2021年10月31日日曜日

Vote 4




 

Vote 3

  パタゴニア、やるね!





Vote 2

 


Vote

 


 選挙に行こう!
 投票に行こう!
 長谷川義史さんの絵はいつも素晴らしい。

2021年10月30日土曜日

だから私は投票する

 


 ※ 公選法の規定により、30日24時以降は、候補者名や政党名の入ったこれまでの選挙関係のブログ記事は、シェアしたりコメントを投稿しないでください。

 反語的にいえば、それらの行為は24時までに行ってください。

 ブログ記事を読むことは31日も何ら支障がありません。

100年のスパン

 目前の各種対応策も大事だが、100年のスパンでこの国と孫子の人生も考えたいものです。
 人間の所業による気候危機は全てを待ってくれません。



 選挙区は野党統一候補と共産党候補に、比例区は政党名『日本共産党』と投票をお願いします。

2021年10月29日金曜日

期日前投票に行ってきた

 週の初めに役場で期日前投票を済ませてきた。

 国保課で高額療養費支給申請書も貰ってきた。高額医療費の基準を突破しそうな自身の状態が情けないが、とりあえずその基準以上の金額の心配がない医療保険制度をありがたいと思う。 堤 未果さんの本のなかに父親(放送ジャーナリストばばこういち)の遺言が「国民皆保険制度を守ってくれ」であったことを思いだした。

 TPPにアメリカが入ってくれば「アメリカの保険会社に対する障壁だ、保護策だ」と健保制度が壊される危険が大きい。恐ろしいことだが、アベノミクスを引継ぐという岸田自公政権はそれを進めるだろう。

 総選挙では、巧言令色が並べ立てられるが、もっと本質的な議論をしなければならない。

 先の提起と微妙に異なるが、アメリカでは上院予算委員長にバーニー・サンダース氏がついている時代だ。氏は社会主義者を名乗り、国民皆保険を訴えている。
 そんな折、相変わらず日本は周回遅れの「ルールなき野蛮な資本主義」を続けていて良いものか。自公維の「利権資本主義」を許していてはならない。

 期日前投票、もちろん「比例は共産党」に投票してきた。
 次の絵は、絵本作家長谷川義史さんのFBの「期日前投票に行ってきた」の絵だ。長谷川義史さんはすばらしい。

2021年10月28日木曜日

アベノマスクを忘れないで

 


 アベノマスクで思い出した。厚労省が発注企業名の公表を渋った会社があった。
 福島県福島市の「ユースピオ」という会社だった。
 住所地には工場等の実体がなく、震災復興の税の特例を受けるためのペーパーカンパニーあるいはペーパー住所だった。伊藤忠商事などと並んでこの会社がどうして契約先に選定されたのか疑問に思った人が会社の建物を尋ねると公明党の議員のポスターが貼ってあった。(下の写真)話題になった途端に剥がされていた。

   代表樋山茂氏が Buzz feed の取材を受けて語ったところでは、祖父から3代にわたる創価学会員で現在も公明党員だと述べている。 樋山代表は2018年には別名義の会社で脱税事件を起こし刑も確定している。 また「ユースピオ」は契約時には定款にマスクの制作もマスクに係る輸出入も記載がなかった。

 私は現職時代公会計の業務を担当したことがあるが、こんな契約を上司や部下が提案してきたら、絶対にありえない、アウトだ、と100%同意しない。
 多少とも公会計を知っておれば、否、会計など知らなくても常識の問題として、安倍官邸が公明党に便宜を図った違法行為だと確信する。
 実に面白くもないことを思い出したが、皆さんも思い出してほしい。
 私に言わせれば、そういう犯罪者が今まさに立候補しているのだから。

2021年10月26日火曜日

浮かれていないか

   時短要請が大方解除された。1日当たりの感染者数、死者数は確かに減っているが、よく見ると昨年の夏ごろとよく似た水準にとどまっている。
 それでも社会が少なからず浮かれた様子なのは、誰もが自粛生活にうんざりしていたからだろう。

 しかし世界を見ると、ヨーロッパでもアジアでも、一旦抑え込めたかに見えた国々で拡大している。
 そういう意味でも、それに、いわゆる専門家の見解でも、第6波の到来は高い確率で予想されている。
 とすれば、ここは浮かれることなく、第5波までの反省に立ち、これまでの対策の弱点を補強し、ピーク時には手が回らなかった宿題について、第6波に備える準備を固める時期ではないのか。
 時短要請解除が悪いといっているのではないが、自公や維新が選挙目当てにGoToを吹聴し、テレビなどが無批判に時短明けの繁華街の混雑を放映するのは、浮かれすぎていると思う。要するに科学的でないと思う。
 「政治に科学を!」そんなスローガンを叫びたくなる。

 いつもの散歩道でイタチを見つけた。
 スマホで撮ったので豆粒というかほとんど確認不可能なので想像力で補ってもらいたい。
 文化的には、イタチは妖怪で人を化かすといわれている。
 「いたちごっこ」は物事がはかどらないときに、「イタチの最後っ屁」は悪あがきに例えられる。
 自公維らの姿とダブって見えた。個人の感想です。

2021年10月25日月曜日

斬られる改革

   維新の会松井代表がテレビで、「自公は改革が弱い、維新は大阪で改革の実績がある」旨発言していたが、嘘をつくのもエエカゲンにしてもらいたい。

 コロナに絞ってみても、大阪府内の死者数は3千人を超えており、人口当たりだと東京都の1.5倍以上に上っている。右に掲げた表は直近1週間の東京都と大阪府の各日ごとの感染者数と死者数だが、統計的比較のために東京都の人口当たりなら大阪はこうなるという人口比の数字を下の2行に表示した。

 吉村大阪府知事が毎日のように「あれもやります」「これもやります」とテレビで言うものだから、検証抜きで何かしている印象だけは広がっているが、言葉ではどうにもできないリアルな数字は一目瞭然で、浜岡豊慶大教授調査の「コロナ対策都道府県ランキング」では大阪府がワースト1と報告されているのもムベなるかな。

 結局維新の「身を切る改革」なるキャッチコピーは、庶民には「斬られる改革」そのものだった。市立病院の廃止、公的病院への補助金の廃止、保健所の徹底縮小、公衆衛生機関の統廃合、さらに今春には専門家の警鐘を無視した重症病床の3割削減の何が「改革」だろうか。

 その上に、感染拡大の予兆をつかむべき調査へは後ろ向きで、テレビに出ずっぱなし言いぱなしの非科学的発言の数々、・・・「原則自宅療養」(要するに入院拒絶)を打ち出したり、風呂敷を広げた大規模医療・療養センターは病床最大1千床に医師1人というもので、もう詐欺師の発言レベルと言える。。

