2026年8月7日金曜日

クリオネみたい

 (1)8月6日にテレビのキャスターが「不要不急の外出は危険」というので、窓越しにケヤキの木を見ていると、タマムシが飛んでいた。
 まるでクリオネみたい。
 先日友人からミヤマウズラという珍しい花の写真を送ってもらったが、その花もまるでクリオネのようだった。
 熊本の被災者のことを思うとこんな吞気な記事は書いておれないが許してもらおう。
 それよりも、ヒロシマの被爆者のことを書いている途中だったので、きっと「魂虫」だったのだと思うことにする。
 余談ながら孫の凜ちゃんは手術で入院中 祖父ちゃんは何もしてやることができないが、お母さんのスマホにこの写真を送っておく。

 (2)「心配性」かも知れないが、近頃の朝日新聞に、写真のような「彬子さまがどうした」「揺子さまがどうした」という小さな記事が目立つようになった気がする。
 ボルサリーノを被った令和の「道長」への忖度でなければよいが。
 なんとはなく気が晴れない朝日新聞である。

2026年8月6日木曜日

ノーモア ヒバクシャ

    今日は2026年8月6日木曜日。201486日水曜日に書いた『ノー モア ヒロシマ』を以下に再録する。

🔳   8月6日ということで一番思い出すことは、先輩Yさんのことになる。
 Yさんは労働組合の先輩で、中国ブロックのリーダーだったし、仕事上の職責もその地の幹部に近かった。
 恰幅もよく押し出しも効く、一言でいえば親分肌で肯定的な気分を込めて仲間からボスと呼ばれていた。
 当然のように皆に押されて、その年には原水協の国連・ニューヨーク要請団に参加され、米国のテレビでも被爆体験を話されるなど活躍をされた。
 その親分が、「実はな長谷川君、わしゃあ、ピカドンの話をするのは好かんのじゃ」とおっしゃったときにはその意味が解らなかったが、その夜、ホテルの二人部屋で一緒になったとき、私は彼の悲鳴で飛び起きた。
 それは、文字では到底伝えきれない「ウオー ウオー」という悲鳴というか叫び声で、直ぐには心臓病かと思ったが、「今わし大声を出さんかった?」と尋ねられ、また何回か繰り返されたので、うなされていることが理解できるようになった。
 翌朝には、「夕べ大声を出したん違うかな」「迷惑かけたん違うかな」と謝られ、「昼間に原爆の話をした日の夜は必ずうなされるんじゃ」と辛そうに語られた。
 「ああ、また今晩もうなされる」という恐怖が「話すのは好かん」意味だったのだ。

 その後私は、仕事の上でPTSDなど『重度ストレス反応』を取り扱ったりすることとなったが、診断ガイドラインにある『フラッシュバック』や『夢の中で反復して再体験するエピソード』を読む度にあの夜のことを思い出した。

 戦後生まれの私は直接的な体験を語ることはできないけれど、Y先輩は命がけで地獄の様子を私に教えてくれたように思う。
 だから、この話を毎年8月6日に書くのが与えられた宿題だと考えている。

あの日
この子の目の前で
起きたことを
知っていただきたいのです
あなたに
そして
日本の子どもたちに全世界の人びとに

 


八月や六日九日十五日

    今日は8月6日。 八月や六日九日十五日 という時事俳句がある。
 
 「詠み人知らず」と言われたりしていたが、近頃は「詠み人多し」と言うらしい。良いことだ。八月になれば、みんなが自分事のように 八月や六日九日十五日 と口にして平和の誓いを確認すればよい。
 さてこの国の首相と内閣は、こういう我われのことを「お花畑だ」と軽蔑している。早い話がアメリカの核の傘の下で、敵基地先制攻撃が可能な軍事力こそが平和の保証だと言い、事実、着々と軍備を増強している。
 わが街の祝園弾薬庫にはトマホークを保管し、高速道路を北進して舞鶴の戦艦から先制攻撃するという。
 その論理をひっくり返せばわが街は先制攻撃されることになるが、そのことには一切触れない。日本列島の海岸線に原発を並べているが、安価なドローン戦隊がいとも簡単に電源喪失を招くであろうことも一切触れない。 お花畑は誰だ!
 核大国ロシアの国民(兵隊)も核大国アメリカの国民(兵隊)も現実に戦死している。
 「俺様を怒らせると怖ろしいぞ」「俺様は核兵器を持っているのだぞ」と言えば、相手は「御紋」の前に「ははあ~」とひれ伏すのではなかったか。
 今日は8月6日。そんな「言葉遊び」の前に、81年前のヒロシマで何が起こっていたのかをしっかり見つめなおす日にしたい。

