2026年1月2日金曜日

きゃぴきゃぴ支持率

    朝日新聞が年末に『ベテラン政治記者が振り返る2025年』という鼎談を掲載したが、その中の、高橋純子編集委員の指摘には少しハッとさせられた。

 「発足後の高市政権だが、歴代屈指の高支持率を維持している。この原動力をどう見る」に対して氏は、「”初の女性首相”は相当大きい。特に若い世代に効いている。原子力空母に搭乗し、トランプ氏の横できゃぴきゃぴされると私は閉口するが、若い世代は”素直でかわいい”と好意的に受け取っているようだ。また、メディアの報道が手ぬるく、”高市アゲ”に傾いている点は見過ごせない。高市氏は安倍晋三の後継者を自任しているぶんメディア戦略を相当練っているはずだが、メディアがそれにまんまと転がされているのではないか。高支持率に乗じた無自覚な報道ぶりには大いに疑問を感じる。」と語っている。

 私が「ハッとした」のは、「何を今さら」と言われるかもしれないが、いわゆる高支持率は一瞬のあだ花ではなく、実際に若い層にはその種の期待というか、親近感があるということだった。高橋氏ではないが私もあの「きゃぴきゃぴ」には、外交以前の、日本人としてのある種の屈辱感のようなものを感じて閉口したが、それが「かわいい」と????

 日々のラジオを聞いていても、ごく普通のトークの中で、「中国(大陸)が台湾の周囲で軍事演習をしているが、いつ沖縄に来るかわからい。怖いことだ。」のような文言がスラーっと出てきている。
 反対にいうと、そんな仮定にどんな根拠があるのか、現実の産業や商業上あり得ない話が普通に話されているメディアの現状に、理性的な人々は”もっと解りやすく話す(反論する)必要がある”ように思う。
 「こんなアホナ世論はすぐに是正される」と何もせずに話す人がいるが、私は少し違うような気がする。
 今年はもっとメッセージの伝え方を熟慮しなければならないと年頭にまず決意。

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