26日(日曜日)朝日新聞朝刊を見てちょっとした感動を覚えた。日本共産党の全面広告のことだ。
ここに掲載した「図」は小さいから一見細かな文字が詰まっているように見えるが、実際は文字も小さくなく、一言でいって簡潔明瞭、美しい。
ニュースの編集など何らかの団体の「機関紙活動」の勉強では、「長いは短い」「短いは長い」と言われる。
長い記事は読んでくれる人が少ないから「読まれた総量は短い」「短い記事は多くの人が読んでくれるから読まれた総量は長い」という。
それほど単純ではないが執筆者なり編集者は気配りをせよということ。
そして、私の個人の印象だが、これまでの共産党の宣伝物は「あれもいいたい」「これもいいたい」と、辛抱強く読んでくれた人には値打があるが、少しとっつき辛いものもなくはなかった。それが今度の全面広告だ。私の感動が判っていただけるだろうか。
【2】 別の紙面には公明党の新聞広告があった。一言でいって旧態依然、つまり進歩がないという印象を受けた。
それよりも驚いたことがある。なんと、キャッチコピーに「身を切る改革」とあった。
「身を切る改革」などという抽象的な印象操作でイメージ選挙をしようとする精神もいただけないが、それよりもそれは有名な維新のキャッチコピーのパクリではないか。
若い方は知らないかもしれないが、公明党や前身の公明政治連盟などが発足した際、当時の中央、地方の選挙管理委員会(公的機関)のキャッチコピー(宣伝文句)は「公明選挙」であった。小学生でさえ、選挙と言えば「公明選挙」という文句が出てきたものだ。
お判りだろう。この政党にはそういう悪癖が染みついていることを。 新聞広告をみて、ほんとうに私は腰を抜かさんばかりに驚いた。そこまでやるか。
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