2026年2月4日水曜日

立春大吉

    すっかり「街の鳥」となったイソヒヨドリの胸のオレンジが朱くなってきた。婚姻色の始まりであり、春の始まりだ。 昨日は節分、今日は立春。(写真の鬼、実は目が光っているのです)

 さて、立春大吉の文字は表から読んでも裏から読んでも立春大吉。故に侵入してきた鬼が「アレッ こっちが入口かと間違えて出ていってしまう」と書いてあるのを読んだが、そんなあほな!というよりも、このダジャレ並みの理屈のありがた~いお札を笑って受け入れよう。

 『石(いわ)ばしる垂水(たるみ)の上の早蕨(さわらび)の萌え出づる春になりにけるかも』

 人生、辛いこともあるが、癒されることもある。いつか正しいことに陽の当たるときが来る。元気だしてゆこう!今週末は総選挙投開票日。

 フェイスブックを見ていると面白いものがあった。大山奈々子さんのフェイスブックだったが、「女性天皇に関する候補者の考え方」(全国?神奈川?)という棒グラフで、「女性・女系天皇に賛成」(%)が、自民0、参政0。国民0、維新4、公明8、立憲53、共産98だった。
 「虎に翼」の「嫁いだ女性は無能力者」の時代じゃあるまいし、いつまで「女は子を産む機械」「女は畑」だ! 心ある女性よ考えよう。
 
 

2026年2月3日火曜日

鬼は外

    白川静文字学によると「春」の元の字(金文)は草冠に屯。寒い冬の間、閉じ込められていた草の根がようやく芽を出そうという意。
 「春」のフランス語やスペイン語は「最初の時」。英語やオランダ語には「跳ねる」の意味もある。つまり、立春を正月と思う思想には道理があり、その前日である節分に厄払いをして新たな一年を迎えようと考えるのもまた道理がある。

 2月3日は節分である。豆まきの由来は古代中国の追儺の儀式だが、日本で広まった理由の一つには文武天皇の706年に疫病が流行したので「鬼やらい」を行ったことなどがある。
 つまり豆まきは、ただの保育園の行事ではなく、歴史を重ねた真剣なものだった。そして疫病なんぞは今もまた人類の恐怖である。その上に・・・

 時あたかも、ゆるがせにできない鬼のような災難が国会を自分勝手解散し、我われの健康や平和に襲い掛かってきている。ここは熟慮の一票で退治しようと思う。そしてやっぱり豆まきも・・・
 
 日曜日に孫の凜ちゃんファミリーが「祖父ちゃん、お誕生日おめでとう」と来てくれたので、豆まきを繰り上げ実施した。祖父ちゃんは心から喜んでいる。
 さてわが家の豆まきの本番は2月3日の夜に行う。2階のベランダからはけっこう大きな声で「鬼は外、福は内」とやる。街中が高齢化していて、外からはその種の声は聞こえてこないがわが家はやる。
 四方八方の戸口でやって最後は北西で、「鬼は外、福は内、戌亥の隅にどっさりこ」と言って戸を大きくびしゃんと閉めてこれを終える。

【おまけ】節分には厄落としの行事もある。河竹黙阿弥の作った歌舞伎三人吉三の台詞は有名。
「おん厄払いましょ、厄落とし。あゝら、めでたいな、めでたいな、ほんに今夜は節分か、西の海より川の中、落ちた夜鷹は厄落とし、豆沢山に一文の、銭と違って金包み、こいつぁ春から縁起がいいわぇ」



2026年2月2日月曜日

鬼の寒念仏

     昔の人はエライ! つくづくそう思う!
 お正月も済んだので掛け軸を『鬼の寒念仏』に替えた。(寒念仏とは小寒から節分までの時期に行われる寒行のひとつ)
 この絵、勧進帳ではないが手には奉加帳を持っている。鉦を叩いて「我こそは善き人であるから一票を布施し給え」と空念仏を唱えている。
 エッ、現代の風刺漫画ですか?
 小道具や空念仏を信じたならえらい目に合うぞ、本性をよぉく見極めよ!と古人(大津絵)は教えている。
 そしてその種の偽善的な生き方をしてはならないとの戒めでもある。

 と、胸に手をあてつつ私の本心を訴えたい。
 「今度の総選挙、比例では日本共産党と投票しよう」。
 それこそが、政治の腐敗を一掃し、暮らしと福祉を充実させ、戦争への道をストップする力だろう。
 ニセ僧侶ならぬニセ政治屋には騙されてはならぬ。


