2026年4月4日土曜日

マクロン 紅の豚


 ネット上の
J-CASTニュースの要旨によると、31日に来日したフランスのマクロン大統領が41日にXを更新し、スタジオジブリの宮崎駿監督の作品「紅の豚」について日本語で言及した。
 マクロン氏は「紅の豚」の主人公が描かれた絵をXで公開。「26323日」という日付とともに宮崎監督のサインが記されており、「マクロンさま!!」というコメントも寄せられている。
 マクロン氏は、「紅の豚」について、「世界の暴力や荒々しさに抗いながら、決して揺るがない自由の理念を掲げています」と日本語で紹介。「いま私たちが平和と民主主義、そして自由を守らなければならないこの時代に『紅の豚』」と綴り。最後に、「この作品を受け取ることができたことに、心から深く感謝申し上げます。宮崎駿監督、ありがとうございました」と感謝を示した。・・という。
 「紅の豚」というと私は2月23日の「光の春」でアドリア海とアルバニアについて書き、そのコメント欄に「ミラノそしてアドリア海というと「紅の豚」の聖地?です。時代はファシスト党が暗躍してきた時代。〽サクランボの実る頃はそれを歌っています。今の時代にもう一度語り合ってもよい映画です」と書き込んだ。
 マクロン氏はフランスでは左派連合でもないが、ファシストに対するレジスタンスの精神は生きていたということだろうか。それに比べて・・・・とは、もう言うまい。


2026年4月3日金曜日

ミサイル基地

    防衛省は31日、敵基地攻撃能力を備えた長射程ミサイルを国内で初めて熊本に配備した。中国の沿岸部主要都市や北朝鮮が射程に入り、10年ほどかけて国内各地に配備を進める計画で、日本のミサイル網の構築を急ぐとしている。
 26年度中には静岡県富士にも配置し、それは北京を射程距離に含むとしている。
 国内各地配備ということでは、近畿では京都府南部の祝園弾薬庫がそういう基地になる可能性が非常に高い。その住所が京都府のため遠くの出来事のような感想の方もおられるかもしれないが、荒っぽく地図上で測ると、交野市役所はほゞ6㎞、奈良市役所が約10㎞、枚方市役所までが約11㎞という距離にある。また、国立国会図書館などのある京阪奈学術研究都市に隣接している。
 昨今のトランプの発言で明らかなとおり、ミサイル基地は「敵国」の先制攻撃の目標になることは明らかだし、もし中国を念頭に置いて言えば、日中のミサイルの数は大人と子ども以上の差がある。
 その上にイランをめぐる外交を見ていても、恥ずかしいことだが、日本の外交は中国の外交の足下にも及んでいない。
 高市首相とその内閣の発想こそ「お花畑」で非現実的だと思われる。
 こんな大事な時に、こんなレベルの政府与党を産んでしまったことは悔やまれるが、とまれ、政治は国会議事堂内だけで決まるものではない。
 アメリカ国内でも800万人という反戦デモが起こっている。
 

2026年4月2日木曜日

活字は嘆く

    アメリカの二十歳の女性が、自身のメンタルヘルス(心の病)の原因を作ったとして、インスタグラム、フェイスブックなどを運営するメタ社とユーチューブを運営するグーグル社を相手に損害賠償を求めていた裁判で、ロサンゼルスの州裁判所の陪審団は325日、心の健康を害する依存性の高いソーシャルメディアのプラットフォームを意図的に構築したとして、原告勝訴とし、被告は原告に600万ドル(約95千万円)支払うよう命じた。
その他の国でも、若年層に対するSNSを禁止する国が増えつつある。
 さて先日、孫の夏ちゃんがやってきたが、長時間スマホ(ゲーム機?)ばかりに齧りついていて、前述の世界の動きも「むべなるかな」の感を強くした。
 そこで「こんな本、暇つぶしにでも持って帰るか?」「クラスにイタリアやフランスのことは知っている子は多いやろうがウズベキスタンやキルギスを知っている子は少なくないか?」と『中央アジア紀行』の美しい本を渡そうとしたが、「ええわ」と言って持って帰らなかった。
 中学生は忙しそうだ。
 だいたい私だって、キルギス、タジキスタン、カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメンスタンの国境線を白紙地図帳に描けと言われてもお手上げだ。
 それでもそこには私たちと同じアジア人がいて、同じような喜怒哀楽がある。
 自国ファーストなどというキャッチフレーズのなんと貧弱なことよ。

2026年4月1日水曜日

シメ

    「おや、ヒヨではないゾ、シロハラかな? イカルかな?」と室内から窓ガラス越しにスマホで撮った。
 本来ならここでハンドブックを繰るのだが、世間に毒された身は即スマホでAIに聴くという体たらく。そしてスマホの回答は「シメである!」と御名答!
 悔しいがAIには首を垂れている。
 バードテーブルにはヤマガラ、シジュウカラ用に小粒ヒマワリを置いているが、わが庭にまでシメがやってきたのは初めてだった。
    地球規模では環境破壊がおびただしいが、部分的にはこんなこともある。それとも、本来の自然が弱ってきたのでわが家まで飛んできたのだろうか?
 
