2026年1月22日木曜日

気象は地球規模

    昔話になる。気象庁の労働組合は、 省庁再編などもあり現在は国土交通労働組合の一部であるが昔は全気象労働組合として独立していた。
 ヒロシマの黒い雨訴訟で「増田雨域」として話題になった気象学者故増田善信氏が委員長であったときもある。

 もう30年ぐらい前のことだが私は大阪管区気象台で全気象の方々とある相談していたが、それが今日と同じように、記録的な寒波が近づいてきているときだった。
 そのとき、全気象の組合員でもある気象台の職員の方々が、熱気を帯びて職場の中を駆け回っていた印象が今も残っている。
 労働組合の相談をしている周囲でも、どんなに強く大きい寒波がどこにあって、どのように発達しながら日本列島各地に向かっているのかという観測データの話が盛り上がっていた。
 観測機器も手作業に近く、だいたいテレビの天気予報用の黒板も気象台の会議室の隅にNHKと民放用があったころである。
 その熱気に私は「技術系、自然科学系の仕事っていいなあ」と思ったものだった。
 昨日今日あたり、データは格段に機械化されただろうが、やはり予報官たちは熱気を帯びて議論しているのだろうか。

 25年10月24日と26年1月5日にも書いたが、大阪管区気象台が21日「JPCZが停滞するから大雪の危険」と発表し、テレビ各局もそれを伝えている。
 だが、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)がどうして発生するのかという解説はどこのテレビ局もしていないように思う。
 地球規模で起こっていることを狭い日本国内だけで理解しようとするのは如何なものか。
 何か近頃、「島国根性」という言葉が頭に浮かぶことが多くなった。

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