 そして医療機関にも飲食関係事業場に対しても減収補償は拒否し、アルバイトによって国防婦人会並みの「見回り隊」を出して監視と制裁をちらつかせ、時短の協力金も全国一遅いというのが文句なしの実態。

 それでもテレビの影響は大きいから、真面目な庶民は「まさかそれほどひどい」とは思えない。

 奈良北部の知人に電話をしたら、「選挙区に共産党が出ていないから維新にでも入れておこうかと思っていた」と言われてびっくりしたが、それがリアルな情勢かもしれない。

 もちろん、野党共闘がなって立民の馬淵澄夫を推していること、比例は共産党のこと、国民審査も少なくとも選挙区で0.5人分以下の参政権であっても合憲とした4人は不信任に値することを語って了解を得た。選挙は油断したら負けるとは解っていたが・・・。

2021年10月24日日曜日

底が抜けてる

   愛知のリコール署名運動で、日本維新の会の衆院予定候補者であった田中孝博元県議が、広告関連会社にアルバイトを使っての署名の偽造を発注した事件では、この国のモラルハザードもここまで来たかと暗澹たる気持ちになったが、今度は、自民党本部がウェブ・広告制作会社に闇の世論操作を発注していたことが明るみに出た。

 これは、北や習近平の国や途上国の独裁国家に負けないモラルの底抜けで、良心ある国民は看過してはならない出来事だと思う。

 発覚のきっかけは、フォロワー数17万というDappiなる「人物」がツイッターで自民党や維新を持ち上げる一方、政権を批判する野党やメディアを虚偽の情報等で攻撃していたところ、「近畿財務局の赤木さんは立民党の小西議員、杉尾議員が1時間つるし上げた翌日に自殺」などと投稿・拡散されたことで両議員が名誉棄損・損害賠償訴訟を起こし発信者情報の開示が認められた結果、Dappiなる「人物」は実は個人ではなく、ウェブ・広告制作会社であることが判明した。つまり、誰かから受注して大量の情報を発信していた。これがどんなに危険なものであるかは女子プロレスラーの自殺事件を想起してもらいたい。

 しかも、社長は自民党事務総長の親戚で、得意先は自民党で、取引銀行はりそな衆議院支店という。ちなみに、りそな衆議院支店は議員会館内にあり、「国会通行証を持ち、お勤めの方のみ口座開設や利用が可能」と銀行が述べている。

 この問題を「たかがツイッター程度」というのは大きな誤りで、テレビ報道の中でも「今日バズった話題は・・」などとSNSが増幅して取り上げられているから、実際の政治宣伝(プロパガンダ)として大きな力を持っている。それだけにニセ情報(フェイクニュース)は許すことのできない犯罪である。

 それを会社名を隠し、さらに個人であるかのように偽った怪しげな会社に発注して、アルバイト(?)を雇って計画的・大量に不法行為をさせていたのが政権与党であるのだから、「底が抜けた」と感じるのは私だけではないだろう。

 昔から、出所不明の悪質違法ビラを大量に配布するのは、その組織力からいって某宗教政党と思われているから、政権与党のこんな犯罪行為を見過ごすならばこの国は無法国家になってしまう。

 こんな民主主義にとって重大な出来事に口をつぐむ多くのマスコミも怖ろしい。よって、できるだけこの事実をお知り合いに広げていただきたい。このブログは正々堂々とメールアドレスも公表して書いているものである。

2021年10月23日土曜日

小選挙区制の誤り

 ある地域、例えば奈良県北部なら奈良県北部の住民の、多岐にわたる課題の総意が比較多数の一人(実際は一政党)の意見どおりであるとするのはどこから考えても正しくない。

   それを「二大政党制を目指す」とか言って無理やりに小選挙区制を導入してから日本の政治は明らかに劣化した。

 もう少し現実の話をすると、その昔は自民党の中にも政策や意見の異なる派閥が同一中選挙区内で争ったものだが、小選挙区制になってからは自民党中央本部が原則一人しか公認しないから自民党内の多様性がなくなり、議員自身が(公認権をもつ)本部を牛耳る主要派閥の主張に迎合・忖度していて、立場は別にしても堂々とした見識を持つ政治家が与党にいなくなった。

 この制度矛盾は、立民、共産、社民、新選組の野党共闘が政権交代を実現しても基本的に残る。

 国民の総意がそのとおり議会に反映されるのは完全比例代表制だが、せめてかつてのような1選挙区の定数が5人以上程度の中選挙区制の方が民主主義に近い。

 小選挙区制の肯定意見の中には、人口の少ない地方の意見が尊重されるという主張があるが、世の中には都会対地方という区分以外に男性対女性、青年対壮年乃至は高齢者、事業者対勤労者等々等々多くの差異がある。それを選挙区という制度で解決させようとすれば無数に細分化した選挙制度が望ましいことになる。それらは選挙区ではなく、議会とそれを選ぶ選挙民の知恵や理性で解決すべきものだろう。

 小選挙区制のもう一つ大きな弊害は、どうしても選挙権の持つ「重み」に大きな格差を生むことだ。中選挙区など選挙区を大きくするほどこの矛盾は小さくなる。つまり、憲法が定める極めて重要な権利である参政権について、ある選挙区の1人分の権利に対して、ある選挙区の住民は0.5人分以下の権利しか持てないという大問題である。

   さて、2019年参議院選挙では宮城県や新潟県の県民の1票の価値は福井県民の0.34票しかなかった。その不当性を訴えた訴訟に最高裁は2020年合憲との不当判決を行った。その判決に加わった最高裁裁判官6名が今度の総選挙と一緒に国民審査の投票の投票の対象になっている。6名中不当判決(多数意見)に組した裁判官は深山、林、岡村、草野の4裁判官である。

 「国民は知っているぞ」と意思表示をして民主主義を育てるためにも、少なくともこの4裁判官には✖をつけて投票したいと私は思っている。✖の投票以外は「信任」となるので読者の皆さんも検討してみてほしい。

2021年10月22日金曜日

CTスキャン顛末

   血管に造影剤を入れて心臓のCTスキャンを行った。

 スキャン後、看護師と技師が「気分は悪くありませんか」「 体が痒いとか異常はありませんか」と造影剤の副反応について心配してくれたが、それよりも私が起き上がることができなくてちょっとした問題になった。