 夏に北海道で繁殖し、近畿あたりでは冬鳥とされている。
 写真のとおり、冬毛のため少しコントラストが弱い(夏毛の写真は格段に鮮やかだ)が、スズメよりは大きくてズングリムックリしていて、なによりも太いクチバシが立派である。
 


2026年3月31日火曜日

すき焼きうどん

 
    好きなうどんは何ですか? 私は結局きつねかも・・・。
 さて、孫の凜ちゃんに聞いたところ「すき焼きうどん!」と返ってきた。
 すき焼きの終盤に入れるうどんであるが、普通にうどん屋さんでは出てこない。
 これなら栄養価も問題ない。祖父ちゃん祖母ちゃんは腕によりをかけて準備した。
 私のすき焼きは砂糖と醤油で文字どおり「焼く」に近い関西風で、水分は料理酒少々といったところ、この終盤にうどんを入れて出汁を吸い取らせるから美味いに決まっている。
 どちらかというとパスタに近い。
 凜ちゃんは正直だから、美味しかったら食事の途中でボーノ!と言ってくれる。そして「すき焼きうどんパーティー!」と。

2026年3月30日月曜日

新子の季節

    ネットには「カマスゴはカマスの子」としっかり書いてあるものがある。かくいう私も長年そう思っていたが、実は全くの別種らしい。
 魚の名前は地方地方でも異なっているし難しい。
 カマスゴの小さいの(稚魚)をイカナゴと私などは呼んでいる。主に釘煮で食べる。ここ数年は大不漁がニュースになっている。
 そして釘煮にするような稚魚よりも少し大きくなって、カマスゴまでは成長していないものをシンコ(新子)と言っているが、「イカナゴとシンコは同じだ」などとの異論も多い。まあ、私はそう呼んでいる。「チリメンジャコ」レベルがイカナゴ、少し大きくなってシンコ、さらに大きくなるとカマスゴという風に。(異論もある)
 シンコやカマスゴは鮮魚(生)ではなく釜揚げで売られている。
 私はそれを近頃はそのまま「土生姜+甘酢」で食べている。これは春限定の味である。大不漁の中よくぞわが家まで到着してくれた。
 魚屋で見つけたら購入すべし! 「こんど・・」などと思うと来年春まで食べられない。なお、腹側に魚体が曲がっているものは鮮度がよいと言われているから、美しいものを買うのは間違いらしい。

2026年3月29日日曜日

普通のことを普通に語れば

    自民党の日本・イラン友好議員連盟は26日、国会内で総会を開き、議連の会長を務める岸田元首相は、「我々はあらゆる外交チャネルを駆使して対話を行い、課題解決に向けて汗をかいていかなければならない」と出席者に呼びかけ、参加したペイマン・セアダット駐日イラン大使は、「日本はイランの友人であり信頼している」などと述べ、イラン情勢の解決に向けて、日本が中心的な役割を果たしていくことに期待感を示したと報道されている。
 報道されていること以上のことは何も知らないが、高市トランプ会談の一方でこういう事実のあることも忘れないでおきたい。
 そして、議員連盟は単なる八方美人ではなく、高市首相に対して、①今般のアメリカとイスラエルによるイラン攻撃は国際法上も違法であり、「法の正義」を掲げる我が国としては支持できない。②よってアメリカとイスラエルには即時戦争終結を要求する。③ただイランの内政には基本的に干渉しないが、全人類の課題である核兵器の開発は行うべきでなく、世界168か国が加盟している国際原子力機関(IAEA)の査察を無条件で受け入れるよう要求する。・・との立場を明瞭に発言するよう求めるべきだと私は思う。
 こんな当たり前の話を、どうしてマスメディアは訴えないのだろうか。
 イランのアラグチ外相は、敵対的でない国のタンカーのホルムズ海峡通過は保証するとも言っているわけだから、医療機器や材料の逼迫など石油危機は解消される。ただ一つ、トランプだけが怒り狂って嫌がらせをしないかという心配だけだろう。もしそうだとしたら、まともな国家同士の新しいネットワークに進めばいい。
 土曜日にスーパー前でやたらとトイレットペーパーを買っている人を見かけたが、そんなことよりも一緒に「アメリカ・イスラエルの戦争反対」と言いませんか?
 先日、「社畜」ということを書いたが、日本国中の大人たちは「私たちはアメリカの家畜ではない」と言いましょうよ。