2026年8月5日水曜日

ドナウのかなたで

    その昔、ロシア民謡が流行った時代があった。その中の一つに 〽黒きひとみいずこ わがふるさといずこ ここは遠きブルガリア ドナウのかなた ここは遠きブルガリア ドナウのかなた というのがあった。「バルカンの星の下に」という。

 ドナウ川はドイツのシュヴァルツヴァルト(黒い森)に端を発し、ドイツ、オーストリア、   スロバキア、ハンガリー、クロアチア、セルビア、ルーマニア、ブルガリア、モルドバ、ウクライナを通って、最後はルーマニアとウクライナの国境を通って黒海へ注いでる。 「流域」の支流に含まれる国としては、チェコ、スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、スイス、ポーランド、北マケドニア、イタリア、アルバニアなどもあるから極東の島国からすると想像も及ばない。

 その中欧、東欧がひどい旱魃でドナウ川の水位が極端に低下していると報じられている。
 その結果、朝日新聞の記事で数えると、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア等々で原発の停止が相次いでいる。冷却に使われる水が確保できないためらしい。
 原発の排水は10度前後水温が高くなるから、その少ない水を各国原発が使うと熱河になりそうだ。事故以前に停止しているのは正しいだろう。
 それにしても、原発は津波だけでなく旱魃にも弱かった。
 あまり科学的な言葉ではないが、人間の身の丈を超えた未完の技術という気がする。
 明日は8月6日。ヒロシマ被爆の日。世界中には人間の身の丈の内の兵器だと信じている人も少なくない。
 唯一の戦争被爆国の日本人は、できる範囲でよいから「核兵器と人間は共存できない」と言い続ける必要があると思う。

2026年8月4日火曜日

手作りは面倒or楽しい

    関西ではお盆といえば8月だろう。全国展開のイオンでは7月早々からお盆用の菓子類が売られていたが、それはさておき、その8月お盆の季節がやってきた。
 親鸞の教えにはお盆のことはないと思うのだが、凡人は、「そういう時期だ」「そういうことをするのだ」とか言われて先祖の恩を思ったりするもので、そうして年中行事に向かい合っている。
 といっても、ほゞ0%に近い関わりあいかただが、孫の凜ちゃんと『うちわ菓子』を食べながら「8月」を迎えている。お盆の菓子では唯一このうちわ菓子だけを購入している。

    さて、先日イオンでは、お盆の『飾り棚』のパーツあれこれが売られていた。私が知らなかっただけでそんなものは以前から売られていたものかもしれないが、「茄子と胡瓜の牛馬ぐらい手作りしないか」と心の中で思った。何から何まで手作りを避けてお金で解決する風潮は?
 現代人の精神は豊かになったのか、貧しくなったのか?
 重ねて言うが、親鸞の教えには『お盆棚』はないがそのことはさておく。

 先日来、手作りの「栞」(ブックマーク)を百数十個×2作った。
 確かにカッターナイフで百数十個×2切り出すのは難儀だが、何人かは喜んでくれるだろうと思うと作業も楽しい。
 「この作業に一丁乗らないか?」と会員向けにLINEに書いたがナシのつぶてだ。そういう時代なのだろうか。

