2023年6月8日木曜日

羽衣(ハゴロモ)

   『天女羽衣伝説』は日本各地にあるが、そもそもは世界各地にもあるという。
 その内の一つかもしれないし、そういう有名な伝説を牽いたものかはよく知らないが、名松『羽衣の松』という松が堺&高石の浜寺公園近くににあったことから、南海本線羽衣駅の駅名、はてはその地の地名(羽衣)となったという。(住所は高石市)

 この辺りは今は工場夜景で有名だが、その昔、と言っても私が小学生の頃までは、ちょっとしたリゾート地みたいな海岸だった。

 だから、さらにその昔に天女羽衣伝説があっても全く不思議ではなかった。
 私は、その辺りに高校の同級生が少なからずいて懐かしい場所でもある。・・それはさておき。※ちぬの海については明日に書く。

 さてさて、写真は綿埃ではなく、ベニカナメの葉に居た2~3ミリの昆虫である。そして、その名前がハゴロモだということについては説明なしで納得していただけることだろう。
 天女の羽衣もかくや。

 木の枝に集団で付いていると如何にも樹木の汁を吸う害虫集団に思えるが、このように単独でいるのを拡大してしみじみ眺めると、見事な美しさであると惚れ惚れする。
 単独でいるものなどは害虫とは言いたくないくらいだ。

 親はウンカを大きくしたような蛾のようなものだがカメムシ科らしい。
 写真の幼虫が何ハゴロモの幼虫かは知らない。
 摘もうとするとピョンと跳ねてそれも可愛い。

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