2019年12月2日月曜日

牡丹の焼肉

   孫の夏ちゃんファミリーが「燻製をつくりたい」と材料を持参してやって来た。
 そこでBBQも急遽やることになった。

 世間では夏休みにBBQをする人が多いようだが、夏は暑いうえにハエや蚊もやってくる。

 私は、冬から春のポカポカ陽気の日こそBBQシーズンだと思っている。暑くはないし虫も来ないし快適である。今回はそんな日だった。

 「BBQ=夏」というのは、ほんとうのアウトドアを知らないマスコミ人あたりが「夏だ!BBQの季節だ!」的に言い始めたのと、家族旅行となると夏季休暇しかないこの国の貧しさから生まれた「常識」ではないだろうか。

 さて、BBQといっても用意したのはハンターが仕留めた牡丹肉である。
 ずーっと以前にいただいて冷凍していたものを冷蔵庫から取り出した。
 「顔の肉」らしい大きな塊で、前回はステーキに挑戦して少し悪戦苦闘したから、今回は入念な包丁研ぎから始め、スライスまではいかないがそれに近い厚さにした。

 結果は、それが良かって美味しいBBQになった。
 それにしても大きな塊だったので、食べきれなかった分は夜に味噌仕立ての牡丹鍋にした。昔から言われている食べ方は理にかなっているのか美味しい鍋であった。
 冷蔵庫にはもうひと塊残っている。次はどんな食べ方をしようか?

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