2021年10月2日土曜日

言霊

   「ご飯論法」をはじめ「募ったが募集はしていない」などと嘯いた(うそぶいた)安倍晋三以来、この国の言葉は急速に劣化した。
 政権交代で「日本語を再生しよう」と訴えても支持は広がらないだろうが、真面目な話、言葉の劣化は民主主義の危機でもある。
 維新の「身を切る・・」というワンイシューも同罪だが、自民や維新の広報を請け負っている電通やヨシモトがマスコミを席巻している現実は恐ろしいものがある。

 そこで、だからといって、機械的に反発して「言葉の推敲」を軽んじるのは正しくない。私の経験からいっても、黒田革新大阪府政誕生の際などは民主主義の陣営がもっともっと言葉などの発想が豊かだった気がする。

 そんなことを考えていた折、本田由紀東大教授が日本共産党の新しいキャッチフレーズを提案してくれたのは注目に値する。

 ■ ぶれないのに柔軟
 ■ 強いのに優しい
 ■ 理知的なのに温かい

 イメージ選挙でよいなどとは全く思ってもいないが、こういうセンスは大切だ。皆さんにも大いに広めてもらいたい気がする。 

3 件のコメント:

  1. 先日、「ラジオ深夜便」で60年代の歌声喫茶「灯」の特集をやっていました。黒田革新府政誕生の時、知人の豊田光雄さんの「みんなは夜明けをまっている」が私たちの合言葉のように歌われました。いま、政治革新の合言葉の歌声がないのが寂しいです。

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  2. 同感!
    本日のFBで、辰巳コータローさんが本田教授のキャッチフレーズについて投稿されており、思わずシェアしてしまいました。

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  3.  ひげ親父さん、ケンタさん、聞いてもらえる言葉、読んでもらえる文章について前向きに語り合うことは大切ですね。
     今回発送の「ひとつ星」について、いつものお二人以外にさらにお二人からメールをもらいました。さらに私からのメールにも他の複数の読者からメールをもらいました。それらはどちらかというと「送付状」に関わる話題です。やはり記事同様「送付状」も大事だと再確認したところです。

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