大粒で少し硬めでかつ粘り気があり、わが家の好みにも合う美味しさだった。
食味はトップレベルと評価されている。
『魚沼産コシヒカリ』というと最高級のブランドイメージがあるのにそれを転換したのは余程のことだろう。
聞けばリスクの分散だという。新潟県の場合70%がコシヒカリだが、コシヒカリにとって最も重要な時期に天候異変などがあれば、いうなれば全滅のリスクがある。
そのため、あえて晩生にしてコシヒカリと時期をずらし、何よりも気候変動による高温に強くした品種だという。
地球規模の年代の定義では現代は『人新世(ひとしんせい・じんしんせい)』と言われている。後戻りが不可能な淵に立っているという指摘がある。
米=自然を相手にしている人々は敏感にその危機を感じて品種改良に取り組んでいる。それに比べて私など都会の消費者は鈍感かもしれない。
総選挙が始まったが、「バラマキで経済高揚」との時代遅れの政党?も散見される。
「あれもします。これもします」というようなPRに騙されてはいけない気がする。
気が付いた時には取り返しのつかない環境や食糧の危機を迎えないだろうか。
そういう意味で、冷静に気候危機を語っているのは共産党だと私は思っている。
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