「ホトトギスが夜に鳴くのが好い」と確か枕草子にあったように思って本を繰ると、「五月雨の降る短夜に早く目を覚まして、そういうときに鳴きだした声が巧みで魅力的なのを聞くと、わけもわからず魂がさまよい出たような思いがしてとてもたまらない。夜鳴くものはどんなものでも素晴らしい」というような意味の文章でベタ誉めだった。
夜明け少し前にはいろんな鳥が鳴き交わすものだが、それより早い「夜」の内のことだった。(写真はネットにあったもの)
おかげで、秋の解散総選挙を思って書いた原稿もよく進んだ。
なお「6月になると声を立てなくなることも、何もかも言いようもなく素晴らしい」とも清少納言は絶賛しているが、6月はもちろん旧暦だから、昨日のことも矛盾はない。
0 件のコメント:
コメントを投稿