 ネタを明かせば造影剤の副反応ではなく「ぎっくり腰」のためだった。昨日の朝にぎっくり腰を起こしたのだが、今でも整形外科をムリヤリ症状固定にしても歯科以外に4つの病気で病院に行っているからこれ以上罹る気にならず、自分自身で騙し騙し対応していたのだが、狭いCTのベッドからは起き上がることができなかった。

 一昔前に「三隣亡」などという迷信が流行ったことがあるが、こうなると人知の及ばぬ疫病神も信じたくなる。まあ、こんなブログが書けているのだから命には別条なかろう。

 今月は医療費に相当出費したが、それでも皆保険制度のお陰でどうにか過ごしている。

 アメリカには日本のような公的皆保険制度はないから、今の私のような場合、手術をためらって服薬でどうにかという庶民も多いだろう。

 アメリカの属国魂に取りつかれている自公政権は「自助」「共助」を進めている。コロナもそうだが総選挙で自公政権を信任すると命までもが危うくなる。

熟柿

   世の中というのは「痛しかゆし」というか複雑なもので、ぶるっと震える寒気が、昨日までやや青かった柿をいっぺんに赤くしてくれる。

 秋空に輝く柿を風景として楽しんで採らずにおくと、熟した実は小鳥の餌になる。カラスは勿論ヒヨドリも憎いがメジロが突いていると可愛いくて「ひとつふたつはいいか」という気になる。我ながら勝手なものである。

   熟柿は孫の凜ちゃんの大好物で、口の周りをべとべとにして食べてくれる。
 で元に戻って、寒気は柿を熟してくれるが、早速体の弱い凜ちゃんは咳をして洟を出している。暑い季節も大変だが寒い季節は輪をかけて辛い。
 凜ちゃんは療育園に行っている。冬季は体の弱い児どおし風邪のうつしあいのようになる。解ってはいるがみんな大変だ。

   政党党首討論会で自民党岸田総裁は消費税の引き下げに反対したが、「消費税は福祉のため」という大嘘を今も信じている人もいる。掲載した表のとおり、消費税導入以後社会保障は劣化の一途をたどっている。消費税は法人税引き下げの代替財源になっただけだ。

 もういい加減こんな嘘つきの政治はやめさせたい。世の中には障害者と健常者がいるのではない。すでに障害のある人といずれ障害を持つ人がいるだけだ。世にはびこる「今だけ、カネだけ、自分だけ」精神が続いてよいはずがない。


2021年10月21日木曜日

四天王に思う

   2009年のことだが熊本県のあるお寺が新たに四天王像を建立するに際して、朝青龍と白鵬が仏像のモデルになったことがあった。

 私は時々東大寺法華堂を訪れるのだが、そこで思うのは誰がどう見ても四天王のモデルは元々からユーラシアのモンゴロイド系遊牧騎馬民族だったことは間違いない。

 それはきっと、中原(中華の平原)やシルクロードの仏教国において、観世音菩薩などの本尊をガードするイメージは遊牧騎馬民族に勝るものはないというのが常識に属していたのだろう。 

 大阪の四天王寺は奈良の飛鳥寺と並んで我が国最古級の寺院であるが、日本書紀の記述やそもそも「四天王寺」という名前からして、当初の本尊は四天王ではなかったか? それがだんだん他のご本尊のガードマン的な地位に変化したのではなかろうか。

 さてさて、大相撲では圧倒的にモンゴル勢が活躍しているが、大相撲の親方の資格条件が日本国籍だというのは、「大相撲はスポーツであり神事である」という立場の私からしても、些か不公平だと思う。

 最強である事実を認めながらも脇侍とされている四天王と何かダブって見える。
 白鵬の立ち居振る舞いは好きではないが、あれだけの成績に対して一代年寄を贈らない相撲協会もフェアでないと思う。

 逮捕された日大理事もアベ友だった。近頃のこの国ではアンフェアが多すぎる。「弱者」の声に見てみぬふりをして自分だけ「勝ち組」を目指すのが正しい人生だろうか。この総選挙で世の中をもっとクリーンにしたいものだ。
 嘘を嫌いフェアを大事にしたい方は、政権交代に力を貸してほしい。

2021年10月20日水曜日

シニシズム(冷笑主義)にさよならを

 衆議院選挙が公示されたが、「今さら民主主義? なんだか古くせーし、だせー感じだし、聞き飽きたし、みんなで寄ってたかってわーわー言っても何も決まんねーし。誰かエライ人に決めてもらったほうが速くね?」と思っている若者もいるかもしれない。この言葉の部分は本田由紀さんの本から引用したので、東京弁の若者言葉になっている。

 さて、中島岳志教授の言葉を引用すれば「岸田内閣は安倍政権」で、森友の再調査も説明もしないといっているが、そういう下で「日本がだめでも自分がOKならいいじゃん」はどこまで通用するだろうか。

 近畿財務局の赤木俊夫さんは、自身に全く関わりない事件(当初の契約事案には関わっていなかったので理解も十分できていなかった)の不法な後始末を命じられ、財務本省と大阪地検によって自死させられたが、自公政権が続く限り、明日は違う形で貴方の身に降りかかってくるとも限らない。権力すなわち政治とはそういうものである。

 昨年、米公民権運動の指導者の一人ジョン・ルイス下院議員がなくなったが、米国史上初の女性副大統領(大統領がなくなった場合などは大統領に就任する)と決まったカマラ・ハリス上院議員は次のように演説した。

 ■ ジョン・ルイス下院議員は亡くなる前にこう書きました。「民主主義は状態ではなく行動である」と。その意味するところは、アメリカの民主主義は決して保証されていないということです。私たちがそのために闘い、守る意志があってこそ強いものとなります。当然のものとして受け止めてはなりません」■

 赤木さん事件ではないが、日本の芸能界では西欧と大きく異なって、政府に楯突くかのような発言をすると抹殺されそうな風潮があって、そのことが若者のシニシズムを煽ってもいる。かつて森喜朗首相は「選挙には関心がないといって寝てしまってくれればそれでいい」とホンネを語った。

 そういう下で今般、芸能人が「選挙に行こう」と発言したことは、支持する政党等の立場を超えて日本の民主主義のために立派なことだと思う。You Tube で「選挙へ行こう」と検索すると次の動画が見られる。

