写真は「花の木(はなのき)」花楓(はなかえで)ともいう。カエデ科カエデ属。名前にも冠された「花」の時期は既に過ぎ、楓特有の竹トンボのプロペラというか翼というかができている。これから10月頃まで種子を育て上げて晩秋の風に乗せて種子をこのプロペラで飛ばそうというのだから、その準備のよさというか、長期的展望に私は確かな生命力をもらう。
次の写真はベニシジミ。図鑑などでは「人家周辺で最も普通に見られるチョウのひとつ」と書かれていて可哀相な気がするが、なかなかどうして美しい。 「冬は幼虫で越冬する」とも書かれているから、楓のプロペラ同様その成長戦略も長期戦である。
春、年度初めというのに、私の周りは軒並み「書面総会」になっている。しかし、ただ耐えているだけでは能がない。楓がプロペラの根元で種子を育てるように、ベニシジミが幼虫で春に備えていたように、コロナ禍でもできる紙面交流などを広げ、その日にはもう一回りの羽化のようなことができるように準備しておかなければならない。
ステイホームの生活が2年目に入り、自宅マンションとウォーキングコースの十三公園、買い出しのための商店街(これは回数をへらしている)の往復が日課になっている。
返信削除大阪はますますたいへんなことに。不安がよぎる。そんな時電話のベルが鳴った。また押売りかなと思いながらでると、昨年都構想の住民投票のお願いの際、おうちに招き入れてくれた方からだった。「コロナたいへんやなあ、不安や、ワクチンどうなっているのか、川根さんに聞けばわかるのではと電話してんん。」 とのこと。住民投票以後の大阪府大阪市の動き等説明した。またいろいろ教えてなと言うことだったので、思い切って「私情報収集で欠かすことのできない新聞として赤旗日曜版を19才から愛読してんねん。私が読み終えた後ポストに入れておくので、読んでみて」ということで電話を終えた。
翌日、ピンポーン、ドアを開けるとお願いしていた署名を持参し、「あの新聞いいわ、おもしろいわ」とのこと。引き続き私の読了後の分を読んでもらうことになった。
4才年上のお姉さんに元気をもらったちょっとしたお話でした。
貴姉の日々の誠実な暮らしぶりが伝わってきます。変異株コロナで大阪は大変です。真面目に考える人は不安であって当たり前です。その時、貴姉が頼りにされたのですね。この社会、捨てたものでもありませんね。コメント、ありがとうございました。
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