陽は昇りにんげんいくさばかりする 清水去鳥
田辺聖子は・・・「陽は昇り・・」という詩的な、タカラヅカ的セリフの、昂揚した詩句から何がつづくのかと期待をこめて読めば、下の句の醒めた皮肉のおかしさ・・」と評している。
一般に、作文等に向かう精神について井上ひさしは「まじめなことを愉快に」と諭していることはこのブログでも度々書いてきたが、これがなかなか難しい。
私は大胆にも、何の知識もないまま某会報の川柳の投稿の依頼を勝手連みたいに担当?してみたが、まじめを絵に描いたような会員からは投稿はない。
40年前後まじめを絵にかいたような職業生活の面々だから仕方がないかもしれないが、人生百年時代、第二の人生でそれぐらいの挑戦をせずにどうする。
先日、堅い新聞の堅い論文を読んだが、運動の世代的継承に関わって、「さまざまな楽しいイベント、まつり(フェスティバル)で交流と連帯・・」というくだりでは、ようやく気付いたか!と共感した。あまり軽く読み飛ばしてほしくないなあ。

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