今年(こんねん)花落(ち)りて顔色改まり
明年(みょうねん)花開いて復(ま)た誰か在る
年年歳歳花相似たり
歳歳年年人同じからず
今年もムッとするような樹木の恋の季節がやってきた。
年年歳歳エゴノキにはクマンバチがやってきて、庭は、木と言わず草と言わずそれぞれテンでバラバラで蜂蜜をばら撒いたように香っている。ハナムグリは先日書いた。
季節どおりにスイカズラ(忍冬)も開花し、例年どおり私は「忍冬唐草紋(にんどうからくさもん)」を連想する。
今春、新型コロナ肺炎が世界を覆ったが、台湾や韓国の対応策は世界中で注目されている。注目していないのは、否、アラ探しでケチをつけているのは安倍自公政権だけと言ってよい。
中国の大国主義も良くないが安倍政権のアジア蔑視策もひどい。そのイデオロギーを通してしか世界が見えていないから、実際には明らかに台湾や韓国の後塵を拝している。
飛鳥以降の古代史を見ると瓦の文様などにこの「忍冬唐草紋」が用いられている。
そしてそのデザインの故郷はエジプトやメソポタミアと言われている。
その時代の日本の支配階級(エスタブリッシュメント)の方が桁違いに国際派であった。
君の名はメソポタミア由来の唐草紋
忍冬は生命のリレーという模様
最近必ず俳句で締めておられますが、本格的に勉強されているのですか。
返信削除ケンタさん、私は1000%素人です。「下手の横好き」という奴です。なので素人どおし「LINE句会」をやってみませんか。
返信削除私は仕事の現役の時代から「学術論文みたいな復命書を書く暇があったら簡潔明瞭な復命書で数をはけ」という論者でしたから、俳句もまずは数を重ねています。この方法には反対意見も多いと思いますが、スポーツでも練習を重ねているうちにコツを掴むというようなことがあるように、そのうちに俳句がわかる時が来るだろうと思っています。(希望的観測)
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