2026年8月3日月曜日

安否確認

    食料品等の買い物は混雑するのが嫌だから、週に2~3回、毎回ほゞ9時きっかりぐらいに出かけている。
 「〇曜市」などセールの日も避けている。
 難点は品物がまだまだ揃っていないことだが、なんやかんや回っているうちに徐々に出てくるから、十分ではないが用は足りている。
 何十年来の旧知のご夫婦もよく似た性格で、会えば簡単な挨拶をするぐらいだったが、「この頃会わないね」と妻と話していた。
 先日そのご夫婦と会い「やあやあ」となったが、お互いに、「会えへんなあ」「入院でもしてるんやろか」と互いに言い合っていたと笑いあった。
 その可能性は小さくはない。事実、軽い入院もあったそうだ。
 「安否確認のためにも早朝の買い物にまた来ましょう」と言って別れた。
 コミュニティが希薄になって久しい。
 「この頃顔を見ないね」と話しているうちに実は亡くなっていたということはザラにある。
 街全体の高齢化と、今にして思えばコロナ騒動でのなんでも自粛の影響は大きい。
 といって、今さら「民主老年同盟」を立ち上げるほどの気力もない。
 先日は「呑み会」といっても「昼呑み会」をしたが、おとなしい量で解散した。
 さて、どうするか。

2026年8月2日日曜日

避難所無情

    熊本地震のニュースをテレビで見ていて何時も思うことがある。あまりに時代おくれの避難所の状況のことだ。
 イタリアや台湾の大地震のときのニュースを見たときには、ほゞテント生活のようであったので、「今後は日本でもそうなるのだろうなあ」と思ったりしたものだが、熊本のニュースは今でも体育館に雑魚寝であった。
 ネットでは多くの外国の場合の写真が出てくるが、先の能登のときもそうだったが、日本の状況はお粗末だと思う。

 日本国(政府)は金がないから仕方ないのだろうか。まさかそんなことはない。
 自維内閣の顔の向きが間違っている。ただそれだけのことだろう。
 その矛盾の元凶が軍事費であることは論を待たない。
 日本は長年、軍事費を国内総生産(GDP)比1%に抑えてきたが、安保3文書を境に「軍事費」は様変わりし、防衛省以外の他省庁に軍事関連予算を計上したり、補正予算への防衛省予算の計上も加わり、「財政全体の軍事化」が進んでいる。
 また、ローン地獄みたいな「後年度負担」は2026年度予算案で総額17兆9524億円に上り、巨額のツケを将来に回して、これに伴い、防衛省のその種の歳出化経費は4兆6857億円に上り、同省予算の半分超を占め、安保3文書策定前の22年度と比べると約2・3倍(約2・6兆円増)へと突出して増えている。
    政府が目標としている「GDP比3・5%」になれば、追加で10兆円の財源を賄わなければならないが、トランプ米政権は、さらにGDP比5%という、途方もない金額を要求してきている。
    政治の向きが間違っている。これに尽きる。日本列島に30数基の原発を並べておいて「先制攻撃」もないものだ。
 もう一度中学校の社会科の話をすると、軍事費の陰では笑いが止まらない死の商人たちがいるのだ。その周りには、おこぼれにあずかる面々がいるのだ。
 熊本のニュースを見ていて、日本国民!これでいいのか!と思った次第である。

2026年8月1日土曜日

銘柄米も値下がり

    202661日月曜日に書いた記事をほゞ再録する。
   🔳 昨年713日にコメ問題学習会のことを要旨次のとおりに書いた。
 【今回のコメ不足は単なる買い占めでなく、絶対的なコメ不足だから短期的には別にしても長期的には高騰は続く。
 原因は、永年の減反政策、需給見通しの誤り、米の輸入自由化、そして、農水省の施策というよりも財務省の強烈な政策として、米で大儲けを考え輸入米もコントロールしようとする大商社(つまり財界)の要望、その奥のアメリカ政府、アメリカ財界の要望によるものが大きい。だから単純な「犯人は農協だ論」に組してはならない】と。

