天瓜粉(てんかふん)昭和も遠くなりにけり (葛飾区)御堂千里 8月23日朝日俳壇大串章選には何度も頷いた。私も首の周りにたっぷり叩く天瓜粉が好きだった。
昭和つながりで思い出すと、先日ラジオでリスナーから「小さい頃、自動車の排気ガスを吸ったものだ」という投稿があったのに、ラジオパーソナリティーが「なんでやろ?」と応えていたので、ラジオのこっちで「芳香族という名前を知らんのかい」と突っ込んだ。
さらにこんなのを昭和つながりというのが良いかどうかはあるが、朝日歌壇永田和宏選に、
天皇が女性であってなぜ悪い居酒屋談義は庶民の本音 (横浜市)島巡陽一と、
あきれてはいられぬ「皇統二千六百年」本気で語る議員に (岡崎市)兼松正直があった。
こちらはベースにある昭和と言っても大日本帝国憲法下の昭和前期の昭和になる。
歴史のあるべき進歩の方向を「動」として逆戻りの蠢動などを「反動」というが、近頃はあまり聞いていなかった言葉である。しかし、上記の二首の歌に共鳴して、「高市反動内閣」などと言いたくなった。
女たちの頭をバチで打つように毎日毎日ダンケイダンシ 塚本恭子という短歌も以前の朝日歌壇に掲載され、後日、朝日新聞の有名なコラム『素粒子』にも引用されていた。
38親等ほど離れた南北朝時代に分かれた宮家に養子をとらせてダンシを産ませたい・・という国会の多数派は今でも「女は無能力者(虎に翼の台詞・旧民法)」と本気で信じているのだろうか。
男女雇用機会均等法成立四十有余年。労働行政もバチバチ頭を打たれているような気がしたのでわが会報にその主旨の投稿をしたが残念ながらボツとなった。昭和は遠くなりにけり。



-2.jpg)



.jpg)




