長い間庭の花崗岩製の道祖神が地震で倒れたままになっていた。
そこが作業のし難い場所であるということもあるが、なにしろ重くて起こそうとしてもにっちもさっちもいかない。
けっこう多くの大工道具を持っている私だが全く歯が立たない。
クルマのジャッキも使えないし、ロープをかけてクルマで引っ張るにも周りは庭と歩道だけなので考えあぐねた。
それに、腰を痛めるか、指を骨折するか・・が相当な確率で頭の中を飛び回った。
そこで原点に返ってアルキメデス・・・なのだが、ホームセンターで見るテコ用のバールは高額だった。
なので、ものは試しに一度見てみようとネットで『モノタロウ』を調べてみると、ホームセンターと比べて相当格安のものが出ていたので「エイヤッ」と購入したのが写真のバール。
効果はてきめん。種々困難はあったが積年の課題が解決。「我に支点を与えよ、されば地球をも動かさん」と妻にうそぶいた次第。
で、強引な連想だが、テレビを視ていると「どの党もええことばかり言っているのでその差が解らない」というような街の声がニュースで流れているが、結局、確かな視点がないからだろうと、つまらぬ言葉遊びをした。チャンチャン。
【おまけ】小学校のときに先生が「電車の車輪とレールはどっちが固い?」と問題を出した。ヒントは、交換しにくい方が固く、交換しやすい方をあえて弱く造っているということだったが、私は大きな声で「レールの方が弱い」と言って、クラス仲間からも多数の賛同を得た。
答は、交換など修理のしやすい車輪の方をあえて弱く造っているのだが、そのとき私は執拗に「レールの方が弱い」と主張した。その訳は・・・
私は通学途中などでいろんな工事現場や工場などを覗くのが大好きだった。
その見聞からすると、大きなバールさえあればクラス全員で枕木から犬釘を抜き、新しいレールと取り換えるのはできそうだ! しかし、車両を持ち上げて車輪を交換するのはクラス全員が力を合わせても無理のようだった。
今回、けっこう大きなバールを入手して、あの日のクラスを思い出した。そう、バールと支点(視点)さえあれば何でもできるぞ!!

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