2019年10月23日水曜日

オリンピックは北方領土で

   孫の夏ちゃんの運動会があった。10月下旬だというのに日が照ってきたら暑かった。放送では「水分を取るよう」児童と保護者に何回も注意があった。これが近年の日本列島の現実である。

 運動会というと、小池東京都知事が「涼しいところというならマラソンは北方領土で!」と宣(のたも)うた。
 蚊帳の外に置かれたのが余程腹が立ったのだろう。
 ここまで準備してきてIOCが今頃言うか!という気持ちは分からないわけでもないが、怒るなら安倍晋三と小泉進次郎の新妻に言うがいい。

 「8月の東京が屋外競技にふさわしい快適な気候だ」とは「汚染水は完全にコントロールされている」と双璧をなす大ウソだった。当たり前だ。(札幌も8月は暑くはないかい=札幌方言)

 オリンピックに便乗して視聴率や販売部数をもくろむメディアは、そんな当たり前の大ウソを黙認した。
 都知事には可哀相だが、そんな大ウソがバレただけのことである。それだけのことである。
 都知事は、損害賠償なら安倍晋三とクリステル等の実行犯?相手に訴訟を起こすべきだろう。
 ただし、そんな大ウソを昨日まで知らなかったはずはないと、相殺されるのでないかい(札幌方言)。

 テレビはというと、そんな大ウソは知らなかったとばかりの厚顔ぶりで、今度は「自衛隊が中東に派遣されるのは有志連合参加ではない」というような「真っ赤な」報道を続けている。
 こんなモラルが地に落ちた状況を、世の良識ある人々は見過ごしていていいのだろうか。権力者側からの大ウソの氾濫を目にしているのに、大きな批判の声が十分でないのは私には信じがたい。
 保守も革新もない、宗教家も唯物論者もない、こんな大ウソが跋扈する社会を止めさせませんか。

2 件のコメント:

  1. 元々嘘と誤魔化しで成功したオリンピック招致。起こるべくして起こった問題。今さら何をと言いたい。それにしても今の最大の国難は安倍政権そのものだ。次々起こる問題に対しても平然と嘘と誤魔化しで切り抜ける政権何でもありの政権。毎日怒りまくっている自分かいる。国民の声に耳を傾け誠実に真実に向き合う政権がほしい!!

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  2.  暑さだけではなく8月の東京にはゲリラ豪雨もある。トライアスロン会場のお台場には豪雨のたびに未処理の(トイレ等の)汚水が流れ込んでいる。
     嘘をついたら次々に嘘を広げていかなければならない!
     そんな躾けを受けなかったのですかね、彼の人たちは。

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