 衆議院選挙では、比例に「候補者名」を書くと無効です。
 比例の投票用紙には「共産党」と書いてください。

2026年2月1日日曜日

どれも理に適ってる

    (1)今日は日曜日、昨日書いた(私の俳句が掲載された)赤旗日曜版の日曜日。
 その赤旗日曜版に、ちょうど選挙の真っ最中だから、「共産党を私は推す」という企画があったが、その中に作家・詩人の池澤夏樹さんの寄稿があり、心から共鳴したので紹介する。

🔳 女性が首相になるというから見ていたら、中身はまったくの自民のおっさん。国を右へ右へと引きずっていく。とんでもなく好戦的で、危うい発言で中国を挑発して嬉々としている。いざ開戦となったらどれくらい嬉しい顔をするのだろう。
 だいたい米国の空母の上で大統領に媚びてはしゃぎまくるなど、靖国の英霊がお怒りになっていないか(と冗談のつもりで言ったが本当かもしれない)。
 立憲民主党が公明党と一緒になって、妥協の果てに反原発と反安保政策の旗を降ろしてしまった。右と左を足して2で割って「中道」って、そんな計算が成り立つか?
 という風に他の政党が話にならないから日本共産党を応援するのではない。掲げる政策がどれも理に適っているからだ。この党が力を得ればその分だけ日本の政治はまっとうになる。人を不幸にする諸勢力を押し返せる。一時の好き嫌いではなく、落ち着いて考えて投票所に行こう。🔳


 (2)新聞の折り込みに自民党の法定ビラがあったが、5つの太い政策中の2本が「防衛力」と「憲法改正」であった。首相は選挙が終わったら「この政策が全権委任された」と言うつもりなのだろう。
 この政策について、素朴な感想を述べてみたい。
 さて「防衛力」のことを「抑止力」と唱えていると思うが、要するに、軍事力を増強して近隣諸国に対して「何かあったら(有事)貴国(仮想の隣国?)を叩き潰すから手を出すなよ」ということを夢見ているのだろう。難しい理屈を言わずともトランプの真似だろう。
 その場合、貴方(この読者)が、国土面積でも人口でも、近頃は経済力でも日本を超えている国が同じように考えたらどうする。その場合、「俺の国を侮るなよ」と日本を凌ぐ軍事力を持つだろう。もちろん「防衛力」「抑止力」と言いながら。
 こういうのをチキンレースと呼ぶ。「ビビったら負けや」という中学生不良グループの発想だ。
 ただこのチキンレース。近隣の国は最新鋭の核兵器で脅す必要はない。
 海上の島国には50基を超える原発が立っていて、その外部電源あたりが切れただけでこの国は壊滅的打撃を受けるのだ。
 もうエエカゲン、抑止力という幻想に惑わされず、憲法を掲げた外交で日本を守ると考えたらどうか。

 もう一つ、軍事力と憲法に関わって首相らの発言を聞いていると、「〇〇有事でアメリカが戦争しようかというときに、日本は憲法上参加しませんと言ったらアメリカは日本を守ってくれないだろう」という発想がある。
 現実には、アメリカはアメリカの利益のために日本国中に基地を置いているのだということはアメリカの記録で明らかなのに。
 ただトランプは先日「同盟国」に「俺たちがアフガンや中東で戦っていたときに貴国は何をしていた」と言って、イギリスやヨーロッパ諸国の反発を食らったが、こういうトランプ流の脅しになにがしかの貢物を出して許してもらおうという発想なのだろう。その貢物、それは日本人の命である。自衛隊をアメリカの戦場に送り出して、何人もの自衛隊員が死亡すればアメリカに対して大きな顔ができるという発想だ。

 戦闘のゲームで勝った負けたを喜んでいる青年には自分が殺される、生身の他人を殺すという現実感がないかもしれないが、
 自民党の政策ビラを太陽にかざすと、そんな「あぶり出し(文字)」が私には読める。

