2019年12月10日火曜日

ヤラセを見破れ


 昔の失敗談を話すと、現役時分、他組織との協議会で「意見交換をしましょう」ということになり意見を述べたら会場が凍りついた事があった。
 「自由に意見を述べてください」という振りから「実は・・」という意見まですべてシナリオがあったのだ。
   
   善意に解釈すれば、日本人は自分の意見を発表するのが苦手だから、その場が「シャンシャン大会」にならないよう「善意の根回し」という場合もあるかもしれないが、それが報道の場でなら「やらせ」となり大問題になる。

 しかし現実はそういう「やらせ」が蔓延していて、可愛いところでは健康食品の情報から、酷いのは悪徳商法まで、庶民はついつい騙されてしまう。

 テレビ発の「これを食べると体に良い」という話では「そんなに旨い話はないやろ」と諭してみても、本人は「それなら私が騙されているというのか」というプライドもあり、「いや食べたら確かによくなった」と言う。
 ココアがあった、ヨーグルトがあった、きな粉があった、納豆、ナッツ・・・数々のサプリメント・・・、

 さて、フェースブックを見ていたら、西沢昭裕氏のFBにこうあった。
 【読売幹部の安倍首相との会食はこの5年でも38回と断トツ。読むとこがない読売新聞を見ると「桜を見る会」の報道はほとんど見当たらない。
 官房長官の記者会見で上手く撮った傑作写真をある社の記者が公開。
  「政権が歴代史上最長になった」ことを特定の記者に八百長質問させて出来レースで回答するために官房長官が記者会見にもってくるカンニング用ファイルに『史上最長 読売」とタグしてあった。そしてその通りに質問が出た】(引用おわり)

 その証拠写真が掲載の写真である。スクープ写真と言ってよい。
 私が虎ファンだから言うのではないが、読売新聞は読まない方が体に良い。
 これが最新の健康情報だ。

2 件のコメント:

  1. 昨日の、国会をとじての安倍首相の記者会見も、まさしく予定どおりのやらせでしたね。

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  2.  同感です。一問一答式の予算委員会を逃げまくっておいて馴染みの記者たちによる記者会見でええかっこをするというのはどう見ても大臣失格です。いや市民社会の常識やモラルにも達しておりません。

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