2026年10月15日木曜日

是好日

(1)裏金議員を別の角度から言えば、公に追及されるまでは頬被りしていた「嘘つき議員」である。そういう人物を筆頭副幹事長にしたり、農水大臣に任命していた高市首相は、そもそも首相たる資質を欠いている。簗大臣の辞任で納得してはいけない。

(2)「ウクライナは大統領を変えるべきだ」とトランプ氏。いやいや「アメリカこそ大統領を変えるべきでしょう」。己の(中間)選挙のためにプーチンを免罪して軽油を輸入して価格を抑えたいとは悪魔との取引。キリスト教原理主義なら許せるのか。

(3)(問)敵国条項とは何か。簡潔に述べよ。 と、久しぶりに現代史の復習をした人も少なくないだろう。国際連合は連合国が中心になって設立された事実を枢軸国の国民の皆さんはご存知か。歴史を80有余年巻き戻してこんな言葉をよみがえらせた初の女性首相は退場してほしい。

(4)ピレイICC元判事にノーベル平和賞。戦争犯罪人被疑者たちがこぞって反発。ICC赤根所長出身国で先日まで「法の支配」を宣っていた国の首相は「遺憾」では済ませられないだろう。はて。

(5)行政のシステムも含む多くのシステムで莫大な個人情報流出事件が続いている。そんな中、マイナンバーはほんとうに大丈夫か。金に釣られたり、情報に流されたり、権力に媚びたりして、一億火の玉で戦争に突入した歴史もあったが・・・。

2026年10月14日水曜日

中国経済は

    2026年5月28日の『砂漠の発電所』のブログ記事で「世界最大のCO2排出国であった中国が世界の優等生になる日も近い」と書いたが、10月12日付赤旗掲載の東大社会科学研究所丸川知雄教授のインタビュー記事は次のとおりであった。
 🔳 中国の電源構成のうち石炭火力発電の割合は以前は8割を占めていたが、今年上半期(1~6月)は5割を下回り、風力と太陽光発電は24.6%に増えている。
 世界の風力と太陽光の発電設備容量のうち、中国が占める割合はそれぞれ46%と48%となっており、2位以下に大差をつけている。
 内モンゴル自治区オルドス市のクブチ砂漠には、山手線が囲む面積よりも広い東西17㌔、南北6.5㌔にわたって高さ3㍍ほどの台の上に太陽光発電パネルが連なり、砂漠の緑化も進んでいる。
 中国経済では、電気自動車、人型ロボットなどの産業も伸びており、今年1~7月の中国から日本への輸出は前年同月比で17.2%も伸びている。
 レアアースの輸出禁止など課題はあるが、日中の交流は重要だ。🔳

 日本人は、見事なまでの「井の中の蛙」のような気がする。
 若い頃(1979年代)、大中国博のようなものがあったが、手工業に毛の生えたような物産を買った覚えがある。
 そのころ中国の要人が、「そのうちに日本を追い抜く」と発言し、「そのうちとは何時か」と問うと「100年もすれば」との答えに日本人はみんな笑っていたが、GDPでいえば50年で日中は逆転した。
 その時代をリードしてきたのは基本的には自民党であった。
 それでも自民党と一緒に沈んでいきますか。


2026年10月13日火曜日

インフルエンザ

    AIに尋ねると、『2026年11月
の日本では、インフルエンザA型(特にH3N2・H1N1)がすでに本格流行期に入り、例年より早く、ピークに近い高い活動状況が続くと予測されている。2026–27年予報では9〜10月に流行入りし、11〜12月にA型ピークが想定されている』と出た。
 厚労省発表では、全国約3000の定点医療機関で9月28日~11月4日に報告された新規感染者数が1機関あたり11.35人で、4週間以内に大流行が起きる可能性を示す注意レベル(10人)を去年より1か月ほど早く超えている。
 ・・ということでもあるので先日、インフルエンザワクチンの予防接種を済ましておいた。

 ワクチンの予防接種というと新型コロナワクチン騒動が思い浮かぶが、正直なところワクチンの医学的な全容、その医学的な功罪のメカニズム、疫学的な内容、危険性の頻度とその理由など私にはわからない。
 池田清彦氏の本によると、内田樹氏は新型コロナワクチンを7回打ったそうだが、池田氏は「病気のことは(内田氏のように)自分が信用した医師に丸投げして自分の仕事に専念するのはコストパフォーマンスがいい生き方で、それはそれで素晴らしいと思うが、私(池田氏)は病気になっても医者の言うことを鵜呑みにしないでウジウジと生きたい」とあり、正直なところ両論に魅かれるところがあるが、私はどちらかというと勉強嫌いの生臭坊主なので、内田派でいっている。
 ただ近年のわが国は、利権がらみの情報操作が激しいから、それなりの情報の取捨選択には気を使っている。
 その上で、「インフルエンザワクチンの予防接種は済んでいる」と3回ぐらい唱えれば、そこそこの症状ぐらいでこの冬を乗り越えられそうな自信?になっている。「鰯の頭も信心から」ともいう。

