2022年6月8日水曜日

やっぱりスカシバ

   「蝶と蛾の違いは何ですか?」は子供電話相談の定番の質問だが、大人の世界でも定番に近い疑問のひとつ。
 触角の形、胴体の太さ、飛び方(ひらひらとか)、幼虫の形態(毛虫かどうか)、止まった時に翅を立てるか、昼間か夜行性か等々諸説あるが、そのすべてに例外があるからややこしい。

 実際、蝶と蛾に分類上の違いはなく、どちらも鱗翅目(チョウ目)で、あえて言えば多くの人がカワイイと思うのが蝶で、キモイと思うのが蛾らしい。
   そして、究極のそのボーダーラインにも例外があり、写真のオオスカシバは蛾とされているが美しくてカワイイ(あくまでも個人の感想です)。

   翅には鱗粉もなく(羽化後落とす)透きとおっていて(だから透かし羽・スカシバ)、色もけっこう美しい。

   ただし、蜂をイメージして怖いという人もいる。中にはそのホバリングする姿を見て、「小さなハチドリを見た」という人もいる。昔、探偵ナイトスクープで取り上げられていた。

 近頃私のスマホのカメラ機能が大いに不調なため、この程度の写真でご勘弁を。


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