そのとき続けて話されたのは、「憲法は制定・施行されてから70数年間、1回も改正が行われていません。大きく変化した国内外の環境に合わせて、憲法にもアップデートが必要ではないでしょうか」であった。
このフレーズ、聞き覚えがあるが・・・と思って検索してみると、自民党の広報のキャッチコピーそのものだった。そしてSNSなどで拡散されているものだった。
「79年前に制定されてから一度もアップデートされていない」・・この単純なフレーズはそれこそ単純に「古臭い」「アップデート=改正すべきだろう」の雰囲気を人々に与える。
現代人は疲れているから、複雑な問題を単純化することを歓迎する。そのフレーズが、SNSでは反復される。
「少し落ち着いて検討しませんか」という話はうっとおしいし、その上に「あなたの得た情報はアルゴリズムに基くエコーチェンバーかもしれません」などと言おうものなら人格が否定されたように感じて反発する。
ほんとうに難しい世になってきた。
※ SNS上のアルゴリズムとは、SNSのプラットフォーム(運用している会社)側が、このユーザー(つまり貴方)にはどういうコンテンツをどのタイミングでどのように表示するかを自動的に判断するシステム。
※ エコーチェンバーとは、アルゴリズムで選別された情報が繰り返されることで、結果として自分の意見や思想が肯定されることによって、それらが世の中一般においても正しく、間違いないものであると信じ込み、特定の意見や思想が増幅する現象。それ以外の情報や意見が受け入れられなくなる。
アルゴリズムでいうと、スマホに『月齢も正確に表示される最新式腕時計』というのがあったので、どういうものかとポチッとすると、出てくるわ出てくるわ・・腕時計の広告がその後次々と流れてきたことがある。
まだそれはいい。気楽な動画をちょっとポチッとしたときには、少しお色気系の動画が押し寄せて我ながら恥ずかしくなった。プラットフォームのAIは、ちょっとエッチな爺さんとランク付けしたのだろう。
それらは「×」を重ねていって正常に戻ったが。ご用心、ご用心。



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