2021年4月18日日曜日

まだいたシロハラ

   4月中旬、冬鳥であるシロハラは撮り納めになることだろう。天気の良くない4月13日、逆光なので写りはよくない。しかしどうも飛び方がツグミのようでもヒヨドリのようでもなかったので追いかけて行って撮影した。
 それにしても、周辺ではウグイスが盛んに囀っているというのに、北帰行に遅れはせぬかと心配してやる。
 長い間探鳥会にも参加していないから正確ではないが、印象としては夏鳥も冬鳥も減っているように思えて仕方がない。

 先日テレビで古い映像?のようなものを見ていたら、僻村の老婆が昔の貧しい暮らしの思い出話をしていた。
 お弁当のおかずの話になって「こんなこと言っていいのかな」と言いながら、お弁当の御馳走は、ご飯の上に小鳥の丸焼きを乗せたものだったと恥ずかしそうに笑っていた。味がご飯の方に滲み込んでいたという。

 昔々の話である。鳥も虫も、こんなことでは絶滅しない。怖いのは環境破壊の方である。

 16日、夏野菜を少しだけ植えた。毎年よりも1~2週間早いが、今春の暖かさに誘われて植えてしまった。教条に拘泥せず臨機応変に正しく対応したのか、桜前線に惑わされてフライングをしたのか、答えはそのうちに明らかになる。

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