2021年10月19日火曜日

急がば回れ

   10月19日、衆議院議員選挙の公示の日。この国の未来を選択するためにはこの国の位置(現状)の正確な認識がまず大切だと思う。

 世界に誇れる「スゴイ国」なのか、まあまあそこそこ「普通の国」なのか、それとも「相当やばい国」なのか。

 現状認識次第では、自助と自己責任で我慢するか、誰がなってもそこそこだろうと冷笑で済ますか、それとも・・・。

 「井の中の蛙、大海を知らず」でいいと見て見ないふりをして卑怯に生きるのも人生かも知れないが、Nobody's free until everybody's free (すべての人が自由にならない限り誰も自由にはなれない)と、アメリカ公民権運動の中で唱えられた言葉の尊さに目を瞑りたくはない。

 岸田内閣は「新しい資本主義」を打ち出したが、それは何かと尋ねたら「まず成長させたなら”滴り落ちた(トリクルダウンした)”富の分配に配慮する」と言う。それって格差拡大の元凶のアベノミクスの表示替えではないか。こんな「口約」に一喜一憂するのは朝三暮四のお猿さんぐらいだろう。

 翌日から期日前投票が始まるから時間はないが、先人は「急がば回れ」とも教えている。

 10月10日初版第一刷、本多由紀著『「日本」ってどんな国?』(ちくまプリマー新書)は多種多様な国際比較データで日本の現状と歴史的段階を教えてくれる。

 それらが示すものは、「もひとつな日本」などではなく、もっと深刻な「崩壊過程の日本」である。「もう政治になんて期待しない」と言っているうちに、確実にこの国は・・・。

 急がば回れ! ムードよりも理知的に選択をしたいと願い皆さんは、是非とも書店へ足を運んでいただきたい。一読しておくべき書籍だと思う。

2021年10月18日月曜日

尉鶲

   10月18日月曜日、季節が9月から11月に、10月を飛ばしてジャンプしたとテレビやラジオで騒いでいる。

 窓の外に冬鳥の代表ジョウビタキがやってきた。ヒーヒーヒーヒー カチカチカチ テレビやラジオを聴くまでもなく、役者は入れ替わった。

 急いで箪笥の中を衣替えした。

海兵隊の真実

 総選挙の公約で自民党は軍事費について、1976年以来GDP1%以内としてきた「国是」を覆しGDP2%と宣言した。
 元々第2次安倍内閣以降補正予算に翌年度軍事費を組み込んで当初予算を実態よりも少なく見せる「虚偽表示」をしてきたが、高市政調会長の下、敵基地先制攻撃能力保有宣言などと相まって、露骨な極右政策をホンキで打ち出している。
 北のミサイルだ、台湾有事だと彼らは言うが、GDP2%の言い出しっぺはトランプだし、実態は、米軍の旧式ポンコツ兵器を莫大な言い値で買わされてきたものだ。
 マスコミは、岸田首相は宏池会だ、経済重視だろうという幻想を振りまいているが、中島岳志氏が喝破されているとおり、岸田内閣は安倍政権で危険な極右政権ではないだろうか。

   さて軍事問題には素人の私だが、元海上自衛隊幹部の文谷数重氏の主張が17日付け赤旗日曜版に載っていて、目から鱗が落ちたような気になった。氏は「米軍と協力して中国と対峙することがありうる」という立場だが、それでも紙面に登場させる赤旗の度量にも感心したがそれはさておき、沖縄における米軍海兵隊の部分だけをかいつまんで紹介すると・・・、

■ 中国との対峙では沖縄の海兵隊は役に立たない。南西諸島の島しょ防衛ではどうか。日中の戦闘は海上とその上空だ。そんな戦闘に上陸侵攻をする海兵隊の出番はない。
 中国人民解放軍は陸上兵力だけで約98万人。対する沖縄駐留海兵隊は約1万5千人。そのうち実働状態にあるのは第31海兵遠征隊(31MEU)で2千人規模。この部隊は1年の半分は沖縄を離れている。そもそも中国への上陸侵攻は沖縄どころか米海兵隊が全力を出しても無理。■

 要するに、「植民地のような傲岸不遜な振る舞い」をする米海兵隊駐留は不公正な上に軍事的合理性もまるでないと文谷氏は軍事の専門家の立場から断言し、沖縄米軍施設の7割を占め、事件・事故の多くを起こしているこの海兵隊を除去すれば辺野古も普天間も、沖縄の基地問題の相当部分が改善できるとも。

 現実をしっかり見ると、日本会議や自民党の主張こそが「お花畑」「絵に描いた餅」だと分かる。櫻井よしこ氏らが韓国情報機関から資金提供等を受けていたと報道されたが、軍事費拡大論者たちの本質は米国軍事産業の「協力者・エージェント」ではないだろうか。

2021年10月17日日曜日

十三夜

   18日月曜日の夜は旧暦9月13日の十三夜で、旧暦8月15日の仲秋の名月に対して後の月ともいい、この2回を併せてお月見するのが良いといわれている。
 それにしても旧暦9月15日の満月ではなく少し前にズレた13日というのが何とも趣きがある。

 前の仲秋の名月の際に孫の凜ちゃんが、教えていないのに飾ってあるお団子を見て「お月見団子」と言ったので驚いたが、絵本に「お月見お化け」というのがあり、凜ちゃんがそのTシャツも持っていたので納得した。

   旧暦9月、いっぺんに十三夜らしい気候になった。国際化の時代でもあるし?、明日は月餅でお月見をしようと思っている。

   一夜して西高東低十三夜

大義と私心

 大阪の衆議院選挙戦でちょっとした場外乱闘芝居?があった。
 先のいわゆるトコーソーで、維新に「対立候補を立てるぞ」と脅されて、それまでの「住民投票反対」の立場を裏切って住民投票の実施に賛成した公明党に怒った自民党の柳本元大阪市議が、公明党現職の選挙区に無所属で立候補するとして記者会見までセットしていたところ、公明党本部経由自民党本部から強力な圧力がかかって直前に取りやめとなる騒ぎがあった。

 公明党が、「そんなことをするなら自公の選挙協力全体解消」まで匂わしたので自民党本部が震えあがったらしい。
 自公協力に何の興味もないが、そんなに自公協力が大事なら、どうして公明党はトコーソーで自民党を裏切って維新と組んで住民投票に賛成したのか。
 要するに、公明党には何の倫理も理屈もなく、ただただ自党の選挙に有利かどうかだけの打算しかない。(元々自公協力に倫理などないが)
 かくして急転直下柳本氏が自民党近畿比例区の上位に登載されるらことになったらしい。田舎芝居のような嫌な話である。

 それに引き換え、どこかのテレビ局のアンカーが共産党の志位委員長に、野党共闘で譲ってばかりで、おまけに政権交代しても閣外協力では割に合わないのでないかと尋ねたそうだが、「市民と野党の共通政策で政治を変えていく」のが目標で、大臣に入ったり権力を行使したりしたいわけでないとの回答は、先の大阪場外乱闘芝居の対極にあると思う。

