話せば大昔のことに遡るが、ラジオでFM放送局ができたころから、AM局との大きな違いの一つに「ニュースのときにBGMが入る」というのがあったように思う。けっこうアップテンポの音楽を流しながらニュースが読み上げられていた。
それが昨今では、ごく普通にAM局でも、さらにはテレビでもBGMがついてくることが少なくなくなった。
そして私は、昔も今も、その種のBGMが嫌いである。
仕事の現職の頃、ラジオCM(広報)を実施したことがあり、スタジオに出かけてCMテープのBGMの選曲をしたことがあるが、大層な設備の下で、「いや、もう少しこんな風に・・」というとすぐに別の曲を選んで作ってくれるのに驚いたことがある。
そしてそのときも、私が最後に下した結論は、「BGM抜きで女性アナの一人語りで」だった。
右脳人間と左脳人間の違いかもしれないし単なる嗜好の違いかもしれないが、私はニュース番組や果ては普通の会話の場面にまでBGMが入るのには不快感があるのである。
これは個人の感想だ。早い話が時代に取り残された老人の戯言かもしれない。ご同輩の皆さん、如何。

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