2026年3月28日土曜日

カタールゲート

    先日、ABCの昼の番組ワイドスクランブルにフリージャーナリスト西谷文和氏が出てきて、その少し前にイスラエルとパレスチナ(ヨルダン川西岸)に行っていたという最新のレポートを語っていた。
 例えば、ヨルダン川西岸(東エルサレム)では「国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の本部」ビルそのものがイスラエルによってブルドーザーで破壊されていたというのだが、日本は国連加盟国、その分担金は米中に次いで世界第3位とか。その建物(財産)をイスラエルが一方的に破壊しているのを私は知らなかった。つまり日本のメディアはほとんど(全く?)報道しなかった。
 知らなかったということでは、私の勉強不足に尽きるのだが、イスラエルでは「カタールゲート」と呼ばれる事件が問題になっているという。
 驚くべきことにカタール政府は20182023年、当時のイスラエルのネタニヤフ内閣の承認を得て、ハマスが支配するガザに毎月数百万ドルの現金と支援物資の提供を行っていたが、その過程で、ネタニヤフ氏の側近2人がカタールから金銭を受け取った疑いで捜査されているらしい。
 「何かの聞き間違い?」と思ったが、西谷氏によると「イスラエル(ネタニヤフ)はパレスチナ暫定自治政府の内紛を大きくするために、西岸で主流であるPLO(その主流のファタハ)とガザのハマスの対立が深まるようハマスを裏で「援助」していた」と解説していた。2023年のハマスのイスラエル侵攻まではそれで上手くいっていたらしい。
 それがカタールゲートで徐々に暴露され、ネタニヤフ自身にも捜査の手が伸びてきたため、一番効果的な戦争によって政権延命を図ろうとしているのが現状の本質部分だという。
 そういう意味で、秋には選挙を控えているネタニヤフと同様に中間選挙を控えているトランプの利害が一致し、戦争政策をもてあそんでいると考えられそうだ。
 そこに、恐ろしいほどの宗教右派の主張と「票」があるので、極東の小市民にはなかなか理解が及ばない。
 西谷氏の話は You Tube 「路上のラジオ」(第276回など)で聴けるから、それぞれで探求するしかなさそうだ。
 なお、カタールゲートのゲートという言葉が1970年代アメリカのウォーターゲート事件に由来していることはいうまでもない。

2026年3月27日金曜日

ホトケノザ

    24日に「ホトケノザとヒメオドリコソウが満開」と書いたが、このホトケノザ(仏の座)は、ほんに蓮華の上に座っているように咲いているので判りやすい。
 だが問題は、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、の春の七草のホトケノザはこれではないということ。
 春の七草のホトケノザは正しくは写真のコオニタビラコだからややこしい。
 だから一旦覚えても毎年この名前は何だったかなあと首をひねる。
 ところが昨今は、スマホのカメラ機能で質問すると即座に名前などが判る。便利だと思うが、もの足りない気分も残るのはなぜだろう。

 スマホの機能でもう一つ。近頃の私の朝食はトーストだが、トーストは5枚切り、カマンベールチーズは6P、ヨーグルトは4個セット、乳酸飲料は10本セットで、何かが切れそうだと買い物に出かけている。
 そこで、買い物に出かける回数を減らすためにはいつ出かければよいかと、つまり最小公倍数の出し方はどうだったかなあと遠い記憶を探ってみた。先に答えを書くと最小公倍数の出し方には3通りあり、①倍数を書きだす方法、②連除法(はしご算)を使う、③素因数分解を使う、・・のだが、なんと、スマホで「5と6と4と10の最小公倍数は」と尋ねると即時に答えが出てくるのである。