2026年1月31日土曜日

お辞儀するのはジョウビタキ

    (1)しんぶん赤旗日曜版21日号の俳句欄[渡辺をさむ選]に採ってもらって掲載された。久々の入選は正直嬉しい。

   🔳 北風(きた)に抗(こう)せよ蝋梅の香の意気地 🔳

    作者がコメントするのは野暮だと思うが、あらゆる生き物が首をすくめるような北風にあっても芳香を放出し続ける蝋梅に意気地を感じて詠んだもの。(そのまんまやないか)
 お正月には、「あの蝋梅に負けずに頑張って生きていこう」と子や孫に語った。(そこが実は言いたかったこと)
 そして孫には、「祖父ちゃんは破調で強調し、そしてKの韻を踏んだのだ」と蛇足を一言。孫は感心してくれた。(笑)

 ちなみに、赤旗日曜版は月に990円。購読申し込みはWebで掲載のQRコードからが簡単。
    21日号でいえばタブロイド判で32ページもあって内容豊富。未だご購読されておられない方はどうかご購読を! ほんとうに内容は豊富です。

 (2)こんな寒い日には野鳥だってどこかに隠れて暖をとっているのでは・・と思いたくなるような日にもヒッヒッヒッヒとやって来て、何度の何度もお辞儀をするジョウビタキ。
 尉火焚き(尉鶲)。これほど見事な命名はあまりない。
 白髪の上に立派な紋付を着ているから「尉」。そしてヒッヒッヒッヒの後でカチカチカチと火打石を打つから「火焚き」。おまけに胸から腹は美しいオレンジ色。
 ジョウビタキが起点でその仲間が鶲(ヒタキ)という命名もわかるわかる。その中にはルリビタキという美女もいる。
 ピラカンサの実が好物と本にあったが、我が家の庭では土の上の虫などを探しているようだ。私が庭いじりなどしていると、近くでじーっとチャンスを持っていて、私が引っ込むと掘り返した土のあたりでエサを探している。
 ヒッヒッヒッヒカチカチカチカチ。今日もやってきた。

 さて、その昔、スズメとジョウビタキは姉妹だった。母親が重い病気になったとき、スズメはお歯グロを塗っていたがすぐやめて駆けつけたので死に目に会うことができたが、ジョウビタキは化粧をしたり紋付を着たりと時間をかけたので死に目に間に合わなかった。怒った父親はジョウビタキに「もう、こんりんざい食べ物をやらない」と言ったので、今でもジョウビタキは、おじぎをしている。いっぽうスズメの口もとが黒いのは、途中で塗るのをやめたお歯グロのあとなのだ・・という民話はよくできている。

2026年1月30日金曜日

左派の共闘を応援する

    世の中は面白いもので、立憲が公明に飲み込まれたことで、ほんとうの革新政党、左派政党が輝いている。
 大阪では7区の共産党候補と9区の社民党候補の相互支援が成立。
 愛知では8選挙区で共産党候補を、1選挙区で社民党候補の相互支援が成立。 15区では共産党がれいわ新選組の候補を自主支援。
 神奈川では11区の共産党候補と15区の社民党候補を相互支援。
 福岡8区では共産党がれいわ新選組の候補を支援。
 熊本では24区の共産党候補と3区の社民党候補を相互支援。
 鹿児島では2区の共産党候補と4区の社民党候補を相互推薦。
 そして沖縄では1区の共産党赤嶺さんが保革を超えたオール沖縄の候補。
 このように、共産党と、社民党、れいわ新選組、新社会党、沖縄社会大衆党、沖縄の風、「うない・にぬふぁ」らの人々と各地で共闘が進んでいる。
 言いたいことは、立憲の右旋回などに弱気になる必要はないということ。
 考えれば、アメリカのど真ん中ニューヨークでは「社会主義者である」と公言している市長が当選している時代なのだから。

年の瀬

    年の瀬も押し迫ってきた???。節分は立春の前日だから旧暦でいうと年の瀬。同時にいよいよ新しい年=春が始まる。日の入りの光を見ていると、そういう暦が実感できる。

 その種の旧暦の雰囲気を全く投げ捨てたような現代日本だが、例えば時計の文字盤のてっぺんは相変わらず12のままだ。
 現職の頃、案内文書を書くのに、昼の12時半は午前12時30分だろうか午後12時30分だろうかと迷ったことがある。これが午後0時30分なら一切の誤解は生じないのに。
 ほんとうにてっぺんが0の表示の時計を誰か作らないものか。日本が世界に先駆けて打ち出せばいいのにと思っていたら、新聞等のテレビラジオ欄の深夜放送の番組が24時間をベースにして、25時、27時、・・などと表示されているのがあって、ナルホドこれも解りやすい知恵だと感心した。
 ちなみに、明治5年太政官達(たっし)では、午前0時は即午後12時とあるが、午後は0時の規定がなく1時から始まっているようにも見えて、ならば昼の12時半は、午前12時30分とも見える。

