2020年7月19日日曜日

胃カメラのベテラン

 人間ドッグに行ったことを15日にアップした。
 無料もしくは低額の特別健診でなくわざわざ人間ドッグに行った理由はただ一つ、我が自治体の特別健診には胃カメラがなくバリウムを飲むX線検査であるからだ。
 あのバリウムを飲んでから正常に戻るまでの鬱陶しさが嫌だし、胃カメラの方が検査の精度が高そうだからである。

こんなんやったという友人もいた
   昨年もそうしたが今年も「鼻から」を選択した。
 私はけっこう我慢強い方だから、OB仲間で「エズいて七転八倒した」と言ったようなこともなかったが、検査中、違和感がなかったといえばウソになる。
 ただひたすら、今はまだ入口かな、だいぶ奥に行ったようだ、などと目をつぶったまま想像していた。
 そして、日本の技術革新なら、もっともっと細い管にならないものか、錠剤程度のカプセルカメラを遠隔操作して最後はゴホンと吐き出せないものかなどと考えていた。

 そういう私に対して妻は胃の内視鏡手術も経験していて、胃カメラはもうベテランの域に達していて「検査中ズーッと画面を観察していた」とケロッと話した。それに比べれば私は胃カメラ青二才である。

 この先、歳をとると病気は避けられないだろうが、だんだん治療そのものが辛くなって来ないだろうか。
 雨天の上にコロナ騒ぎの病院内であったので、少し神経症気味に鬱になった。

 神経症・心配性がらみで付記すると、政府や大都市の知事さん方は相変わらずクラスター関係者中心のPCR検査で済まそうとしている。
 クラスター外に無症状者が相当数存在すると誰もが認めているのにである。
 その無症状者がウイルスを撒き散らせば、既往症のある人や高齢者にうつして、うつされた人が重症になったりする可能性がある。
 PCR検査をしないままGoToキャンペーンをして、GoToでなくても間もなくお盆の帰省が想定される。
 心配性だったと笑い話になればよいのだが、お盆明けの8月下旬に地獄の釜の中を覗き見ることがなければよいが。
 マイカーを利用したとしてもサービスエリアのトイレは避けられないだろうから・・・、この国は何処に向かって突入していくのだろう。

 検査数が増えれば感染者数が増えて、検査数が減れば感染者数が減る。こんな感染者数なる「統計」を基にメディアも何もかもが動いている。こんなのは統計でもない。
 調査なくして方針なし。調査事実という土台がない。
 この国は幼児化、退行していないか。

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