2020年7月21日火曜日

ほぼマスク

   コロナウイルスも怖いが熱中症は負けず劣らず怖ろしいものである。
 風のある屋外でも小さな子供にマスクを着けさせている親を見ると本当に怖い。
 熱中症の知識があるのだろうか。
 右下のリーフレットのとおり、厚労省も屋外では「マスクをはずしましょう」と言っているのに。

 そこで夏用の冷感マスクはないものかと思ってネットで購入して届いたのがポリウレタンマスク。要するにスポンジの薄いもの。
 装着感は快適この上ない。スースー息ができるし、蒸れることもない。
 しかし、マスクがこんなに快適でいいのだろうか。

 カネテツに「ほぼカニ」という蒲鉾製品があるが、その伝でいくと「ほぼマスク」ではないだろうか(ほぼカニの握りずしがあるくらいだからほぼマスクでもマッいいか)。
 識者の論文などを見ると、他人と目の前で話すことのない屋外でマスクを着ける効果はない(マスクを着けても着けなくても感染の可能性は極めて低い)。クラスターとして発生しているような三密の環境下でもマスクの効果はほとんどない(高度な医療用マスクを完全に装着していない限り普通のマスクを着けていても感染リスクは極めて高い)。

   だとしたら、不織布マスクも手作りマスクもポリウレタンマスクも五十歩百歩かもしれない。咳エチケットという意味では相当落ちるようには思うが。
 では効果はないのかというと、自粛警察もどきの「目」に対して「マスクしているもんね」という「見せマスク効果」は大いにある(詐欺の見せ金?)。

 で、わが家ではこれを「ほぼマスク」「見せマスク」と呼んで使用している。
 よってこのマスク、熱中症のリスクについては心配外だと思う。そこが最大の利点である。

 なお、マスクについては神戸大学病院岩田健太郎先生の見解を一読されるようお勧めする。(勝手に検索してね)

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