母親がママ友に洗脳され、言われるがままに食事を与えなかったという。
スタジオのアナウンサーやコメンテーターが「何でそんな不合理なことを信じたんや」と洗脳の怖ろしさを語り合った。
理性的、論理的に考えない。不合理なこともあっさりと信じ込む風潮の怖ろしさを語っていた。その通りだと思った。
ただ、そのニュースが終わった途端そのテレビが「星占い」「今日の運勢」に変わったので、テレビ局のあまりの支離滅裂さというか、タイミングの「良さ」にため息が出た。
私は星占いも信心も否定しないが、実社会の論理的な枠内で信じるべきだと思っている。そういう意味で、原理主義、教条主義はよくない。
ただし、現代社会の受験競争を勝ち抜いてきた理系の人がイコール論理的と言えない現実もある。オウム真理教がそうであった。
そして数々の国会答弁などを見るにつけ、この国に現在一番欠けているのは常識力ではないかとさえ本気で思っている。
不合理な迷信というと大安や赤口などの六曜がある。元々があまりに単純な迷信であるうえに、旧暦が新暦に変わり、その上に「友引は友人をあの世に引き込むから葬式はしない」などという語呂合わせのような解釈の方が優勢になっている。
六曜は仏教とは無関係の思想なのに仏滅などは釈迦の入滅になぞられたりする。
こんなバカバカしいことをブログに書きたくなったのは、4月8日お釈迦様の誕生日の花まつりが仏滅になっていたからだ。さて、貴方ならどうする。
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