どう考えても分解可能である高価なプラスチックではないから、壊れるたびに環境悪化を想像してしまう。
少し寄り道の話だが、プラスチックを分解する微生物は非常に珍しいが、日本でも見つかっている。
ペットボトルの素材であるポリエチレンテレフタレール(PET)を分解する細菌が堺市で見つかっていて、イデオネラ・サカイエンシスという。この細菌はPETだけを食べ、二酸化炭素と水にまで分解する。
二酸化炭素は焼却に比べてかなり抑えられるらしい。
門外漢の私は、堺市とかサカイエンシスという名前だけで感心している。
「進化論」は批判もあるが、細菌も日々進化していてプラスチックの激増に応じてプラスチックを分解する能力を持つ細菌も増えているという。面白い。
「プラスチックを分解する細菌」のことは、鈴木智順著「地球を動かしている微生物のすごい世界」で学んだ。
この本のことは後日書こうと思うが、私はフェイスブックに次のような感想を投稿している。
🔳 著者の鈴木智順さんは親切だ。
牛の胃の微生物を解説するのに、第1胃=ミノ、第2胃=ハチノス、第3胃=センマイ・・というように解りやすい(何が解ったは別)。
井上ひさしさんの言葉ではないが、むずかしいことをゆかいに! かな。🔳

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