 小選挙区に候補者を立てない場合(候補者を降ろした場合)、比例区の訴えをするにもその土地では宣伝カーを使えないなど単純な話でいうと大きなデメリットがあるが、それでも候補者一本化のため自党の候補者撤回で恨みつらみを言わない態度は彼らには想像もつかないことだろう。

 17日の共産党山下副委員長の大阪の街頭演説の予告では、大阪9区で大椿ゆう子社民党副党首の支援に入り、それを共産党高槻島本チャンネルで配信予定だという。16日には共産党大阪3区候補者わたなべ結さんが9区の応援に入ったという。マスコミの候補者一本化報道では立民党ばかりが目立つが、大阪でこのように共産党が社民党を推すのも立派だと思う。

 かつて大阪府黒田革新知事は「革新の大義に生きん身の構え 私心なければ揺らぐことなし」と詠われ、大阪府民はその黒田さんを当選させた実績がある。
 嘘、権力乱用、私利私欲の政治が良くないと思われる皆さんには、どうか市民と野党の共闘にお力添えをお願いしたい。気軽にお知り合いに「市民と野党の共闘いいね」と話してほしい。

 動画は、自民党推薦で国会に参考人として意見陳述されたこともある憲法学者小林節さんで、非常に説得力のある見解だと私は思った。



2021年10月16日土曜日

人生 意気に感ず

 ムードや情緒、雰囲気でモノゴトを判断するのは注意しなければならないが、それでも「人生 意気に感じ」て自分自身を奮い立たせることもアリだと思う。

 堺の友人から「ニュースに寄稿した」と言ってニュースが送られてきたが、文字どおり友人の心意気に勇気をもらった。

 このブログを見ていただいた読者・知人の皆さんは、どうかお知り合いに「カトちゃん頑張ってるね」と転送・拡散していただければ幸いです。

 (カトちゃん、やるね! 尊敬します)




2021年10月15日金曜日

候補者一本化

   「一人しか当選しない」衆議院選挙の小選挙区は289ある。共産党、立憲民主党、社民党、令和新選組が事実上候補者を一本化した選挙区はおよそ200になった。

 共産党と立民党が合意し13日に発表したところでは、大阪5区宮本たけし、東京4区谷川智行、福島5区熊谷智の3選挙区で共産党候補を野党統一候補とし、さらに千葉6区浅野史子、愛媛4区西井直人でも事実上の統一候補とし、他の23選挙区では共産党が小選挙区立候補を取りやめて立民党候補に一本化がなった。

 革新の大義のために取りやめた予定候補者や家族、支援者等の胸中は想像を絶するものがある。前回の各党の得票数の算数などでなく、この心意気にこそ敬意を表したい。

 さて、総選挙にあたっては、与党の片割れまでが「うちは10万円だ」「うちは20万円出そう」というような「口約」が新聞を賑わせているが、一番大事なことはその話が「信じられるかどうか」だろう。
 テレビショッピングではないが、70代の高齢者が明日にも40代になる健康食品などあるはずがない。それでも信じて買う人がいる。選挙になるとそういう同種のCMにマスコミが加担する。

 昨日も一昨日も「自分で考えよう」と書いたが、テレビや新聞を見て、「そんなあほな」と思うことが大切だ。
 上手いことを言っている人(党)よりも信じられる人(党)を選択したい。


2021年10月14日木曜日

金剛力士

   東大寺の南大門には運慶・快慶による超有名な仁王さん・・巨大な金剛力士像が睨みを利かせている。その南大門のすぐ奥に東大寺ミュージアムがあるが、以前にそこで、「南大門の阿(あ)形像と吽(うん)形像は東西のどちらがどちらですか」と尋ねている人がいて驚いた。

 何を私が驚いたかというと、「そんなこと、人に尋ねるか」「自分で考えろや」と思ったからである。

 つまり、ほとんど専門的な知識など必要でなく、見れば「あっ」と言っているのと「うん」と口を閉じているのは一目瞭然だからである。
 知らないことを聴くのは恥でも何でもない。しかし、まず考えてみてはどうか。スマホなどの検索機能のせいか、学校教育のせいか知らないが、直ぐに誰かから「正解」を得ようとしていないか。ミュージアムの受付の方が東西を言い間違って回答したら信じるのでしょうね、この方は。

 そういえば、大仏殿で遠足の子どもたちによく「この大仏様の前の花瓶の蝶はどこかおかしくないか?」と話しかけるのだが、子どもたちは「遠足や修学旅行に来る超有名寺院に、先生から聞かされてもいない不思議がある」などとは思いもしないような驚いた顔をする。

 いくらかやりとりをして、そのうち「足が8本」に辿り着くと「何故?」とみんな私に答えを聞いてくる。もちろん私は「そんなことは帰ってから考えたら」と返すのだ。大切なのは答えの記憶ではなく不思議を考えこむ過程ではないだろうか。
 それに、この蝶の謎、諸説あるが、私自身本当の理由はわからない。

 そも、自分で考えないと詐欺にあう。
 立民小西議員がツイッター上での中傷に名誉棄損・損害賠償訴訟を起こしたら、Dappiなるその人物?が実は法人で、主要な取引先が自民党だった。
 政党助成金や官房機密費も原資は税金つまり国民の懐から出たもので、自民党は野党の誹謗・中傷・デマを法人のアルバイト等を使って大量に札束の力で拡散していたわけである。広島の河井案理事件も郁子なるかな。恐ろしい。
 つまり、「多くのツイートがあるからほんとうだろう」などと考えると大変なことになる。
 そんなことを大仏様と蝶々は教えてくれているのかも。

2021年10月13日水曜日

知性的であること

   少なからず尊敬している思想家・内田樹氏のブログ『内田樹の研究室』に『
日本共産党に期待すること』という小論があった。
 氏は著書等で氏の論文等を自由に引用、転載してもらっても良いと語られているので、私としては広く皆さんに参考になりはしないかと考え、以下にご紹介する。

 ◇『日本共産党に期待すること』という題で「赤旗」から寄稿依頼があった。こんなことを書いた。
 
 日本共産党に期待することはいくつかある。せっかくだから他の人があまり言わなそうなことを書く。
 第一に「論理的であること」「知性的であること」にこだわり続ける政党であること。
 今の日本社会は底の抜けたような反知性主義のうちに頽落している。いくら嘘をついても、デタラメを言っても、食言しても、政治家にとってまったくダメージにならないという時代がもう10年近く続いている。
 日本共産党だけはこの俗情に結託しないで欲しい。嘘をつくと顔が赤くなる。論理的でない言葉を言おうとすると舌がこわばる。そういう「かたくな」な政党であって欲しい。そういう政党が一つくらいは必要である。
 
