2022年6月28日火曜日

悪茄子(ワルナスビ)

「親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない」は義父の口癖だったが、その言葉が解りかけた頃には義父はいなくなっていた。
 アフリカの諺の「老人が一人死ぬことは図書館がひとつ無くなることだ」と同じ箴言だと思う。
 例えに使われた茄子の花は無駄花がないという積極的評価による。

   一方、旺盛な繁殖力で駆除できず、道端や荒れ地に咲いている此方は、煮ても焼いても食えないし、棘がきついし、牧場で家畜が食べたりすると有毒である。悪茄子(ワルナスビ)とはよく言ったものだ。

 野菜のような顔をした有毒の外来雑草。もう一度言うが煮ても焼いても食えない。

   さて、参議院選挙真っ最中である。京都では維新と国民が手を組んでいる。
 それを野合などという気はない。正体を表したと私は見ている。

 梅雨の頃、黴の如く出現している、野菜の顔をして有毒のワルナスビ、こういうものを繁殖させてはならない。

 親の意見のつもりで聴いて欲しい。

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