2023年6月23日金曜日

シモツケ

   ラジオ深夜便に「誕生日の花と花ことば」というコーナーがあるが、昨日6月22日のそれは「シモツケ」で、花言葉は「いつかわかる真価」だった。ネットの情報とは少し違うがそれは今日のところはかまわない。

 さてシモツケとシモツケソウはよく混同されたり、中には「同じものだ!」という誤解まであるが、シモツケは木で、シモツケソウは草である。似ているといえば似ているが花も葉も微妙に異なる。私も昔は同じものの別称かと誤解していた。
 シモツケソウはフジバカマに似ている、やはり草(宿根草)である。

   シモツケの花の色は白っぽいものから濃い赤紫っぽいものまでいろいろあるが、わが家のシモツケは程よいピンクで私はその色が非常に気に入っている。
 ところが右の写真を見て「???」と思われるであろうが、ほぼ100%花は終わっている。もう茶色である。
 誰だ!ラジオで「シモツケが盛りです」などと解説しながら「誕生日の花と花ことば」を語っていたのは・・・・。

 それはそうと、シモツケ及びシモツケソウの名前の由来は下野の国(シモツケの国・今の栃木県)に多くあり、また発見されたかららしいが、下野をシモツケと読むのも難しい。

 元々この辺りは毛野国(けの国)であったものが群馬側が上毛野国(かみ つ け の くに)となり、栃木側が下毛野国(しも つ け の くに)となり、諸国群郷名著好字令で「毛」を抜いて、上野国(こうずけのくに)と下野国(しもつけのくに)となったようだ。

 それでも群馬側が現代でも「上毛」と称しているのに、対して栃木側が「下毛」といわないのは文字が「アンダーヘアー」を連想させるからだろうか。知らんけど。

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