    ところが近頃、大手スーパーでも明らかにコシヒカリなどの銘柄米も値段が下がっている。
 消費者が備蓄(買い占め?)していたのが一通り一巡したからだろうかと思ったりもするが・・
 それよりもやはり、農協や大商社、大企業が買い占めて隠していたものの販売見通しが天井を打ったからだろうと勝手に推測している。
 やはり途中で買い占めて隠していたものがあったのは、どうも事実だろう。
 米は完全な冷房装置のある倉庫でないと保管が効かないから、農協、商社、米取扱い大企業あたりが怪しい。 先の学習会で講師は、米の売買は、「売買契約、金の収支、現物の米の移動・保管」が全く一致せず、ちょっとした伏魔殿だとの感想を述べていた。・・・やはり。
 どいつもこいつも、なんという国だ! ・・・以上が6月の記事だ。

 マスコミは、「ここで政府が備蓄米の買戻しをすると物価政策によい影響が出ないから政府は無策を続けている」と解説しているが、諸物価高騰の折り、米価だけが下がるのでは農家の生産意欲も下がるだろう。
 農業従事者の年齢を考えると近い将来「ほんとうの食料不足」が起こるに違いない。
 いわゆる先進国で、主食を担う農業を保護していない国はない。

 話は前後するが、202597日に『コメ問題で目から鱗』を書いた。
   しんぶん赤旗日曜版にあった、関根佳恵愛知学院大学教授の解説記事にこうあった。
 「政府や財界はコメ騒動を奇貨として、農業経営の大規模化、農地の大区画化、企業の農業参入の声を強めている」と・・・しかたないがそれはそうだと私も思っていた。
 しかし、これまでは、単位面積当たりの収量や単位労働時間当たりの収量ばかりが議論されてきたが、いま国際的には、資源エネルギーの単位投入量当たりの収量が重視されつつあるという。
 そうすると、小規模農業が担う「農民的食料システム」は世界の食料生産に用いられる資源エネルギー量の25%しか使わずに食料の70%を生産しており、反対に「工業的食料システム」は、資源エネルギーの75%を消費しながら食料の30%しか供給できていないのだと。・・エエエエ!という話だ。
 農業経営の大規模化、農業生産者の減少、過疎化やコミュニティーの衰退、学校統廃合、商店や診療所の閉鎖、自治体や金融機関窓口が遠くなる・・みんな仕方ないのか。
 だから・・関根教授はいう、「大規模な農業経営がぽつんと存在するより、小規模な農業経営が数多く存在する方が、防災、景観、文化の継承を含め社会的効率性が増すのだ」。
 人間、主流のメディアに流されず、落ち着いて考えないとこの国の未来は危うくなる。
 しんぶん赤旗は実に科学的で哲学的だ。

2026年7月31日金曜日

出遅れた夏休み

(1) 今さら夏休みも何もないのだが、漫然と秋風を待って過ごしている。
 ただ孫の凜ちゃんのプール遊びは用意してあげないといけないので、この暑さの中、ベランダのテントだけでは対処不十分なので簡単なタープ(タープテント)を購入しようと考えた。
 ところが、ホームセンターでもネット通販でも、私の感覚からするとどこも確実に値上がりしていて、その上に夏休みスタート直後ということもあってか、ホームセンターはどこも極度に品薄であった。 
 そこで、「夏休みに出遅れた!」と反省しつつ某ホームセンターにあった最後のひとつを購入した。
 基本的には夏の間中ベランダに設置しておこうと思っている。
    凜ちゃんのプール遊びでは日陰について絶大な効果を発揮したから、少しほっとしている。

(2) 担当している会報の『柳壇』投句の締切日になった。
 待てど暮らせど届かない会員もあり、待っているうちに少し恨めしい句ができた。
  難しい話はするが句は出さん
  エエカッコ脱げば自然の笑いあり
  請われても一差し舞うとは言いません
  川柳で馬鹿は言えない偉いひと
  自分から担当したのに恨み節
・・・と、溜飲を下げている。 わっはっは。

2026年7月30日木曜日

高気圧はなぜ暑い

    小学生の頃というのは高度経済成長以前だが、私は中世から続いた旧い堺市(環濠都市)の真ん中に住んでいた。ということは海に近かったので夏は毎日のように海で遊んでいた。
 その頃はまだ猛暑という言葉もなかったが、当時の常識では32℃が今でいう猛暑日であって「日射病に気をつけろ」と言われていた。
 それでも夏休み明けの学校はくろんぼ大会の様子で、真っ黒の子どもが威張れていた。
 みんな隔世の感がある。
 