 第二に世界史的な存在であること。
 離合集散を繰り返す諸政党を見ていると、いったい彼らがどういう綱領的課題を実現したくて政治をしているのかがわからなくなる。
 日本共産党はこの100年、コミュニズムの興亡の歴史のただ中にあって、日本固有の特殊な歴史的条件下で、おのれの立ち位置を決定し、言語化し、国民の支持を求めるという困難な事業を担ってきた。
 そのおかげもあって日本はマルクス主義研究と実践の蓄積においてアジア第一の「マルクス主義先進国」になった。このことの世界史的重要性を忘れるべきではない。歴史の風雪に耐え続けたこの政党が存在することは日本政治史を俯瞰するためにぜひとも必要だと私は思っている。

 党名変更については、私は「共産党」という党名を維持して欲しいと思っている。
 ロシア革命以来100年余、世界中で「共産党」という党名を掲げた政治組織が誕生し、活動し、いくつかは姿を消した。なぜ、ある国では共産党は生き残り、ある国では消滅し、ある国では姿を変えたのか。それを研究する「比較共産党史」という学問領域があれば、それぞれの国の固有の政治風土を理解する上できわめて有用だと私は考えている。
 以前、「アメリカ共産党史」を調べたことがある。これは石川康宏さんとの共著『若者よマルクスを読もう』にのちに収録された。なぜアメリカでは共産主義が「土着」しなかったのかという関心から調べたものだが、アメリカの政治文化の特殊性を際立たせるという点では有効な視点だったと思う。
 同じように「中国共産党史」も「フランス共産党史」も「イギリス共産党史」も「インドネシア共産党史」も「朝鮮共産党史」も、それぞれの国の固有の、土着の政治文化の特性を知る上では有用だろう。そのような世界史的研究の足場としても「日本共産党」という党名は変えるべきではないというのが私の考えである。2021-09-29

2021年10月12日火曜日

書は難しい

 「掛け軸という東洋の知恵を見直したい」と10月1日に書いた。その折東洋の知恵と言ったが、目出度い言葉などで福を願うのは中国伝来かも知れないが、部屋の中に季節を呼び込むのは利休あたりからの日本人の感性のような気がする。

   で10月1日の記事には”食欲の秋”的な掛け軸の写真を添付したのだが、情けないことに浅学故、「書」の一部(後ろから2行目)の文字を読むことができなかった。

 いろんな辞書を引っ張り出したり、「沙州」から連想してシルクロード、敦煌、莫高窟などの本を引っ張り出したりしたが、確たる正解は解らなかった。

 そもそも、この書画は東大寺の有名な別当であった故清水公照師の書画である。そこで、師の故郷にあり、師の多くの作品を所蔵されている『姫路市書写の里・美術工芸館』に問い合わせて教えてもらうことにしたところ、快く対応していただいた。さすが学芸員の方だと想像した。

 回答は、『豚 山羊 沙州のニラを添えて食う 西域の営み ■塵の朝  公照』で、■は不明ということで、附記として、『清水公照は「中国・西域の旅」と題して昭和635月に(敦煌、西安、北京)などの中国旅行をしています。沙州とは現在の敦煌(とんこう)周辺地域のことで、砂漠で有名ですが砂ぼこりなどが街に舞うそうです。この時の様子を描いたものと思いますので、「芥塵」「埃塵」かも知れません。』とあった。そしてこれはほゞ私の推測と外れていなかった。

 ただこの文字が朝食に係るとすれば「羹」(あつもの)(羊羹の羹)もアリかと考えたのだが、その場合、次に付く「塵」以外の相応しい文字が見つからなかった。

 結局私は、文字の形から「芥塵」も捨てがたいが、より西域のイメージが漂う「黄塵」と読みたいと思うようになった。書や文字に詳しい方々のご教示を乞う。

豚 山羊 沙州のニラを添えて食う 西域の営み 黄塵の朝  公照 』で如何。

2021年10月11日月曜日

犬っころ草

   花穂をゆるく握ってニギニギすると毛虫がニョロニョロと動いて顔を出したようになる。
 むかし義母の入居していた老人ホームでやって見せたら、ホンモノの毛虫だと信じた方も少なからずいて、部屋の皆さん方に大いに受けた(盛り上がった)ことがある。

 いま時々孫の凜ちゃんを通園バスに送っていくが、その途中で一本採っては凜ちゃんに渡して首筋あたりをコチョコチョをしあって遊んでいる。
 狗尾草=犬っころ草=エノコログサ=ネコジャラシは、間違いなく雑草とされているが、このようにどこか憎めない雑草である。

 今般調べてみて初めて知ったことは、これは粟(あわ)の原種で当然に食べられるということだ。
 粟餅については3月20日に書いたとおり、北野天満宮前の澤屋のそれは絶品だった。「雑穀」などという言葉にネガティブなバイアスがかかっていて不当に低く評価されているが、そのうちにエノコログサを実食してみたいと思っている。

2021年10月10日日曜日

紫でないツルムラサキ

   毎年、前年のこぼれ種からツルムラサキが生えて、夏野菜の一つとして重宝していたのだが、今年は何となく新しい苗を植えてみた。

 その苗がぐんぐん成長して太くて元気なツルが10mにもなった(最初の写真にラインを引いてみた)。

   元気な葉っぱを美味しく戴いているから別に文句はないのだが、このツルムラサキ、ツルも葉もどこにも紫色がなく、まあこれなら「ツルマミドリ」といったところだ。

 その上に例年なら花が咲いて実(種)がついてもよさそうな季節だが、一向にその兆候がない。実(じつ)はその花穂というか実というかそれも口の中でプチプチと毎年食べて楽しんでいたものだ。

   品種改良(ある種のハイブリッド?)の結果なのか、それとも近頃流行りの種苗メーカーの作為(F1品種)なのか知らないが、その不自然さに少々首をひねっている。
 F1品種とは、モンサントなど世界の巨大種苗メーカーが始めたもので、自家採種できない一代品種をあえて作って、毎年種苗を絶対に購入しなければならないようにしたものだ。ついに、こんなちっぽけな家庭菜園まで巨大企業の手が伸びてきたか???
 日本政府は、種子法を改悪して、ある種の植物について自家採種を罰することとした。どうなっているのだこの国は。
 朝日新聞は「開発者の権利守るため」と袖見出しを立てているが、それほど単純ではない。

