしていようが、何をしていようが気にしない】
ほんとうに日本はつまらない国になりつつある。学校が悪いのか、企業が悪いのか、そもそもは中央、地方の政治が悪いのか。
先日、”かんてき”で秋刀魚を焼いた。
これも昨今なら香害かもしれないが、孫の世代に伝承しておくのも祖父母の責任ではないだろうか。
やっぱり近所迷惑だろうか。どう思う?

”かんてき”懐かしいです。まだお持ちだったのですね。秋刀魚はカンテキで焼くのが一番!悲しいかなマンション暮らしではかないません。
返信削除この『かんてき』(七輪)は金属製の比較的新しいものです。懐かしい珪藻土製のものではありません。それでも炭火焼は風情があります。
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