今年の5月2日に「明日は5月3日」という記事で「1987年5月3日を思い起こそう」と書いたが、それは、朝日新聞阪神支局で記者が散弾銃で殺害された『赤報隊事件』のひとつである。当時、統一協会の霊感商法批判キャンペーンを展開していた朝日新聞が襲撃されたのだった。
その当時、統一協会はいろんな関連団体を通じて、殺傷能力のある空気散弾銃を大量に輸入し、全国で銃砲店や射撃場を経営し、「特殊部隊」=軍事組織を組織していたといわれていた。
その3日後の5月6日午前、朝日新聞東京本社に散弾銃の使用済み薬莢2個と脅迫状が届き、そこには「とういつきょうかいの わるくちをいうやつは みなごろしだ」と書かれていた。
薬莢は、凶器の具体的な報道がされていないにもかかわらず、銃撃に使用されたのと同じレミントン社製で、口径も大きさも同じサイズのものだった。
赤報隊事件はその後も続き、警視庁は国会議員である有田芳生に「オウムの次は統一協会をやる」と明かしていたがそれは実現しなかった。その理由を2005年に引退した幹部は有田に「政治の力ですよ」と答えたが、そうであるならば、当時、朝日新聞と統一協会は有力者を通じてどこかで手を打ったのではないかと想像される。
だからこの16日の記事でも、統一教会のとの字も、赤報隊のせの字も出ていないのではないか。
事実とは遠いネット情報社会も困ったものだが、その遠因にはオールドメディアの姿勢も大いに問題があったような気がする。
皇室典範改正問題でいえば、一番の原動力は統一協会の主張であった。
韓国ファーストで北朝鮮ともつながる統一協会がなぜそこまで男系男子にこだわるのかは常識が及ばないが、反共右翼の強固な野合と考えれば理解も広がる。
「政治の力というと自民党はもちろんだが、民社党・同盟から連合につながる富士政治大学校なども一翼を担っているから、国民民主党や中道の「賛成」もナルホドだ。
そういう闇の勢力と密接につながっていると思われる高市早苗氏が総理大臣である怖さ。
有田芳生著『誰も書かなかった統一教会』を一読されることをお勧めする。最寄りの書店になければ、アマゾンや楽天ですぐに購入できる。

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