休校中のため時々孫の夏ちゃんが避難してくるが、あまりにゲームばかりするので、妻がお菓子作りを誘うと先日、寒天の粉を持ってきた。
夏ちゃんは箱の裏面の解説を読んで、何を何グラム、何を何リットル、何を何カップ、何度で何分何十秒などなどなどと読み上げたが、わが家にはまともなその種の計量器がない。
妻は「だいたい目分量でできる」というのだが、夏ちゃんには許せないみたいで溜息をついていた。
わが家に来ているときにはゲームが主で、我われが学校のことなどを聞いてもあまり話には乗ってこない。だから、どちらかというと寡黙なのかと思っていた。が、
つい先日、避難してきたときにキッチンスケールを「あげる」と言って持ってきた。
ということは、こちらにいるときは面倒くさそうにごろごろしているのだが、帰ってから「おばあちゃんのとこはこうやった、ああやった」と話しているのだろう。
そして夏ちゃんのお母さんがキッチンスケールを「持っていきなさい」と買ってくれたに違いない。
「けっこう普通の小学生らしく話しているんや」と夫婦で頷きあったが、というか、祖父母の家にあきれ返ったのか、哀れに思ったのか。
初鰹料理はみんな目分量
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