2026年10月12日月曜日

火の色の歌人

    その子二十(はたち)櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな
 
 あまりにベタな書き出しだが、与謝野晶子といえば『みだれ髪』だろう。
 私はその実家(堺の商家)近くで育ったのだが、知っているようで知らないまま馬齢を重ねてきた。
 というのも、無学の言い訳でしかないが、いわゆる「戦後」という時期に小学生であった我々は、侵略戦争に抗えなかった戦前の教育や文化というものへの反省から、漢文調であったり技巧的な文章が果たした「嘘臭さ」を克服する戦後教育の申し子だったので、「定型詩」である和歌などを厭い、口語体による自由詩やいわゆる生活綴り方礼賛の基礎教育にどっぷりつかって育ってきたのだった。

 さて今般読んだ、今野寿美著『与謝野晶子』岩波新書は、活字も若干小さいほうだったこともあり読了するのに数週間も要したが(途中で他の本を読んだりして・・)、読後、実に充実感を感じる本だった。
 昨今の朝ドラでは、戦前の「女は無能力者」という社会の中でもいろんな場所で新しい生き方を切り開いてきた女性にスポットライトを当ててきたが、その時代の底流には「青鞜」があり「晶子」がいた。 その真面目さと情熱には頭が下がる。
 一言でいえば、晶子は「源氏」の心情で恋に突き進んだ、言い古された形容だが「情熱の歌人」であった。
 その情熱にみられる芯の強さが、社会運動家とは言えないまでも、「君死にたまふことなかれ」に対しての猛烈な非難に対しても一歩も引かない晶子の真骨頂であった。
  末に生まれし君なれば
  親のなさけはまさりしも
  親は刃(やいば)をにぎらせて
  人を殺せとをしへしや
  人を殺して死ねよとて
  二十四までをそだてしや
 この歌碑は母校の庭にある。
 

2026年10月11日日曜日

捨てたものでない

    核兵器を保有している超大国が戦争をしている。戦争というのは畢竟「人殺し」である。ヨルダン川西岸ではその「国家」を背負って武装強盗集団が「入植」し、抵抗する市民を殺している。
 そういう現実を見ると我われは、ともすれば怒りを忘れて悲しみ、「世も末だ」と冷笑しがちになる。
 「弱きを助け強きを挫く」は江戸時代からの日本の成句だが、その国の首相が「侵略者に平和賞を」というのだから「あきらめ」に似た気分も解からぬではない。
 だがしかし、ノーベル賞委員会はトランプではなく、トランプやプーチンが毛嫌いする元ICC裁判官で元国連人権高等弁務官のピレイ氏に決定した。
 余談かもしれないが氏は高等弁務官であった2014年、旧日本軍の「従軍慰安婦」問題で日本政府の対応を批判している。
 言いたいことは、平和や人権の問題で残念な出来事が目につく日々だが、決して正義や平和の潮流は窒息はしていない。否、歴史の底流は良識の声が強く広く推し進めている。
 世界も人間も、世の中けっこう捨てたもんじゃないと語り合いたいがどうだろう。

2026年10月10日土曜日

秋の客人

    勝手な感想だが、およそ爺さんはお婆さんよりも世間づきあいが下手である。
 企業人間であったとか、何かと偉そうとかいろいろその理由を言われるが、体力的にも疲れやすく内向きになるということもある。私も夏の間は酷暑を恐れて家に閉じこもっていた。

 だから先日からようやく秋らしくなり、少しずつだが雑草を取ったりし始めると、街ゆく人とのあいさつが増え始めた。
 「彼岸花を撮らせてもらいました」とか、「次は何を植えるのですか」などと言ってもらえるのも、「道行く人のための花壇」というコンセプトのおかげだし、そこからわずかであっても会話が始まる。
 わが家は遊歩道のちょっとした結節点のようなところなので、街の割には多くの人と会う。
 そのため、花や木のことでいろいろ話していたから妻が「どこの方?」と尋ねるのだが、実は全く知らない。そんなことはしょっちゅうだ。
 秋になって増えた客人はそれだけではない。
 テラスのベンチで本を読んでいると、人懐っこいシジュウカラが目の前のバードテーブルにやって来る。本を読みながらスマホでパチッとしたのが上の写真である。