 さて、気候変動(危機)以前に、なぜ高気圧は暑いのかということがある。
 低気圧が上昇気流であることは台風でもイメージしやすいが、高気圧が緩やかな下降気流であることの実感は少ない。・・が理屈はわかる。
 となると、登山で実感できるような高所の冷たい空気が緩やかに降りてきてなぜ涼しくならないかとなるが、自転車の空気入れをしているとポンプが熱くなっていくように、高所の気圧の低いところから地表に向けて気圧の高いところに降りてくるというのは空気が圧縮されるということなので、気温が上昇する。数字でいうと、標高5㎞にある0℃の空気は標高2㎞まで降りてきただけで30℃になるらしい。
 これに加えて、高気圧は雲ができにくく晴れるので陽射しが地表を暖めるし、地表の放射熱も増えるし、地形によってはフェーン現象も起きる。フェーン現象の理屈も同じく膨張と圧縮の理屈。
 空気は、外部から加熱や冷却をしなくても、「高さ方向」に運動するだけで気温が大きく変わるというこの理屈、エアコン以外にももっとうまく制御できないものだろうか。

2026年7月29日水曜日

自然農法

    わが庭の小さな菜園に夏野菜が実っている。
 毎年代り映えはしない菜園で、トマト、キュウリ、万願寺、オクラ、ささげ、その他 を少しずつ 収穫している。
 その畑に、今年は少なからずセミの抜け殻がついている。樹木ではない野菜についている。
 これは畑を耕していない証拠である。
 耕しているといろんな芋虫が出てくるから、普通にはそれらを排除する。つまり、手入れされた畑にセミが出てくることはほゞないだろう。

 えへん! 自然農法、不耕起栽培だ! と自慢したいところだが、実際は耕すのも草刈りもしんどいので「結果としての不耕起」なのである。
 そのお陰で畑には珍しいセミの抜け殻付の菜園となっている。
 それでも妻が草取りなどいろいろ手をかけている。
 だから私に「何もせずエラそうに自然農法などと言うな」と怒っている。

2026年7月28日火曜日

堺小学水泳歌

    「若い頃、好きな季節は夏だった」と川柳を一句捻ってみたが、昨今の殺人的な酷暑ではそれらは遠い思い出になってしまった。
 思い出ついでに『堺小学水泳歌』のことを書こうとネットを検索してみると、古い私のブログが出てきた。これでは参考にもならない。
 そこで、思い出の前にその歌詞を書いておく。

 🔳 堺小学水泳歌(大正2年制定)

八重の荒波蹴破りて  南洋呂宋(るそん)に国の名を
あげて帰りし英雄の  血潮湧き立つあゝ我等
海に鍛え(来たれ?)や泳げよや  我等の友はちぬの海

玉なす汗は滝のごと  五体も溶くる暑き日に
寄する波間をかきわけて  石津 浜寺 大津の洲
静かに見つゝ歌ひつゝ  泳ぎゆくこそあゝ愉快

我に鍛へし腕はあり  我に練りたる脚はあり
狂瀾怒涛荒れは荒れ  何の恐るゝことあらん
よき道場よ慣れし身の  我茅渟の健児国

海は天与の大宝庫  水産業に海運に
利用の道は数多し  海に親しみ海に慣れ
海を恐れず国富(くにとみ)の  増進図れ我健児

競争激しき今の世は  身の健康が第一ぞ
暑さにやけて日に焦げて  鬼と見まかふまで泳ぎ
海を領(りょう)せよかくてこそ 末(すえ)頼まれるあゝ健児 

 これは『堺人第2号』に投稿した。
 昭和32年33年頃、臨海工業地帯造成のため大浜海水浴場が閉鎖される前年まで、英彰小学校では学校から水着姿で並んで、先生の打ち鳴らす大太鼓に声を揃えて大浜海水浴場まで行進した。
 そんな記憶をお持ちの方は70代後半80歳以上の方々となるので、ただただ記録のためにアップしておくが、音痴な上に記憶も定かでないことを断っておく。







