2024年10月25日金曜日

ヨルダン川西岸

    ジャーナリスト西谷文和さんが24日昼の6チャンネル「ワイドスクランブル」に出ていて教えられたことがある。

 パレスチナのヨルダン川西岸だが、地図ではパレスチナ国としてベタと塗られているが、実際はイスラエル人が次々に入植している。
 入植という言葉は表向きで、実際は銃で押し入ってパレスチナ人の家や畑を強奪していて、抗議をすると撃ち殺されたりイスラエルの監獄行になっている。
 その入植地にはイスラエルの軍隊が駐留していて、そんな国際法違反が堂々とまかり通っている。

 だからヨルダン川西岸の正しい地図を書くとすれば、大きな無数の入植地(イスラエルの不法占領地)が点々とあるのだと。ほんとうに無数に。全域に広がって。
 図はネットにあった毎日新聞のもの。

 こんな不法、絶対的な暴力をアメリカは事実上支持している。
 その所以がキリスト教だというのは文春新書『熱狂する「神の国」アメリカ』に詳しいが、そう思うと心が寒くなる。
 そのアメリカに自民党政治は従属し、「旗を立てろ」「血を流してないでないか」と叱られて自衛隊を中東ジブチに送っている。
 自公どころか維新も憲法改正を叫んで海外派兵を目論んでいるが、ほんとうは選挙の争点になるべき問題だ。

1 件のコメント:

  1. 「入植地」ですが、正直なところこんなにひどいとは思いませんでした。イスラエルとの国境周辺を少し侵略しているのかと・・。これではウクライナの侵略された土地以上ですね。これをアメリカは支持しているのです。多くのBRICS各国がロシアに集まるのも理由がありそうです。ロシアもひどいがアメリカもひどい。9条を持つ国の出番にしたいですね。

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