 このように昼のそれを午前12時30分と呼ぶのは時刻という大切な概念に混乱を与えるが、例えば解散権について、立法趣旨を考えずに「法律に書いてないから首相の特権だ」というのと同じである。
 そういうのは、いささか農業従事者を軽蔑する言い方だが、俗に「法律の百姓読み」という。はっきり言えば「詭弁」である。そういう首相を戴くことは法治国家としてよくない。
 その人が言う! 「私が信任されたら国論を分つ政治を強行する」と。OH ‼
 ナチスの全権委任法だ。
 そういうのは年の瀬ではなく、世も末という。

2026年1月29日木曜日

手形の信用

    現職の頃、約束手形を預かる仕事もあった。その中にはジャンプといって期日を伸ばしてくれという申し出に対する仕事もあったし、何よりも半年間ぐらいだったかに2回「不渡」を出すと銀行取引が停止され事実上倒産になり、預かっていた約手はただの紙切れになるからそれなりに大変だった。

 そして、現在進行形の選挙の報道や演説を見ていて、何か約手みたいだなあという気分が湧いてきた。
 あなたの信じたその手形、ほんとうに信用できますか?と。

 各党が「あれもします・これもします」と手形を振り出しているが、選挙が終わればただの紙くずというのを幾たび見てきたことだろう。
 そんなとき一番大事なことは、振出人の日頃の誠実さであり実績だと思う。

 清潔な政治の第一歩、裏金問題をスクープしたのは共産党。
 その前提のような企業団体献金をいっさい手にしていないのは共産党だけ。
 税金の分捕りみたいな政党助成金をいっさい拒否しているのは共産党だけ。
 「日本国民の金を韓国に移すのは正しい」という統一協会(教会)に徹底して対決してきたのは共産党。
 桜を見る会や森友問題をスクープして安倍晋三による政治の私物化を追及したのも共産党。
 税制でいえば、応能負担だ、大企業は社会的責任を果たせと主張する共産党。

 こういう事実の検証なしに、「この党はこう言ってます」「あの党はああ言ってます」という報道は実に危険だと、手形を扱った経験者は呟くのだが。

2026年1月28日水曜日

京都6区上條亮一を推す

    27日の夜に友人のTさんが、梅田ヨドバシ前のタムトモ第一声を見てきたと写真の送信があった。大盛況のようだった。
 ならば・・ではないが私は京都6区の街頭演説の「山の賑わい」に行ってきた。(枯れ木も山の賑わい)
 ヨドバシに比べれば何百分の一かもしれないが、だとすると私一人はヨドバシの何百人、何千人に相当する・・なんて、プラス思考で帰ってきた。実際は寒い中なかなか人は立ち止まってくれない。
 大きなショッピングセンターの駐車場に入れたので、駐車料代わりの買い物で夕食の材料を買ってきた。夕食は「中華定食もどき」にした。
 それにしても各種値段は上がっている。
 バナナのたたき売りみたいに「我が党は消費税〇年食品〇%」とか言いあっているが、誰がこの物価高の要因である円安を産んだのか、賃金抑制内部留保で株主資本主義を進めたのか、メディアのツッコミはいつもあいまいだ。
 円安というのも、少し乱暴に言ってしまえば、高額企業献金をしてくれるトヨタのために自民党が進めた政策だと思う。
 この構造を問題にしない「ゆ党」、「中道」の「公約」の頼りなさも乗り越えたい。となると、ブレない共産党と上條亮一(かみじょうりょういち)を推すしかない。

統一協会との闇

    去年の3月、東京地裁は統一協会(彼ら自身は後日「教会」と称したが元々は世界基督教統一神霊協会)(現世界平和統一家庭連合)に宗教法人法第81条に基づく解散命令を行った。
判決は、類例のない膨大な規模の被害によって、被害者数は1,559人、被害総額は約204億円に上るとした。

