記録のために書いておくが、わが家周辺では7月10日からクマゼミが鳴き始めた。
大阪管区気象台は梅雨明け宣言をしていないが、気の早いクマゼミが出てきたようだ。
10日の夕方には台風並みの豪雨があったから、飛ばされなかっただろうか。
11日にはその声がさらに大きくなった。
11日に奈良公園を歩いたが、ハルゼミらしい声の合唱だった。ハルゼミというのは私の勘みたいなものだから間違っているかもしれない。
私の勘が正しければ、この数日がセミの世界での春から夏への区切りかもしれない。
世界中の多くの地域ではセミの声を騒音・雑音と感じているらしいが、中国の道教では再生のシンボルとして玉で作ったセミを遺体の口に含ませる。東大寺の正倉院遺物の中にはセミ形の鍵がある。
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