梅雨の晴れ間で前線の北側にも拘らず猛暑日みたいになった7月2日。
間違って飛び出してくる蝉などないだろうかと心配したが、いくら暑くてもフィアンセに巡り合わなければ10年に近い人生(蝉生)がおじゃんになるからだろう、そんな蝉の声は全くしなかった。耳の奥で鳴いている蝉は別。
ちなみに、昨年は7月13日に蝉の羽化の写真を撮っているから、セミ(クマゼミ)との遭遇はそう遠くない。
以上のような至極まともな思考をしながら外を見ていると、目の前2メートルのところにタマムシが飛んできて「これは初見だ」と慌ててカメラを取りに走ったが、戻ったときにはどこかに消えていた。タマムシは見慣れているし、ほんとうに2メートルという近さであったから見間違ったはずはない。写真が撮れずに残念。
ちなみに、タマムシは昨年は7月18日にたくさん撮っている。
人間界周辺は線状降水帯とか洪水とか季節や気候のイレギュラーが目につくが、このように昆虫界にはそれほどの劇的変化はないようだ。
ただ長期的に振り返れば、基本中の基本のモンシロチョウが減っていたり、おかしなことも少なくない。
この記事は『7月頭にタマムシを見た』という記録のために書いておいた。
そう意味ではやはり小さいけれど異常なことだったかもしれない。
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