統一協会は、本部が韓国でありながら運営資金の約7割を日本が負担するという異常な収益構造を持っており、日本の信者から集めた献金が韓国本部の活動を支えている。
これは、「日本はエバ国家であり、神の祖国である韓国に奉仕する使命がある」という特異な教えに基づいている。(エバ=イブ国家はアダム国家・韓国に尽くす国)
 また、罪の代価を行いで支払う「蕩減」という概念を重要視し、先祖の因縁を断ち切るために、信者が金銭的献金や厳しい奉仕活動を「神への愛の証」として行う必要があると教えるもので、この「蕩減」という概念が、霊感商法や高額献金の理論的根拠として乱用された。
 このように、右翼のよく使用する言葉でいえば「売国的な」カルト団体に、なんと自民党議員の約半数が何らかの関係を持っていたというのが驚きだ。
 そこに安倍晋三の力があった。
教団は、自民党などの政党や政治家との関係を強化することで・・、

① 「世界基督教統一神霊協会」から後に「世界平和統一家庭連合」への変更を文部科学省が承認。
② 同性婚反対、夫婦別姓反対、家族制度維持などの保守的な政策を推進し、教団の教義と合致する社会の実現を目指し。
③ 霊感商法に対する行政の取り締まりを弱め、組織的な搾取活動を継続しやすくし、
④ 宗教法人特権である法人税・固定資産税等の税制優遇措置を享受し続けた。
 
 現在韓国では、韓鶴子総裁が贈賄等の罪で逮捕され、これに関係するTM文書(真(まこと)のお母さまTrue Mother)が公表されたが、そこには日本における政界工作が語られ、特に高市早苗氏は期待の星、親密な議員として登場している。
 俗にいう保守だとか右だとか称する人々が、彼らの言葉でいうこんな「売国的」なカルト集団とどうして密着するのか普通の感覚では理解しがたいが、今度の総選挙でそういう候補者や政党を信任してはいけないと強く思うものである。

 最後にとっても不思議な話だが、統一協会は北朝鮮ともズブズブで、故文鮮明総裁は金日成と兄弟関係を公言し、多額の資金援助を行い、それゆえに金正日、金正恩とも統一協会は結びつき、北から文鮮明遺族に弔電も送られた事実がある。こうなると、常識人の脳みそはついていけないが、そういえば、日本で大きな選挙があるごとに北がミサイルを飛ばすカラクリも想像の内に入ってくる。眩暈がしそうだ。

2026年1月27日火曜日

日曜の朝

    25日の朝日歌壇、永田和宏選の10首中の前の5首。

 逆回転はじめた地球 気がつけば帝国主義の時代の真中 (町田市)村田知子
 最果てのグリーンランドを三度撫でやおら地球儀机にもどす (豊川市)河合正秀
 危ないと感じてるなら黙らずに声をあげねば戦前になる (加須市)坂入やすのり
 おだやかに笑みつつ事は進捗し防衛予算も確保されたり (加東市)藤原明
 まつりさんは命を絶った働いて働いて働いて働いて (高岡市)池田典恵

 永田和宏選者の【評】世界は帝国主義の時代に逆戻りという感が強いが(村田)、特にトランプによる傍若無人の発言にはあきれる他はない(河合)、こんな事態に声をあげなければ戦前になるとも思うし(坂入)、既に防衛予算の拡大に現れてもいる(藤原)。

 日曜日の朝、短詩の持つエネルギーに首を垂れた。
 同じようなテーマの感慨は私も一時は抱いたが、それを短詩に結晶させるほどのセンスも技量もなく、ただただ感心するだけだった。
 ただし、それを「別世界だ」「無理だ」で終わらせればすべては終わる。
 笑われてもよいから自分も挑戦してみるかの無茶も必要。
 短詩ではないが、先日発行した新聞の「コラムもどき」はおおむね高評価。
 お説教の匂いのする文章は好かれない。

 それはさておき、NHK Eテレの幼児向け番組に「にほんごであそぼ」というのがある。幼児向け番組である。
 そこでいろんな名文句が紹介されたりするのだが、ある日のそれは「ゴンドラの唄」であった。
   いのち短し 恋せよ乙女
   紅き唇 あせぬ間に
   熱き血潮の 冷えぬ間に
   明日の月日は ないものを
 乙女とは対極に位置する爺いだが感動した。
 短期決戦、頑張りたい。