2026年10月9日金曜日

自虐川柳

    今月も会報に川柳2句を投句してほしいと呼び掛けたところ、脚気の膝蓋腱反射のように送信のあった人が数人いる。嬉しいものだ。
 当然のことながら、これまでもいくら頼んでも出してくれない人もいるが、「つまらん依頼をしてくるな」「俺は大事な用事で忙しい」というのだろう。
 田辺聖子の『川柳でんでん太鼓』に、かしこい事をすぐに言いたくなる阿保 (亀山恭太)というのがあって、川柳とは実にどこか的を射ている感じがする。

 「シルバー川柳でいこう」と決めてしまうとテーマはごろごろ転がっているはずで、かしこい事を言おうとしなければシルバー自虐川柳は沸いてくるはずだ。
 先日も某スーパーのいつもは止めていない駐輪場に止めて帰ってきたら、私より先輩の方が料金の機械と格闘していて、その影響で私の自転車が出せなくなった。
 で、「どうしはったんですか」と聞くと、「7を押して確認を押しても応答しないとおっしゃるから、「07と押したらどうですか」と言ってあげると解決した。
 こんなたわいない話でも、きっと明日は我が身なんだろうなあ等と思いながら自分の自転車を引き出し、いざ出発しようとするとチェーンロックを外してなかったのでガリガリガリとやってしまった。先輩の心配をしている場合じゃない。
 こうなれば川柳の1句でも捻らないと元が取れないが、といって五七五が出てこない。ほんとうの阿保である。

2026年10月8日木曜日

秋風に乗って

    (1)『栴檀は双葉より芳し』という言葉があるが、栴檀(楝)には香りはないし、インドの栴檀(白檀)にしても双葉には香りはないと言われているが、この植物学的な話はいささか無粋である。
 10月5日、どことなくいい香りがすると思うと、庭の金木犀、銀木犀の蕾が目立ち始めていた。
 ほとんど閉じたままの蕾ですらこうだから一斉に花が開いたらどうだろうか、双葉ではないが雰囲気としては「双葉より芳し」だ。

 夜道に芳香に釣られて人家の生垣に・・という俳句があったなあと思ったが、誰のどんな句であったか思い出せない。木犀か沈丁花だと思うのだが・・

    (2)今夏はわが家などは日照りが続いたが、中部~東日本などは長雨のせいで葉物野菜がダメージを受けて値段も高騰している。
 写真は胡瓜などの隙間に一本だけ植えていたツルムラサキ。夏の後半からグングン成長している。
 好き嫌いのある野菜だが、我がファミリーはおおむね好評で、息子も娘も来たときには葉っぱを収穫して帰る。
 葉っぱはいくら摘まれてもびくともせず成長するから、家計の助っ人でもある。
 
 

2026年10月7日水曜日

沖縄の米軍

    沖縄で米軍兵士による日本人女性強盗殺人事件が”またまた”発生した。
 このことに関して、先日、テレビ『ワイドスクランブル』でコメンテーターの増田ユリヤ氏が次のようにコメントした。
 「横須賀の学校に勤めていた時に横須賀基地の中で軍人の奥様に『新しい船が今日着くから、帰りは気をつけてね』とよく言われた」と。
 戦地であれ訓練であれ、長期間勤務後の兵隊が”暴発”する危険性は常識のようだった。
 それは、ベトナム戦争時の『戦争後遺症』でも有名であったが、日本人も、日中戦争(太平洋戦争)復員後「人が変わった」という話は数多い。このブログでも、4月26日にフリーアナウンサー桑原征平氏の父親の話を書いた。
 高市首相や与党周辺からは「台湾有事」つまりは「戦争の準備を急げ」という声が大きくなっているが、彼等の戦争観ほど「お花畑」はないと思う。
 「私は貝になりたい」ではないが、戦争中の新兵の軍事訓練では、「生きている捕虜(一般庶民)を突き殺す訓練ほど効果的な訓練はなかった」との上官の証言も残っている。
 「人間性の信管を抜かなければ戦場では生き残れない」それが戦争のリアルであろう。
 沖縄の米軍に「教育」を求めるというレベルでなく、米軍基地の撤去こそが答え、根本的な解決策である。