 漢字もいざ書こうと思うとアレレと手が止まるときがある。
 賢明な皆さんはそうではないだろうが、私はずんずん退化していっているのが判る。

2026年3月26日木曜日

古代寺院と造営氏族

    小笠原好彦著『日本の古代寺院と造営氏族』吉川弘文館は、索引を除いて355頁の大著である。
 大きな目次だけを紹介すると・・・、
 第一部      大和の古代寺院と造営氏族
  第一章      願興寺出土の飛鳥朝軒丸瓦と造営寺院
  第二章      巨勢寺跡と造営氏族の動向
  第三章      吉備池廃寺と木之本廃寺の性格
  第四章      川原寺の瓦当笵の移動と寺院の造営
  第五章      檜隈寺跡の伽藍と大改修
  第六章      本薬師寺の伽藍と新羅の感恩寺
  第七章      小山廃寺の性格とその寺院名
  第八章      加守廃寺の長六角円堂とその性格
  第九章      毛原廃寺の性格と造営氏族
  第十章      菅原遺跡の八角円堂と長岡院
 第二部      大和周辺の古代寺院と造営氏族
  第一章      摂津の猪名寺廃寺・伊丹廃寺と造営氏族
  第二章      古代の同笵軒瓦からみた僧寺と尼寺
  おわりに
   ・・・となっている。章の下の節を書くとするとこの記事が終わってしまう。「おわりに」だけでも17頁に及んでいる。

 多くの章の骨子については夫々私が受講したものだが、不良受講生の記憶は矢よりも早く消えているから、この本を読むたびに新鮮で、「そういえばそんな講義だったな」とやっと記憶を呼び戻す日々である。
 とりあえず斜め読みをしたが、これから一章が一冊の本だと思って、興味の湧く章からゆっくりと再読していきたい。
 柱穴や礎石や瓦の紋様などなどの考古学的な見解と、日本書紀その他の記録を照合しながら歴史を明らかにしていくこの本は、一面では推理小説、サスペンス劇場のような面白みもある。
 高額であるから購入まではお勧めしないが、図書館で読んでみてほしい。なければ図書館に購入方依頼してほしい。
 暗記ではなく探求する歴史は面白い。

2026年3月25日水曜日

焚火パーティー

    NHKeテレ 日曜朝早くに『野菜の時間』という番組があるがその中で・・・、ある日曜日の番組の片方では、「こう耕して、こう肥料をやって、こう農薬をまく」という番組をしていると思うと、別の日(週)には、「耕す必要なし(不耕起)、草取り農薬必要なし」という「有機のチカラ」という放送をしている。どっちやねん??
 で、怠け根性は「渡りに船」と有機不耕起栽培側に傾くのである。
 写真はホトケノザとヒメオドリコソウの群落だが、実はウスイエンドウの畑そのもので、この上にウスイエンドウが伸びている。
 ホトケノザもヒメオドリコソウも満開で実に美しいが、資本主義社会で市場のお世話にならない花は「雑草」と言って嫌われている。草に意思があったなら「理不尽な!」と怒っていることだろう。

    そんな放送のあった日曜日に、孫の凜ちゃんのリクエストで焚火で焼き芋と焼きリンゴを作った。
 近畿一円乾燥注意報が出ていたが、可愛い焚火なので許してもらおう。
 焼き芋もこれまで何回も失敗してきたので近頃は「ほゞマスター」というレベルにだんだん近づいてきた。
 さつま芋自身品種改良で旨くなっているし、生焼け、丸焦げさえしなければ旨い焼き芋は作れるのだが、そのタイミングが難しい。
 いろんな調理器具で焼き芋も上手くできる時代だが、それでも焚火の焼き芋は格別で贅沢だ。
 やきいも やきいも おなかがグー
 ほかほか ほかほか あちちのチー

2026年3月24日火曜日

9条の制約

    日米首脳会談が終わって、世論調査では内閣支持率が上がったと報道された。少なくない人々が、投資という名の莫大な貢物と引き換えに予想値の中では最悪のシナリオを回避できたことを評価したのだろう。
 最悪のシナリオはホルムズ海峡への自衛隊の派遣で、もしかしたら日本国民である隊員の犠牲をも厭わないという想定であったのは間違いなく。少なくない国民がその可能性を払拭できないでいたところ、それだけはなくなって多くの日本国民がホッとしたという感情が世論調査に反映されたのではないか。
 高市シンパのSNSでの発信では、「日本には憲法9条があるから自衛隊派遣などありえないのに、あり得るかのように心配していた人々はがっかりしただろう」と揶揄するのがあったが、私の知らない間に高市シンパは護憲派に鞍替えしたようだ。それならそれでよろしい。
 しかし! 西欧の主要国トップは「国の法制度上は艦艇派遣できるが、この戦争には正義がないから派遣しない」と明確に述べているが、高市首相の論立ては「私はトランプさんネタニヤフさんの戦争は正しいと考え艦艇を派遣したいが、日本には憲法9条があるから派遣できないことをわかってほしい」というものだ。
 これを「似て非なるもの」だと正しい理解が広がればあんな内閣支持率は出ないのではないだろうか。

