今週後半はいっぺんに気温が上がると予報士は語っているが、原稿を書いている17日段階では春は名のみで風は冷たい。
春は名のみというと、3月7日にはこのブログで冬鳥の代表格ジョウビタキを書いたところだが、今日の主人公は夏鳥のペースメーカー格のツバメである。
ホームセンターの玄関の頭上にその声を聞いた。
そして近くの池の上を群舞している。(写真)いつの間にやって来たのだ。
ついこの間「新年だ」などと言っていたのに、もう四半期(3か月)を数えてしまう。
「時よ止まれ! お前は早すぎる」 というのが実感である。
さて、わが町内はわが家の沈丁花の香りに包まれている。
花粉症を忘れてその芳香を嗅ぎに私も外に出る。
この原稿を書いていると「もしかして私は匂いフェチ?」などと変な反省をしたくなるが、沈丁花の香りを嗅ぐと「ああ年度末だ」と気が滅入る気がする。
年度替わりは人事異動の季節でもある。
その機会に人員削減があったりする。
私自身も「えっ、長谷やんが来るの?」と異動先の管理者にショックを与えたこともあるし、私自身新しい人間関係や新規担当業務で疲れた感覚がこの匂いにはまとわりついている。
友人たちは沈丁花の香りにどんなイメージを持っているのだろう。
春愁は人事異動と沈丁花
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