東大寺大仏殿の前の参道(広場)の整備が進んだことは2026年3月14日の『大砲は土の中』で、「同じ整備をするなら、元どおり踏んづけた大砲(石)も地上に出せばよいのに」という趣旨のことを書いたが、寄進者である吉村長慶の「慶」の名も半分地中に埋まっているし、写真のとおり願文である「祈世界平和」の「和」の字もほとんど埋まっている。
そのためか周辺では雄鹿が文字どおり角を突き合わせて喧嘩をしていたが、野生動物の恋に口出しは無粋だろう。
ただ、このように発情期(秋)の雄鹿は恋に狂っているから奈良公園で一見ペットにさえ見える鹿でも注意が必要だ。
私はフェイスブックを開けることが多いのだが、そこではフィルタリングバブル、エコーチェンバーがはなはだしい。
アルゴリズム、早い話がフェイスブックなどのSNS側がユーザーである私の興味に合わせて「これはどうだ」「これもどうだ」と情報を選別して表示してくるから、知らない間に「今の世の中の大勢はこうらしい」と信じさせられることがある。
選挙で、とんでもない候補者がブームになるのもそういうことだ。
ここで言いたいことは、どういうわけか私のフェイスブックには「日本の奈良公園は素晴らしい」と鹿と楽しむ外国人のショート動画がたくさん流れてくる。
それらは概ねよいのだが、誰も「発情期の雄鹿には危険もある」とは出てこない。
鹿の角で大怪我をした外国人も知っている。気をつけてほしい。
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