2026年1月26日月曜日

大阪の身勝手選挙ほか

 (1) 大阪府知事選に続いて大阪市長選も始まった。
 先日、友人たちと「こんな大義も道理もない維新の大無駄遣い・身勝手選挙に実際にはどうしよう?」という話で盛り上がった。
 今般の大阪の知事・市長選挙に腹が立つからといって投票所に行かないのは高市自維政権をのさばらせることになるし、知事・市長の投票用紙だけ断るのもしんどいし、【都構想は止めろ】と書いてもただの無効票になるし。

 結果、リベラルの人たちは揃って『知事選挙、市長選挙の投票用紙は白紙で入れよう』ということでいこうということになっていると知った。
 『大阪の知事選挙、市長選挙の投票用紙は白紙で入れよう』が広がれば良い。それが今日では一番効果的だと思われる。 友人・知人にも教えてあげてほしい。



(2)1月25日付朝日新聞「2026衆院選 高市政権 国論二分の政策」は参考になった。

 スパイ防止法ー 思想の自由は 論争必至
 対外情報庁創設ー 国民生活の監視に懸念
 旧姓使用法制化ー 夫婦別姓への機運 暗雲
 外国人政策の厳格化ー 不動産や国籍 対応強化
 「5類型」撤廃ー 「殺傷」の武器輸出へ道
 防衛力の抜本的強化ー 非核三原則の文言焦点
 日本国国章損壊罪ー 罰する行為 どう線引き
 皇室典範改正ー 男系天皇維持 強い意欲
 憲法改正ー 「戦力不保持」削除探る

 オールドメディアもがんばれ!
 わたしも、この辺が今度の選挙の争点だと思う。
 ただ、21日に書いたが、高市氏の「自維が勝てば全権委任を戴いたとします」は非常に怖い。ここは21日や22日のブログ記事を参考にしていただきたい。
  要旨を述べると、高市首相いわく「その後政府が提出しようとしている法律案、これも賛否の分かれる大きなものでございます。だからこそ国会が始まる前に国民の皆様の信を問いたい、そう考えました。そして信任をいただけたらこれは力強く進めてまいります」だそうだ。
だが、その具体的な法律案は示していない。で、選挙の後で「全権委任いただきました」とされるであろう法律案は、思いつくだけでも、改憲、非核三原則、スパイ防止策、増税、年金など・・・。これは全くナチスヒトラーと同じ手法。議会制民主主義の否定だ。減税騒ぎで騙されてはいけない。

2026年1月25日日曜日

つくり笑い

    ラジオから中島みゆきの『ルージュ』が流れてきた。何となくアンニュイを感じさせる歌だったが、〽つくり笑いが うまくなりました~ という歌詞にドキッとした。

 一般に、外見や身体的特徴に基いて批判するのはルッキズムと言って一種の差別になるので控えていたが、心理学などでは酷い「つくり笑いは」はホンネを隠したいときに現れるものと分析されている。

 そう、あの「つくり笑い」の数々は、話の内容のホンネを隠したい、そして、自分の弱さを隠して強さを示したい・マウントを取りたいという見事なシグナルではなかっただろうか。
 小さな世界で潤滑油のようにお世辞や「つくり笑い」があってもいいと思う。それをとやかく言うほど野暮ではない。
 ただ、政治家が、大舞台で多用したそれはやはり批判したい。
 そう、つくり笑いはホンネを隠すときに現れる。

無理が通れば道理が引っ込む

    高市氏の自分勝手な解散総選挙。それでいいのか。 ‥ということで急遽ミニコミ紙を発送したが、編集長は「短期間にこんなに原稿が集まるとは思ってなかった」と嬉しい悲鳴だった。
 自身の身近な心配ごと、年賀状にあったエピソード、現状に対する鋭いツッコミ、そしてウイットに富んだコラムの数々、内容満載の紙面。まんざら捨てたものではないと自信を持ちたい。
 一面の大見出しは「行き詰まり解散」。そう、困っているのは邪な解散に打って出た自維政権だ。
 勝負の決め手は、メッセージの伝え方。そして自分自身の「ジャマクサガリ」をどう乗り越えるかかな。

