2019年3月21日木曜日

borderを着て越えて

 今日3月21日は国連が定めた「世界ダウン症の日」である。

   念のため”言うまでもないことを言う”が、ダウンは、「down・下へ・落ち込む・故障」などという意味ではなく、この症状を見つけたダウン博士の名前に由来する。
   多くは突然変異により21番目の染色体が1本多く、筋肉、心臓の疾患や症状などが少なからず出現するが、現代医学では「それも個性」と笑って生きていけるし、そういう元気な人々は沢山いる。ただし成長には時間を要する。

   さて、2018年6月21日の記事で娘夫婦から父の日プレゼントにボーダー柄のTシャツを貰ったことを書いた。そしてそれは私が爺臭くなってきたから「シャンとしろ」という意味だろうと書いた。
 この冬にもバースディプレゼントにボーダー柄の長袖Tシャツ(左の写真)を貰った。「もっとしっかりせい」だと私は再び考えた。

 しかし今、私は大いに恥じ入っている。
 元々娘は親(特に父親)に対して饒舌ではなかった。どちらかというと不言実行型だった。
 なので今頃ようやく私はそれを知った。それは・・・、
 「ボーダレスファッションで、障がいの壁・境界線(border)を乗り越えて一緒にファッションを楽しもう!」という#(ハッシュタグ)だったのだ。

   ということで、少し気温が上がれば大いにボーダー柄を着て#の広告塔にでもなんにでもなるつもりだ。
 読者の皆さんには、ボーダーファッションを見つけたら、「境界線を乗り越えよう」と連想していただきたい。

 右の写真は大阪市立中央図書館でのダウン症の子らの元気な写真展にて。
 その日は寒の戻りでとても寒かった。

(注) ボーダー柄とは裾や袖口に縁(ふち)と平行してライン状や帯状の縁取りをしたものをいい、横縞のことをいうのではないらしいが、元々は誤用だったかもしれないがここは普通に横縞のシャツもボーダー柄と言っておく。

   解ってるなどと言いつつ比べる目そんな自分が恥ずかしくなる

3 件のコメント:

  1.  歌の正直な気持ち、でも、それでもボーダーを着る思いやりに感動しています。
    ただ、古いファッション感覚しかもっていない私的にはボーダーが似合うのはアラン・ドロンと
    リノ・バンチェラしかいないと思っていましたから。
     私はこれからは和服を極めようと思っています。TV時代劇・「剣客商売」の秋山小兵衛の様な枯れたけれど一本筋が通った「爺さん」を目指したいと思います。

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  2.  要旨をFbに掲載したところ8人の方々から「いいね!」をいただいた。感謝!

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  3.  Fbの「いいね!」がさらに増えている。皆さん、ありがとうございます。

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