2026年7月3日金曜日

夏はミョウガ(茗荷)

    わが街の大手スーパーではミョウガ3個入りパックが98円になってきた。何週間か前までは160円ぐらいであったから、この値段に季節を感じる。
 この茗荷、薬味としてもピクルスとしても万能で、料理の「夏度」がグンと増す。
 ピクルスというほどの工夫もしないで私は酢漬けを冷蔵庫に常備している。
 レシピというほどのことも全くないが、私の無手勝流のそれをご紹介・・・。
1 洗って縦に3~4分割
2 塩を入れた熱湯に潜らせる
3 あげて瓶に入れてすし酢を入れる
4 あっという間にピンクになる
5 冷蔵庫に入れておくと一層鮮やかに
6 そのまま食べたり食材にする
以上おわり。
 夏の食材、なんでも来なさい。 






2026年7月2日木曜日

小選挙区制に異議あり

    自民と維新は衆院選の比例区を問答無用で45減らす法案を通そうとしている。
 となると30%ちょっとの政党が議席のほとんどを占めることもある。その余の票はいわゆる死票になる。これは国民の声を議会に反映するべき民主主義の圧殺になる。
 単純に言えば「モノ言う野党排除法案」である。

 小選挙区肯定論というと「(そうでなければ)人口の多い大都会の声ばかりが反映されて田舎の声が届かない」というのを聴くが、あえて選挙区を分けるほどの意味、つまり多様な意見や感覚の相違というと、それは「都会対田舎」だけだろうか。
 例えば男性議員選挙と女性議員選挙を考えればどうだろう。
 年齢階層別選挙という想定もあり得る。
 海に近い地方だといっても全員が漁業関係者でもないし、もっと言えば、健康な人と病弱な人の政策への切実さは異なるだろう。
 と、あえて言ってみたが、学級代表による児童会でもないし、合衆国でもないのだから、それらの少数意見や切実な課題は真面目な政党が伸びれば今以上にフォローはできる。

 反対に、議員としての見識や、もっと言えば人間としての人格に首をひねりたくなるような議員が現に存在するのは、小選挙区の地域内の公共事業や公的な補助金や経営上の上下関係などの利権の「圧」を制したが故の「当選」も想像できる。
 あえて言えば、小選挙区制と政党助成金がこの国の民主主義を大いにゆがめている。
 自民と維新の衆院定数削減案は、この歪みを爆発的に広げるもので、こんな法案は許してはならない。

2026年7月1日水曜日

備後国風土記

    昨日は水無月晦日、夏越の大祓の日。
 備後国風土記逸文に「蘇民将来」の話がある。
 🔳 「吾(あ)は速須佐能雄(はやすさのを)の神なり。後の世に疫気(えやみ)あらば、汝(いまし)、蘇民将来(そみんしょうらい)の子孫(うみのこ)と云ひて、茅の輪を以て腰に着けて在る人は免れなむ」と詔りたまひき。🔳 
 これが夏越の大祓の茅の輪くぐりの起源ともいわれているが、「腰に着ける」から「大きな輪をくぐる」への変化の理由はよくは知らない。
 6月27日には「茅(ちがや)に強力な霊力があるとするのは古く中国の江南道教(茅山道教)経典『抱朴子』にある」と書いたが、その思想が日本の神社の注連縄(しめなわ)に、そして大祓の大事な行事を荘厳する茅の輪に発展したのではないだろうか。

 なお、上記に引用した文の前に、「茅の輪を腰に着けた蘇民将来の女子一人を除いて皆ことごとく殺し滅ぼしき」とあるから、スサノオ、けっこう恐ろしい。
 吉備か出雲の支族がアマテラス軍に敗れた記憶が投影されているのだろうか。