 以前のことだが、私は航空自衛隊のハイレベルの幹部の方と親しくしていただいていたことがある。その折、何人かの酒席でAさんが「やっぱり皆さんは改憲派ですか」と尋ねると、大幹部のその方は「憲法9条は変えてはならん」ときっぱりと申されたので少々驚いたことがある。憲法9条の下での自衛隊というのが尤も現実的な防衛策だと・・・
 高市シンパの皆さんは護憲や自衛隊の海外派遣反対などの主張を「お花畑だ」などと揶揄されるが、ユーラシア大陸のそばの列島の島国で、しかもGDPも順に抜かされて行っている現実の下で、軍拡で脅せば周辺諸国は腰を抜かすであろうという想定こそがお花畑でなくて何であろう。
 いまの瞬間は石油問題が話題であるが、レアメタルどころか日本のコメ作りの肥料や農薬の自給率はほゞ0%である。
 土下座外交をせよというのではない。憲法9条を堅持した友好外交こそが日本国民を豊かにする道である。

2026年3月23日月曜日

木の芽時

    春分の頃、気候も変化し連動して体調も不安定になる。特にこの時期は「木の芽時」といって昔から「メンタルの不調」が起きやすいと言われてきている。
 冬が過ぎて芽吹きが花のように美しくパッといきたいのに毎日難儀なことである。
 ただしメンタルの不調に対してガンバレなどと励ますのは逆効果と言われているから、ありのままを受け入れて無理をしないことが肝要と言われている。

    現職の頃は過労自殺などをたくさん扱ってきたが、現代社会でこの問題は一向に改善されていない。
 長時間労働は、それ自体が疲労の原因だが、その疲労の上にパフォーマンスを上げようとするから乗数的に精神にダメージを受ける。
 にもかかわらず、高市首相は働いて働いて!などとエエカッコをして、長時間労働の規制を緩和せよとのたまわった。これは良くない。
 それに上司(高市)が部下(赤沢)に『「私に恥をかかせるな」と言ったよね』と公表したのも「管理者」としては最低の振舞いだ。

    もうすぐ北帰行の季節がやって来る。彼らツグミはすでにモンゴルやシベリアの草原を夢見ていることだろう。

 先日庭の木にアクセサリー的に巣箱を付けたことを書いたが、ヤマガラが窓からのぞいて優良物件かどうかの品定めをしていた。
 カメラ!カメラ!と用意するうちに飛び立ったので撮影できなかったが、賃貸契約は成立しなかったようだ。

2026年3月22日日曜日

社畜発見

    昨日の、トランプに媚びを売りまくる高市首相の記事で、『自ら「社畜」などと自嘲するサラリーマンなら「少しおべんちゃらもオーバーな!」で済むかも?しれないが 』と書いたが、ここで「社畜」という言葉をチョイスしたのには理由(わけ)がある。
 読売テレビの夕方の番組・tenの中に「ますだ岡田のますだがあなたの町をアポなしノープランロケ!お宝発見・街かどトレジャー」というコーナーが週に1回あるが、先日のそれは特別にタイのバンコクで、さすがにタイではアポなしではロケは上手くいかず、それでも飛び込んだ店にいたアメリカ人二人とようやく話が盛り上がって無事番組の体裁が成り立ったというのがあった。
 そこで私が驚いたのは、そのアメリカ人が日本のIT企業で働いているということで番組が上手くできたのだが、最初の自己紹介で彼が「社畜です」と言ったことだった。(ロケ全体はよくできていた)

 Wikipediaを牽くと『社畜(しゃちく)とは、主に日本で、社員として勤めている会社に飼い慣らされ、自分の意思と良心を放棄し、サービス残業や転勤もいとわない奴隷(家畜)と化した賃金労働者の状態を揶揄、あるいは自嘲する言葉である。「会社+家畜」から来た造語かつ俗語で、「会社人間」や「企業戦士」などよりも、外部から馬鹿にされる意味合いを持つ』とある。

 確か佐高信氏の造語だったと思うが、「会社の家畜」とは言い得て妙である。もう一度Wikipediaを読み返すと、「会社に飼い慣らされ、自分の意思と良心を放棄し、会社の家畜と化し、馬鹿にされる」存在といえる。
 例えば上司の理不尽に対するに、労働組合に団結してモノ申す訳でなく、強いもの長いものに巻かれて保身を図ろうとすることを選択する。
 その意識は会社の外のことについても免れることができなくなり、一見強そうな言葉、単純でスピーディーに見える言動に魅かれることとなる。もっと言えば、誠実さや正義感などよりも目先の利益を選択の基準にする。
 もし高市首相の媚びを売って売って売って売りまくる言動に、「それも処世の現実」などと了解するなら、もう間違いなく社畜根性に染まりきっている。
 一億総社畜の国には未来は開けない。