四天王寺参道といえば赤松種苗店ではないかと歩いてみた。
古くから有名社寺の参道には種苗店があり、お参りを兼ねて皆が訪れ、そこで改良が成った種苗や新種のものを購入したり、農耕の新知識なども学んでいた。
奈良の有名社寺周辺にもあったが今はここのように有名な店は残っていない。
赤松種苗店はこのように歴史的にも貴重な存在である。
そのお店が新しいビルの建設中であった。見たところ廃業・転業ではないようなので少し安心した。
そんなことに驚いているうちに昼時になったので、天王寺~阿部野橋周辺には思い出の店もいくつかあるが、それはさておき、若いころよく立ち寄っていた焼き肉の『平和』の暖簾をくぐり、ハラミと小ライスを注文した。
阪和線組の馴染みの店だったが、今は広さが半分ほどだった。昼吞みのお客で賑わっていたのは何よりだったが、この店を教えてくれたAさん、この店を教えてあげたBさん、連れ立ってよく行ったCさん、多くの方がアチラに行ってしまって、昔語りの相手が少なくなった。
食事の後、四天王寺に向かって頭を下げて帰ってきた。
追伸 : 店員さんはその頃まだ生まれてなかったような青年だった。
懐かしい!執行委員会の帰り道、阪和線の委員長と関西線の私で「平和」に寄るのが定番コースでした。私はホルモンと小ライス、委員長はコップ一杯のお酒と私の小ライスについてくる黄色い漬物をアテにして飲んでいました。
返信削除昔語りですが、あの頃われわれは「平和」を「ピンフー」と呼んでいた。
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