 歴史の話をそのまま現代の社会問題に重ねるのは慎まなければならないが、もともと農民はみんなが研究者で開発者であった。そして、お伊勢参りや奈良の大仏様参りの際に種や苗を持ち寄り、新しい種や苗を購入した。四天王寺参道の赤松苗店はその名残りだ。実のないツルムラサキを眺めながら気分は複雑だ。

2021年10月9日土曜日

インフルエンザの予防接種

(主文)高齢者は26日までに予防接種を行った方がよい。

(理由)2020-2021年シーズンは、最悪の想定であった新型コロナ肺炎とインフルエンザの同時流行がなかった。
 これは手洗い、マスク、三密回避、人流制限等のコロナ対策がインフルエンザにも効果的であっただろうことと、コロナ肺炎ウイルスとインフルエンザウイルスとの間にウイルス干渉が起こった可能性が指摘されている(先にある種のウイルスの流行があると他のウイルスの流行が抑制される)。
しかしながら、向かうシーズンを楽観してよいかどうか・・・。

 日本感染症学会の2021929日付けの提言の要旨によると、「今シーズンのインフルエンザ流行の予測をするうえで参考になる南半球のオーストラリアをみると、2021年流行シーズンのインフルエンザ確定患者数は昨年同様きわめて少数だが、アジアの亜熱帯地域例えばバングラデシュやインドでは2021年夏季に流行を認めている。

これらの地域で保存されたウイルスが、今後国境を越えた人の移動が再開されれば、世界中へ拡散される懸念があり、その場合、日本の前シーズンに罹患した人が極めて少数であったため、社会全体の集団免疫が形成されていないと考えられ、そのような状況下で、海外からウイルスが持ち込まれれば大きな流行を起こす可能性もある。

よって、医療機関が新型コロナ肺炎(COVID-19)対策にできる限り対応できるよう、ワクチンで予防できる疾患については可及的に接種を行い、医療機関への受診を抑制して医療現場の負担を軽減することも重要だ。」と述べている。

 ワクチンの製造予定量、つまり供給量について厚労省は、平成27年度以降で最大の供給量を確保できる見込みと述べているが、私のかかりつけの医院では去年より供給が減っていると嘆いている。その理由はわからない。

また厚労省は、ワクチンの効率的な使用と安定供給つまり優先的な接種に関して、予防接種法に基づく定期接種の対象者の方(65歳以上の高齢者等)で接種を希望される方は1026日までに早めに接種を行っていただき、1026日以降は、医療従事者、基礎疾患を有する方、妊婦、生後6ヶ月から小学校2年生までの方で、接種を希望される方は早めに接種を行っていただくことを呼びかけている。

新型コロナワクチンの接種では、いろんなトラブルで接種が遅れた高齢者が私の周りでも少なくなかったが、同じような失敗を繰り返すことなく、早々に接種されるのが良いのではないだろうか。

2021年10月8日金曜日

ウッドペッカー

   USJには今もいるようだが私はUSJには行ったことがない。それにウッドペッカーのキャラクターが寄ってきたとしても、子どもたちはそんなアニメを知っているのだろうか。私たち祖父ちゃん祖母ちゃんはあの笑い声が懐かしいとしても。

 さてウッドペッカーはキツツキだが、日本で一番小さなキツツキは『コゲラ』で、わが庭にも度々訪問してくれる。
 今回の写真はそういうノーマルなものでなく、巣立ちを急いで失敗した雛で、歩道の脇で親を探して動き回っていた。
 キツツキが地上を歩き回っているのもおかしいが、スマホで撮ったので少し見つけにくいかも・・。

 こういうケースは「雛は拾わない」が原則で、人間の匂いの付いた雛は親に子育てを放棄される。そしたら「そのままにして猫や鴉に食われたらどうする」という反論もあるかもしれないが、それは自然界の当たり前の循環の一つであって、多くの場合は親鳥が安全な場所へリードして助けるらしい。

 ということで、カシャカシャと撮ってその場を後にした。もしサバイバルに成功したならわが庭を訪れよ。

2021年10月6日水曜日

重ね重ねメッセージの伝え方

   肢体不自由児のチャリティー行事で大きな絵馬を求めてきたことは9月13日に書いたが、絵馬の制作者である」東大寺狭川普文別当から印刷物ながらお礼状が郵送されてきて、何事につけこういう丁寧なフォローが大切だと感じ入った。筆不精の身には大いに反省させられた。

 『メッセージの伝え方』については、2016年1月3日や2017年1月15日以降度々書いてきたし、そういう話を友人たちと度々語り合ってきたが、政治の話題であっても、政治的な立ち位置がどうであっても、詰まるところは誠実な対応に尽きる気もする。

   19日公示の衆議院議員選挙は翌20日から期日前投票が行われる。そういう意味では既に「最後のお願い」の段階にある。カレンダーには診療科のマークばっかり並んでいるが、四の五の言っていられない。

 私が政権交代を望む理由は、自公政権の嘘や利権が許されないということもあるが、この顔ぶれの政権に「信任」を与えたなら、憲法改正、原発再稼働・増設に向かいこの国の民主主義と連動したモラルも破壊されると思うからである。

 選挙で共産党を躍進させ、飛天のように大きな夢を語り合いたい。

2021年10月5日火曜日

孫のレポート

   孫の夏ちゃんからスマホに写真が届いた。「クモ捕って2匹目食べてる!」というだけのレポートだが、写真からすると、まずカマキリを捕獲して蜘蛛を与えたのだろう。

 そんな詳細はどうでもよい。祖父ちゃんに教えてやろうという感性が嬉しい。 

 蜘蛛は正確には昆虫ではないが、普通には人間が嫌がる種々の害虫を食べてくれる「益虫」である。蟷螂もしかり。しかしこの場面は「益虫」を食べる蟷螂だから虫の世界はそれほど単純ではない。

 単純ではないということでいえば、世界中ではドイツの新政権が中道左派主導で実現しそうなことなど、いろんな重要な動きがあるのだが、赤旗を除くメディアだけを見ていると、岸田総裁の人事の予想表や皇室関連の人権無視の報道などで覆われていて、この国自体が「世界の落ちこぼれ」の体を為している。

