その理由はネットではそれこそ諸説紛々である。「そもそも紫陽花にでんでん虫というのは人間の想像上の季節の取り合わせであって実際には紫陽花にでんでん虫は来ない」と書いてあるのもある。写真のとおりこれは事実に反する。
次に「葉の上を歩くだけで食べない」という説もあるが、そういう観点から時間をかけて観察したことはないので何とも言えない。気分的にはそんなことはないだろうと思っている。
また「紫陽花の毒は酸性であるがでんでん虫の消化液は強アルカリ性(ちなみに人間の胃液は酸性)である」という説もある。けっこう説得力がある。結局、紫陽花とでんでん虫の問題は人間の生活にとってあまり重要とは見なされないのでそれ以上の探求(研究)はされていないようだ。エスカルゴを食する文化圏の書物などを探してみたいものだ。
遠くないお寺に紫陽花を見に出かけた。
綺麗な花には毒がある。
自然界には知らないことがいっぱいだ。
人間はもっと謙虚であるべきだ。
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