指示役は捕まっておらず、実行役は聞いたことのない秘匿性の高いメッセージアプリで指示されるがままに実行していた。
いわゆる闇バイトに応じたのだが、「ホワイト案件とあったので信用した」のがほんとうなら無知だし、その無知さ加減はよくわからない。
赤旗しんぶんの記事に、「被害者宅には以前に飛び込みのリフォーム業者が訪問して工事をしていた」とあった。
「高齢者であって自宅に現金があって一軒家」という闇名簿の情報の出どころとも想像される。
「不用品高く買います」の電話も情報収集の入口という指摘もある。
反対に、犯人の証拠品の名簿には「電話をすぐ切る」という、標的としない記述もあるというから、うまい話には乗らないことだ。
と書いていて、これって某政治家や政党のことではないかと想像が飛んだ。
うまい話には気をつけろ。うまい話は危険だ。
9月28日には「電話が使えなくなる詐欺電話」のことを書いたが、もう少しで「何かの間違いでないか」と返答のプッシュをするところだった。
「ETCカードが使えなくなる」というメールもある。
「イオンカードに何千点かのポイントが付与されました」には「受け取る」対応をしたくなったが、よく考えたらイオンカードなど私は持っていなかった。
こんな情報戦争の時代に、「個人情報は分散を」という大原則に反してマイナンバーカードに情報を集中する愚を恐れる。
なお、わが家にはサイレン付きの拡声器があるぞ。
7日付け朝日朝刊の『ひととき』に、「警報音にゾッ」という投稿があり、パソコンに突然警報音が鳴り「ウィルスに感染しています。下記の番号に電話してください」と表示があった話が載っていた。
返信削除投稿者の場合はサポートセンターに電話をして、約1時間で解決したようだ。
私の場合もけっこう難儀をした経験がある。友人はスマホでも同じことがあったという。
大切なことは決して指示されたような電話や操作をしないことだ。ほんとうに悪い奴の種は尽きない。