2026年10月6日火曜日

日曜は詩人

    10月4日(日曜日)『朝日俳壇』を読む。

 長谷川櫂選
俳壇の秋と寛(くつろ)ぐ日曜日 (高槻市)岩梶隆子:同じ気持ちにパチパチパチ。

 小林貴子選
台風は日本の形知ってをり (諫早市)後藤耕平:ほんとうにそう思う。しかし八丈島や千葉県の被害には気が重い。

 小林貴子・高山れおな選
壊れそうな人間こわれさうな秋 (大山崎町)重田和子:理解が難しいがそう思う。これからどうなっていくことか。

 高山れおな選
抑へ投手同点ゆるす夜長かな (大津市)星野暁:大津市の作者なら虎ファンか?そんな試合私も見ていた。

 大串章選
短パンの卒寿の散歩秋暑し (下関市)野崎薫:そういう風に卒寿を目指したいが・・選者の大串章氏(写真)は10月1日、88歳でご逝去との報道あり。

2026年10月5日月曜日

飲めや 歌え

    少し離れたところに知らない人が住んでいる。
 その家の庭は家族だけが楽しむためにというように閉ざされてはいなくて、道行く人が四季の移ろいを見ることができる。
 今その庭はコスモスと紫苑(しおん)が満開で風に揺れている。
 お顔は知らないが旧友の気分になる。
 そう、わが家にも、その方のお庭にも、秋がやってきた。

    3日(土)の朝は少しひんやりした。大陸から秋の空気がやってきた。
 私は、毎日朝に血圧を測定しているが、服薬後約1時間に2回測って2回とも160近い値が出た。きっと気温のせいだろう。
 この先暦が進んで気温が下がればどうなることか・・・

 その後通院している「かかりつけ医」で測ると130を切っていた。おかしなものである。医師は自分の医院で130を切っているのだから「問題ありません」とあっさり宣告。まッいいか! でもホント?

 さて「季節は秋」。快晴の下、写真は夫婦で出かけた奈良公園の『奈良クラフトビール祭』。大仏様のご近所だが 〽飲めや 歌え みそなわす神のために! だ。

2026年10月4日日曜日

犯人は誰だ

    9月25日の『一つ二つは旅人のために』であげた木守柿の写真が上のものだったが、次の写真のとおり、その後それが見事に消えていた。
 妻が採るはずもなく、旅人の行きかう道路からは遥かに高く手は届かない。
 ヒヨドリ、ムクドリ、他の小鳥には無理な所業。
 それにしても「お見事!」と言うしかない。
 例の天狗に違いない。
 季節はいっぺんに回転した。
 未明に南の空を見ると冬の星座オリオンが輝き、その右肩の先には昴が瞬いている。
 地上の紫苑(しおん)にはセセリチョウが蜜を吸っている。

    セセリチョウからの連想だが、「せせる」という言葉も此の頃はあまり使わなくなった。
 鯛のかぶと煮を食べるときなどは文字どおり「身をせせった」ものだが、この種の魚料理以外には「せせる」という行為が思い浮かばなくなった。
 3枚目の写真は紫苑の花を「せせって」いるセセリチョウ。なるほど、花芯をせせって(突ついて)いる。

2026年10月3日土曜日

製本作業

    昨日は肉体労働に音を上げたことを書いたが、写真のこれは典型的な事務労働。
 その事務労働になぜトンカチ(金槌)があるかと言えば、そこにある鉄板の上に冊子を置いて、これでホッチキスの丸い膨らみを消すことに使う。
 ここへたどり着くまでにはプリンターの不調があったりして難儀なことが多かったが、曲がりなりにも製本まで到着した。
 「仕事は細部に宿る」との言葉もあるし「ダンドリ八分」との言葉もある。
 手分けした世話人も各ポジションで準備を進めてくれている。
 アヒルの水かきではないが、こうして行事の準備が整っていく。
 みんな、ありがとう!

2026年10月2日金曜日

秋の剪定

    9月30日の午前中は久し振りに秋らしい気温になったので、夏を謳歌して茂っていたシマトネリコなど樹木の剪定を行なった。
 脚立(梯子)に乗って鋸や高枝切り鋏を使うなど、少しハードな肉体労働であったが、一番困ったのは落としたあとの枝葉を拾うために前かがみになることで、剪定後の後始末作業の方がダメージが大きかった。
 最後は何袋かのゴミ袋に細かく折ったりして封入するのだが、その作業は孫のチェアに座って行なった。こういう庭仕事、あと何年出来るだろうか。