こんな国は世界中に外にないと読んだことがある。日本は詩人の国らしい。
朝日新聞の場合は日曜日に「朝日歌壇・朝日俳壇」というのがある。
さらに「朝日川柳」というのは1ページではないが、その代わり毎日掲載されている。
素人だがここのは主には時事川柳という性格が強い。
そこで自分なりに「内外の政治の変化が速すぎるので時事川柳が追いつかない」という趣旨の川柳を某新聞に投稿したところ、ガザでは一時停戦が合意され、国内では自公連立が崩壊し、文字どおり追いつかないので、俄か川柳子としては大いに弱っている。
さて、近年の選挙ではSNSが大きな影響力を示している。
品のない切り抜き動画などではあるが、別の角度から見るとそれもまた言葉のバトルと言えよう。だから「メッセージの伝え方」は馬鹿にできない現代人のテーマである。
そんな漠とした問題意識があったので数日前に書店にあった俵万智著『生きる言葉』を購入した。解らないところもあったが頷くところも少なくなかった。
読書感想文を書く気もないが、*殺人をかくも丁寧に裁きつつ戦争をする国家とは何* というような短歌に出逢うと、ハッと目が開く。

忙しさにかまけて子育てを反省しながら読みました。
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