ストーリー自身には目新しいことは少なく、フェ~と思ったのは、ボストン美術館東洋部長であった時、助手のメアリーとの妻子を捨てての再婚が社交界でスキャンダルとなり、追放?されたことだったが、フェノロサの偉業の前にはそれはたいしたことはないと思われたが、実際はけっこう残酷な追放だったようだ。それはさておき・・
それにしても、明治の神仏分離令(廃仏毀釈)はどれほど日本の宝を潰したことかと思うと、近頃やたらと明治と戦前を称賛する人士の、なんとも知恵の浅いことかと嘆きたくなる。
11月3日はもともと明治天皇の誕生日であったことから天長節(昭和前半には明治節)であったのが、戦後は文化の日として同じ暦上の祝日になっていた。
昨今それ(文化の日)を「明治の日」に改称しようという動きが自民党の右派や維新の党によって企まれている。
国家神道であった時代を再興させ、その上で利権を貪ろうというのであろうか。
フェノロサや岡倉天心が生きていたらなんと言って嘆くだろう。












