テレビが連日、サッカーのFIFAワールドカップ を話題にしているが、朝の某情報番組に日本の有名なサッカー選手が出たまま政治のコーナーに移ったとき、「国旗毀損罪は当然ですよ」「どうして今までなかったのですか」と語っていたが、誰もスポーツの国際大会で掲揚される日の丸に大反対している訳でなく、日の丸の持っている負の歴史を問う主張も現にあるし、それを罰則をもって取り締まるのは思想信条の自由に反するし、人の考えを刑罰で取り締まるというのは独裁国家に通じるという真面目な議論がなく残念だった。
私の勝手な印象だが、他のスポーツ選手に比べてサッカー選手はおおむねメディアで饒舌で、ありきたりの「スポーツバカ」でない印象を好意的に感じていたが、その後、トランプの横槍に対してFIFA会長が、レッドカードのアメリカ選手のルールどおりの出場停止を事実上覆した無茶苦茶が起こったが、印象として饒舌だと感じていたサッカー関係者の中から、批判の意見が出てこなかったことには重ねて残念だった。何がスポーツマンシップだ!
美輪明宏さんの指摘ではないが、強い者には弱く弱い者には強く出るのが「ニッポンの男」(含:スポーツマン)かとつくづく思うことが多い。
皇室典範改正問題でも奇異なのは、一般論として右翼というのは皇室を崇拝しているものだと理解していたが、今般の自民、維新提出の案は徹底して現皇室を軽視、もっと言えば馬鹿にしているのに、これに「異議あり」という声を聞かないのは「縦型専制スポーツバカ」と同じということだろうか。
「国民の多くは女性天皇を認めている」「もっとまともにそれを議論しよう」という共産党が、よほど人間味に溢れている。
伝統だ血筋だというのなら、ほんの数ページでよいから古代史の勉強をすればよい。この国の文化の土台を作ったのは渡来人であり、大陸の文化であった。それには一言も反論できないだろう。
上皇(平成の天皇)は、サーッカーの日韓共同開催や平城京遷都1300年祭の折りに天皇として、「桓武天皇の母である高野新笠(たかののにいがさ)は百済の武寧王(ぶねいおう)を始祖とする渡来人の子孫であった」と感慨深く述べられたが、右翼の皆さんはこの真面目な「おことば」の爪の垢ぐらいは思うがよい。

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