厚労相などの「相」という字には「助ける」という意味があり、その淵源は樹木の生命力を見ることによって、人は生命力を助けられるからだということは何回も書いてきた。
改めて歳時記の季語を見ると、新緑、若葉、青葉、新樹、万緑などなどがあり、いずれの解説にも生命力に似たパワーを感じると書かれているのは、古代中国人も近世日本人も相通じる感性であること、言い換えれば、時代を超えた「相」の文字の偉大さを思わせる。
というような理屈は抜きにして、毎年この時期には春日原生林に行きたくなる。夏鳥であるキビタキに逢いたいがためである。
ハルゼミも好いし気の早いカエルの合唱もよいが、やはりキビタキの声を聴かなければ暦の夏が実感できない。
フィトンチッドなどと言わなくても、体調不良で沈みがちな方には春日原生林の森林浴をホンキでお勧めする。
キビタキは映っていない。声だけ。
このキビタキ、声はあまり好くない。
シーターの大切な言葉で、大好きなセリフです。 「ラピュタがなぜ滅びたのかあたしよく分かる。ゴンドアの谷の歌にあるもの。”土に根をおろし、風とともに生きよう。種とともに冬を越え、鳥とともに春を歌おう”。どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんの可哀想なロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ」と。 鳥とともに春から初夏を歌いましょう。
返信削除宮崎駿さんのアニメ「天空の城ラピュタ」のなかで核戦争の愚かさを描いてましたね 孤高岳人
返信削除ラピユタはよくは知らないので非常に参考になります。コメントありがとうございます。
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