そんな私がどうしてこんな無粋な?テーマを選んだかというと、テレビに頻繁に登場する高須クリニックのCMに、いくら大金持ちのスポンサーだからといって、ジャーナリズムの端くれぐらいの矜持はないのかと思うからである。
美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長は前代未聞の民主主義蹂躙のリコール不正事件の団体の会長である。本人は「貸した」と主張しているが不正事件の財源の提供者として疑われている。とはいえ首相ではないが高須克弥氏と高須クリニックは別人格かもしれない。しかし、そこを自重させるのがジャーナリズムの精神ではないのか。
子曰く「渇不飲盗泉水(渇しても盗泉の水を飲まず)」という言葉もある。盗泉とは名がそうであるだけだが孔子は嫌った。こんなコマーシャル如きに無粋な批判を書くのは恥ずかしい気もするが、権力者、大金持ちの声が大きく報じられ、市民の常識が無視される社会はやはり良くないと愚直に言い続ける必要があるように思ったからである。
写真左側の人物が名古屋市長選挙に再出馬するという。
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