 この国で理性的な判断をしたいと思うなら、赤旗は最低限の必須アイテムだと思う。

2021年10月4日月曜日

19日公示で総選挙

 岸田首相が衆議院を解散してこの19日(火)公示、31日投開票で総選挙を実施することを決定した。

 脛に傷を持つ数々の大臣や自民党幹部の化けの皮が剥がれない「ご祝儀相場」の内に、論戦を避けて票を掠めようという魂胆だ。

 安倍、麻生、甘利の3A内閣と揶揄されているが、安倍晋三が評判の良くない菅義偉の首を岸田文雄に挿げ替えただけの傀儡政権というのは一般紙でも報じている。

 先に書いたが、ドイツやヨーロッパではメルケルの立場を右派としているが、その基準でいえば、つまり西欧の常識でいうと日本の自民党は極右政党となる。事実そうだ。

 先の第二次世界大戦前には、ドイツでも日本でも、国民が「これはヤバイ」と思ったときには手も足も出ない状況が作られていた。現代日本はその瀬戸際にないだろうか。

 嘘の横行や権力乱用の社会を止めさせるために、「誰がなっても」とか「昔の民主党は」などという冷笑を止めて、野党共闘とその大黒柱共産党にぜひとも力を貸してほしい。

 本田由紀東大教授が日本共産党にキャッチフレーズを提案してくれた。 

  ■ ぶれないのに柔軟  ■ 強いのに優しい  ■ 理知的なのに温かい だ。

   近年は期日前投票が急増しているから、選挙戦のゴールは19日(火)といっても良いかもしれない。

 野党共闘のなった選挙区では、野党統一候補を、そうでない選挙区と何よりも比例区では日本共産党を応援してほしい。


ナツメロに酔う

 45年ぐらい前の歌だから『ナツメロ』か『想い出のメロディー』だが、それを新しい世代が新しいアイテム(ボーカロイド)を使ってyou tube にアップしてくれた。豊田光雄作詞作曲『燃やせ心を』で、you tube で「初音ミク 燃やせ心を」と検索すると出てくる。

 歌詞にもありメーンテーマである「青婦協」というのも歴史を感じさせるが、そういう時代もあったのだ。

 新しい酒は新しい革袋にという言葉もある。青年は親の歩いた登山道とは別の道で頂を目指すとも。新しい世代には是非とも先人たちをびっくりさせてもらいたい。


 
   ナツメロというと、さだまさしが作って山口百恵が歌った『秋桜』が似合う季節になった。
 庭中に爽やかな香りが充満している。コスモスではなく金木犀と銀木犀が並んで咲いている。


2021年10月3日日曜日

餅貝(もちがい)再会

   本当にたまに行くだけの産直スーパーで餅貝(標準の名前は鏡貝)に再会した。60数年ぶりのご対面である。

 60年以上前、堺泉北臨海コンビナートができる前、小学生の私は夏休みというと毎日のように大浜海水浴場で遊んでいた。泳いだり、波打ち際に砂のお城をつくったり、そして帰り際には足で底を掘って獲った餅貝を持って帰り、家で貝焼きにして一緒に行った友人たちと楽しんだものだ。
 思い出のそれは10㎝ぐらいあったが、今回のそれは大きなもので7㎝だった。
 (10㎝・・小さい時の思い出は大きく見え、そういえば伏見稲荷の老舗の煎餅屋さんで「もっと大きな狐のお面があったはずやが」と尋ねた折りも、「100年以上前から同じ型を使っています。そんなことを言う年寄りが何人もおられるが・・」と言われたことがある。)

 ところがその後、この餅貝をいくら探しても見つけることができず、そもそも大浜海水浴場自体がなくなり、もう再会は絶望だろうと思うようになっていた。就職してから居酒屋などで語っても、大阪近辺の仲間にもみんな「そんな貝は知らん」と言われてきた。

   さて、料理というほどのこともなく、フライパンにアルミホイルを敷き、強火で焼いて口が開いたら出汁(醤油で十分)を垂らすだけ、いたってシンプルなのが思い出の味である。今回もそうしただけ。

 NHKBSの『こころ旅』ではないけれど、他人にとってはなんということのない景色であっても、その人にとっては代えがたい思い出の景色があるように、もっと美味しい貝はいっぱいあるだろうが(事実、そうであるから値段も安いものだった)、私にとってはこれは代えがたい貝なのだ。

 妻も「美味しい」と言ってくれた。だからといって続けて食べるつもりもなく(食べてもよいが)、できれば5年ごとぐらいにどこかのお店に出てくれれば丁度いい。

2021年10月2日土曜日

言霊

   「ご飯論法」をはじめ「募ったが募集はしていない」などと嘯いた(うそぶいた)安倍晋三以来、この国の言葉は急速に劣化した。
 政権交代で「日本語を再生しよう」と訴えても支持は広がらないだろうが、真面目な話、言葉の劣化は民主主義の危機でもある。
 維新の「身を切る・・」というワンイシューも同罪だが、自民や維新の広報を請け負っている電通やヨシモトがマスコミを席巻している現実は恐ろしいものがある。

 そこで、だからといって、機械的に反発して「言葉の推敲」を軽んじるのは正しくない。私の経験からいっても、黒田革新大阪府政誕生の際などは民主主義の陣営がもっともっと言葉などの発想が豊かだった気がする。

 そんなことを考えていた折、本田由紀東大教授が日本共産党の新しいキャッチフレーズを提案してくれたのは注目に値する。

 ■ ぶれないのに柔軟
 ■ 強いのに優しい
 ■ 理知的なのに温かい

 イメージ選挙でよいなどとは全く思ってもいないが、こういうセンスは大切だ。皆さんにも大いに広めてもらいたい気がする。 

2021年10月1日金曜日

西域の朝

   鬱の患者に「ガンバレ」が禁句だというのは常識に属する鉄則だが、先日から体調がよくなく、判っちゃいるが気力の出ない日々が続いていた。

   別に「ガンバレ」と言われているわけでもないが、頑張ろうと思っても頑張れない。
 そんな私の様子を見て、心配をしてくれて妻も疲れ、それを見て私も疲れる。落ち込むときというのはそんなものである。
 その震源は私であるから、責任を感じてまた一層・・・。   

   そんなもので、キッチンの換気扇の掃除は何となく私の担当になっているのだが、「そろそろ換気扇を・・・」という妻のシグナルにも「気力が回復したらね・・」と答えてズルズルと引きずっている。

 さて、気分転換ということでいうと、私は今まで掛け軸というものにあまり興味はなかったが、この頃、掛け軸一つで部屋の中の季節が変わり、自然が家の中に飛び込んでくるのを実感して、少しこの東洋の知恵を見直している。

 今日から神無月。そんなもので少し元気の出る掛け軸に換えてみた。西域を見ると、極東の列島の悩みなど小さい小さい。