2019年12月12日木曜日

益々叶う

 お餅つきを友人のお寺を借りて実施するべく準備している。
 その企画を先日、ビールを飲みながら中心メンバーで話し合っていたら、お寺の住職がお土産用のお餅のパックにふさわしいラベルを貼付したいと言い出し、「それは”ありがたみ”が増すだろう」と一致した。

 それなら一層お餅の上に焼印でも押すか!と話が弾み、「それらしい古物屋を知っている」と私が引き取った。・・で、先日奈良の古物屋を覗いてみた。

   しかし数も多いし古物で、もちろん文字は反対だからふさわしいものを探すのが大変だった。店の主人と話してみると奥からさらにたくさん持ってきてくれた。・・が、餅つき大会にふさわしいものは見つからない。

 最終的に、屋号か荷印(叶屋さん?)のような『山に叶』というのを選んだ。
 上の冠のようなものが山で、少し違えて先が出ているのは『サンヤマ』というらしい。
 サンヤマでも普通のヤマでも、山を被せた屋号は「山のように、さらに、益々、(商売繁盛)」というものだから、たまたま手に入れたものではあるが、その心は「願いが益々叶う」という統一見解にしておこう。「”夫人は私人”の閣議決定」よりは道理のある見解統一だろう。

 店の主人に「どこから出たものですか」と聞くと、染物屋らしかったがよくはわからないということだった。
 家に帰ってから掃除をすると文字の奥の方に青紫が見えたから、ほんとうは焼印ではなく、染色機械の活版(活字)みたいなものかもしれないが、ほんとうはよくわからない。
 家で、掃除をして、とりあえず柄を取り付けた。

 大人が遊ぶときは徹底して遊ぶのがいい。
 『叶餅』を持って帰ったみんなの家庭で一瞬の話題になればいい。
 不愉快な世の中を楽しく遊ぶ!
 楽しくない運動は発展しない。
 (演説や論文ひとつで世の中が変わればそれほど楽なことはない)
 (遊びの裏方でも頑張る積み重ねが大切なのだと思う)

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