2026年1月24日土曜日

石筍みたい

    22日の夜、外の水道管が破裂してはならないので少しずつ水が流れるようにしていたら、23日にはこんなのができていた。鍾乳洞内にできる石筍(せきじゅん)みたいなものだが、石筍に比べればあまりにインスタント。
 それにしてもよくできたものだ。
 JCPZが発生して近畿北部は大雪だったが、わが家周辺はたまに風花(かざはな)が見られただけ。それでも夜にはこんな石筍もどきができた。
 去年あたりから健康第一・金銭第二で一晩中床暖を付けているから、そういう外気も知らずに過ごしている。ありがたいことだ。
 日本国憲法第25条は、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」とされているが、軍拡と大企業優遇、トランプ第一の政治の下で震えている人々はいないだろうか。
 テレビを視ていると「選挙の争点は消費税」みたいな解説があって、「各党の間にそれほど相違はない」とか「消費税を減税すれば福祉を削らなければならない」みたいなミスリードが目につくが、ここは「平和や人権尊重の憲法を守る」か「人権や福祉よりも軍拡」で憲法改悪の方向に進むのかが問われる総選挙なんだと思う。

2026年1月23日金曜日

少年老い易し

    小笠原好彦先生の古代史の講座に参加している。
 そのことでお金が儲かることもないし資格が与えられたり何か進級することもないので、社会的地位やスキルのような承認欲求とも縁遠いが、少しばかり心が豊かになるような気だけはする。
 人生の第四コーナーで悔やんでいるわけでもなく、こんなものだと老人顔するのも嫌なので、生きているうちは青春だと思うことにしたい。
 今年初めての先日の講座では、冒頭、先生が次の詩を吟じてくださった。 

    「偶成」 朱熹(朱子)
    少年易老學難成
    一寸光陰不可輕
    未覺池塘春草夢
    階前梧葉已秋聲
 
 少年老い易く学成り難し
 一寸の光陰軽んずべからず
 未だ覚めず池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢
 階前の梧葉(ごよう)已(すで)に秋声
 
 若いうちはまだ先があると思って勉強に必死になれないが、すぐに年月が過ぎて年をとり、何も学べないで終わってしまう、だから・・・。
 春に池のほとりに草がゆらぐのを見ながらうつらうつらと夢を見ていたかと思うと、庭先のアオギリはもう秋の気配を帯びている。
 (偶成 「たまたまできた」の意)
 漢詩にしても俳句や短歌にしても、文章を削ぎ落して訴えるのが肝心とか。先日から政治状況を睨んで原稿を募集したが、言いたいことがいっぱいあるのだろう、大論文みたいな原稿も少なくなかった。新聞編集では「長い記事は短い。短い記事は長い」という鉄則がある。漢詩とまではいわないが、俳句などの短詩に挑戦してトレーニングするのも有効かも。

2026年1月22日木曜日

中野晃一氏のスピーチ

 
 中野晃一氏のスピーチは解りやすい。
 そんなに長くもない。
 下記のアドレスを反転させて「移動」を選択すると見ることができる。
 ぜひとも見てほしい。

https://www.facebook.com/reel/3126324274221039/?s=fb_shorts_profile&stack_idx=0


気象は地球規模

    昔話になる。気象庁の労働組合は、 省庁再編などもあり現在は国土交通労働組合の一部であるが昔は全気象労働組合として独立していた。
 ヒロシマの黒い雨訴訟で「増田雨域」として話題になった気象学者故増田善信氏が委員長であったときもある。

 もう30年ぐらい前のことだが私は大阪管区気象台で全気象の方々とある相談していたが、それが今日と同じように、記録的な寒波が近づいてきているときだった。
 そのとき、全気象の組合員でもある気象台の職員の方々が、熱気を帯びて職場の中を駆け回っていた印象が今も残っている。
 労働組合の相談をしている周囲でも、どんなに強く大きい寒波がどこにあって、どのように発達しながら日本列島各地に向かっているのかという観測データの話が盛り上がっていた。
 観測機器も手作業に近く、だいたいテレビの天気予報用の黒板も気象台の会議室の隅にNHKと民放用があったころである。
 その熱気に私は「技術系、自然科学系の仕事っていいなあ」と思ったものだった。
 昨日今日あたり、データは格段に機械化されただろうが、やはり予報官たちは熱気を帯びて議論しているのだろうか。

 25年10月24日と26年1月5日にも書いたが、大阪管区気象台が21日「JPCZが停滞するから大雪の危険」と発表し、テレビ各局もそれを伝えている。
 だが、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)がどうして発生するのかという解説はどこのテレビ局もしていないように思う。
 地球規模で起こっていることを狭い日本国内だけで理解しようとするのは如何なものか。
 何か近頃、「島国根性」という言葉が頭に浮かぶことが多くなった。