古い話をしてもよい歳になったから語ると、私が労働組合の役員であった頃、野党とはいえ社会党の議席は多く、それを支えていたのが総評だった。
そして有力な労働組合の大幹部は社会党議員の秘書を兼ねていたので、「議員の秘書だ」というと使用者側にけっこうな圧を持っていた。そんな現場をいくつも見てきた。秘書には秘書のバッジがあった。
我われは、いわゆる総評非主流派で政党支持の自由派であったから、そういうものを冷ややかに眺めていた。
そんな古い思い出を書いたのは、1986年から本格化した統一協会による自民党秘書への潜入作戦が統一協会の霊感商法温存に絶大な力を発揮し、はては山上被告の家庭破壊のような不幸をいっぱいバラマイタからである。
だから多くの自民党議員が統一協会員を秘書にしていたということは大きな半ば犯罪行為だったと私は感じている。
そして最近、国民民主党の某秘書の兼業先が堂々と東京電力になっていたと報道された。
ここまで露骨でなくても、国民民主党の議員本人が電力総連、つまりは電力会社社員というのも少なくない。
原発に反対できないはずである。
この記事は、議員秘書制度を否定しているものではない。しかし、議員の国保税ちょろまかしを指南した維新の元秘書なども含め、よくない秘書もいる。

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