2023年6月19日月曜日

掉尾を飾る

   冬野菜の掉尾を飾る収穫をした。
   この前の冬に初めて植えたニンニクを掘りだした。

 ただ菜園は既に各種冬野菜を植えていたから、おまけのような荒地に植えて、放ったらかしにしていただけのものなので、半信半疑で掘った。

   それでも、写真のとおりそれらしいニンニクができていた。
   肥料もやらずに放ったらかしにしていてこれだから「小さい」などと不満は言えない。
 掘り出して乾燥のために干した。
   「寄る年波」などとはどとはぼやきたくないが、自分も友人たちも次から次へと体の不調が出ている。
 となると、初物七十五日(プラス)ニンニクで鬱陶しい梅雨を乗り切るか。

   ニンニクはフライパンの料理の必須アイテム、またカツオのたたきにも欠かせない。

   ただ、その昔、大量のニンニクが自慢のラーメン屋が東天満にあったが、そこのラーメンは「過ぎたるは及ばざるがごとし」だった。

 東京で一緒に仕事をしていた愛知出身の大先輩Kさんはニンニクが大の苦手だった。
 きっと奈良で用があったのだろう。近鉄鶴橋駅で例の煙に包まれた際の顏は今でも思い出す。
 少なくとも近鉄沿線では生きていけない人だった。
 何かをすると昔のことが思い出される。

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