「一人しか当選しない」衆議院選挙の小選挙区は289ある。共産党、立憲民主党、社民党、令和新選組が事実上候補者を一本化した選挙区はおよそ200になった。
共産党と立民党が合意し13日に発表したところでは、大阪5区宮本たけし、東京4区谷川智行、福島5区熊谷智の3選挙区で共産党候補を野党統一候補とし、さらに千葉6区浅野史子、愛媛4区西井直人でも事実上の統一候補とし、他の23選挙区では共産党が小選挙区立候補を取りやめて立民党候補に一本化がなった。
革新の大義のために取りやめた予定候補者や家族、支援者等の胸中は想像を絶するものがある。前回の各党の得票数の算数などでなく、この心意気にこそ敬意を表したい。
さて、総選挙にあたっては、与党の片割れまでが「うちは10万円だ」「うちは20万円出そう」というような「口約」が新聞を賑わせているが、一番大事なことはその話が「信じられるかどうか」だろう。
テレビショッピングではないが、70代の高齢者が明日にも40代になる健康食品などあるはずがない。それでも信じて買う人がいる。選挙になるとそういう同種のCMにマスコミが加担する。
昨日も一昨日も「自分で考えよう」と書いたが、テレビや新聞を見て、「そんなあほな」と思うことが大切だ。
上手いことを言っている人(党)よりも信じられる人(党)を選択したい。
0 件のコメント:
コメントを投稿