擬宝珠といえば大阪は高麗橋。ここは江戸時代の大阪の中心点で、橋は大阪には珍しい公儀橋、故に橋には擬宝珠が着いている。
話しは戻って庭のギボウシ。この時期の新芽はウルイと呼ばれる山菜で、イオンにも並んでいる。ただし売られているのは長く白いから、ウドのように手をかけて栽培されているのだろう。
わが家では、放っておいても増えるような強い草花なので、あんまり心配せずに若芽を摘んでいる。酢味噌が一番手っ取り早いがどんな料理にも合う。
売り物のウルイのように白く長くはないけれど、この時期は青くても柔らかい。というか山菜特有の苦みは全くなく、庭で薹(とう)の立った冬野菜とバトンタッチで食べている。薹(とう)の立った冬野菜の方は黄色や白い花が満開で、野菜畑が今はお花畑になっている。
コロナのせいで閉門蟄居の身であるが、草木を眺めているだけで一日が過ぎていく。おまけの写真は茗荷竹。普通には茗荷は蕾を食べるのだが、写真のこういう新芽も甘酢漬けで美味しい。
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