先日から気温は高いが乾燥した風の日と、文字どおり高温多湿の日があって、同じ気温でも大きく異なって感じることを実感した。
その高温多湿対策だが、古人は風鈴や吊り忍といった情趣をいろいろ創作した。
昨今の「ニッポンすごい」の意図的キャンペーンは嫌だが、こんなことにはほんとうに感心する。
国宝の日本画『納涼図屏風』(久隅守景)は、瓢箪棚の下で家族がくつろいでいるが、夕凪で蒸し暑いと感じるか一服の納涼を感じるかは人それぞれだろう。
屏風を真似たわけではないが、わが家の家庭菜園も棚の形にした。
同じ胡瓜でもここにぶら下がるとなぜか涼しげだ。(と感じるかどうかは人それぞれだが)
朝早くナミアゲハを見つけた。
雰囲気からするとわが家の庭で羽化したようだ。
尾のところに赤や青の模様もなく、そのシンプルさが爽やかだ。
今年の梅雨はコロナ禍と相まって二重に鬱陶しい。
少なくない奈良の古寺でも夏越の行事が中止や縮小された。
そんな中、友人のFBに天河弁財天の大祓神事に参加?遭遇?した日記があった。これも涼しい話題だった。
ウイルスに敗けて中止の茅の輪かな
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