作詞 門倉 訣 作曲 関 忠亮 の『桑畑』という名曲がある。
1 桑畑の しげる葉は
亡き母の 背におわれ 苗植えた 昔から
とぶ鳥さえ なじんでたが
2 桑畑は 今荒れて
爆音は ワラ屋根に さける程 たたきつけ
桑畑は 吹きさらし
3 桑畑は 握りこぶし
振り上げて ならび起ち 畑守る この私と
芽ぐむ春を もとめうたう
4 春になったら 枝を刈り
かおる葉を カゴにつもう むく鳥よ 高く舞い
このよろこび 告げてくれ
ところがこの鳥は秋になると大集団をつくり、かえって天敵の少ない都会の駅前広場の街路樹などを塒(ねぐら)にする。
何十年も前、枚方市内に通勤していたときには駅に近い遊歩道がねぐらになり、糞公害と騒音?で大問題になっていた中を通勤した。
先日の早朝、わが家の周辺が突然騒がしくなった。「ムクドリだ」と思ってベランダに出ると、わが家周辺の電線に、千羽を超える大集団が朝の「出勤」の一時休憩に留まっていた。
駅周辺の街路樹を飛び立ち、田畑へでも向かうのだろうが、千羽を超える集団はもう可愛げも何もない。
愛鳥家である私だが、布団叩きでバン!と鳴らした。
相手さんは「何を!爺さん一人が!」と近くの電線に引っ越した。ご近所には申し訳ないことをした。

「桑畑」の名曲で一言 作曲されたのは1956年私が小学2年生の時だったらしい。その間何も知らずに勉強にも励むこともなく、高校2年生になり、堺の地域にある青年サークル「不死鳥」に屯していた。そのころ姉ちゃん的な女性たちから、砂川闘争の歴史や「桑畑」を歌唱指導してもらった。好きなメロディでした。60年ぐらい前かぁ 遥かな想い出や 孤高岳人
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