 

2026年7月27日月曜日

NHK先輩のハッとする指摘

    25日の朝日新聞『テレビ時評』に元NHKアナウンサーの山根基世さん、「さすがタイパの時代の首相だ」 で始まって、「どんな議論がなされたのか、録画しておいたNHKの国会中継を見た」ところ、「ハッとするのは立憲民主党や共産党・・の鋭い質問に・・実にスリリングで見入った」と。
 山根さんは言う、「でもこれだけの時間をかけて議論を聞ける人はどれだけいるだろう」。結局、定時のニュースで与党側の説明や答弁がサッと触れられるだけでいいのか、もう少し議論の焦点をダイジェストした番組もあっていいのでは? NHKには誰からも干渉されない編集の自由があるのだから、との提起には後輩たちへの熱い期待が感じられる短文だった。
 世論形勢にSNSの情報が大きな力を持つ時代。新聞を含めオールドメディア内のジャーナリストよガンバレ!

2026年7月26日日曜日

データセンターに注意

    データセンター(DC)については5月24日に『AIとDC』というタイトルで書いたが、大量の電力消費、排熱、低周波や空調に伴う騒音、振動、地下水、排気ガス、危険物の大量保管など環境に大きな問題があるにもかかわらず、現状ではほとんど法規制もないので、「何か大きなビルか倉庫でも建つのかな」などと思っているとエライことになる。

 先行した京阪奈学研都市では大問題になったので、精華町では新規参入はストップしたが、それでも2施設が稼働、2施設が建設中になっている。
 精華町がストップしたためか、京都府では八幡市、京田辺市、舞鶴市で着工又は計画が進んでいる。
 また京都府は住民運動の力が強いからか、大阪府下では着々と増え続けている。

 京都府でいうと、受電容量(消費電力の最大値)は計画中のものを含めて614メガワットに上り、年間消費電力は、京都府の一般家庭全世帯分に匹敵する。
 その莫大な熱を排出する冷却設備は24時間365日稼働するし、非常用発電機は常に点検運転してそなえている。
 5月に書いたが、非常用発電機の点検運転でものすごい音と振動、そしてガス(臭気)が発生したので、周辺住民は「工場爆発か?」と大騒ぎになった。
 明日はあなたの街で起こるかもしれない問題だから、関心を研ぎ澄ましておく必要がありそうだ。

2026年7月25日土曜日

夏まつり

    大阪の夏祭は愛染さんに始まって住吉さんに終わるといわれている。
 今日は昨日書いたとおり天満の天神祭の本宮である。
 一般に、農村の祭は基本的に秋祭で、収穫の感謝をして来年の豊作をお願いするものだといわれている。一方都会の祭の多くは夏祭で、疫病除けが多いと。異論はない。
 あえて秋祭と夏祭を分けて論じる必要もないかもしれないが、コロナ騒ぎを思い起こしても、人知を超える不幸(災難)に神の力を期待する心は解る。
 では、どのようにして神に力を発揮してもらうのかというと、一言でいうと「接待」で、多くの人間が喜ぶようなことを賑やかに「もてなす」のだろう。
 祭の中の祭と言われ、賀茂の祭(葵祭)の先輩にあたるのが奈良の春日若宮御祭だが、それは貴族社会に由来しているためか古典芸能の大会のようだが、どうも大阪の庶民の祭の環境の中で育った身としては、おとなしく見えてしまい、布団太鼓やダンジリの音が懐かしい。
 私は現在、いわゆるニュータウンに住んでいるが、以前は盆踊りや屋台を手作りした夏祭に走り回ったものだ。それが転居したり、人口の高齢化があり、コロナ禍があったり、殺人的な猛暑のため、多くの街で秋祭にしたり、規模が縮小されている。
 そんなもので今夜はテレビで天神祭に参加しようと思っている。
 船渡御ほど有名ではないが、傘踊りもいいものだ。